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高島市のサウナつき割烹オーベルジュ|Auberge RUKAWA

以前高島縁人の冊子にご登場いただいた古川さんの現在を取材しました。

オーナーの古川さん、厨房を背景に

小中高と高島に住んでいた古川さんは、高校卒業後に市外へ出て飲食の道へ。24歳で独立開業し、自分の店を持ちました。10歳まで住んでいた古民家は、祖父母が亡くなり空き家になっていました。高島の幼なじみと改装し、コミュニティスペースを兼ねた食堂として両親にプレゼントする計画を進めていましたが、新型コロナウィルスの影響で計画は白紙へ。

しかし、しっかり考える時間が持てたことで、新しい構想が生まれたそうです。

飲食の厳しさを知っているからこそ、高齢になる両親に食堂をプレゼントする形ではなく、自ら運営し新しく挑戦する方向へと切り替えられました。


Auberge RUKAWA 外観

県内初の、サウナ施設付きオーベルジュ

オーベルジュとは、フランス語で「宿泊できるレストラン」を指し、Auberge RUKAWAでは2階に寝室が2部屋、1階に本格的なサウナ施設が併設されています。水風呂に使用する地下水は、新しく井戸を掘り、汲み上げています。水質検査に合格し飲料用にも使用できる地下水は、お料理にも使用されているとのこと。専属の漁師さんから直接仕入れたビワマスをはじめとする高島の食材を使用したお料理は、オープンキッチンで視覚・味覚共に楽しんで頂けるよう設計されています。

ROOM① 山紫 -SANSHI-
カーテンは高島ちぢみ


併設されたサウナ施設は数名で入ることができる広さ。窓から外の風景を楽しむこともでき開放感があります。サウナの外には地下水を使用した水風呂も。室内・外に休憩スペースが設けられ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

サウナの内観
室内の休憩スペース

室内に飾られた琵琶湖の流木に、ロッキングチェアは朽木の木工作家さんの作品。至る所に高島の魅力を感じることができます。

ROOM① 湖白 -KOHAKU-

取材当日は古川さんのお母さんがお花を活けて持って来られるところでした。「お花があった方がいいと思って」と、玄関に彩りが添えられました。室内にも同様に活けられた花に、何だかほっこりしてしまいました。

古川さんのお母さんが活けた花器


立派な梁に土壁は、当時の面影が垣間見れる古民家の一部。古いものを大切にしながらも、全く新しい姿となりオーベルジュとしてお客様をお迎えします。

梁と土壁

Auberge RUKAWAは完全予約制。宿泊は1組限定。
2024年6月にオープンしたばかりですが、海外・県外からのお客様をお迎えし、はやくもリピートされるお客様もおられるそうです。

「ここで産まれ育った自分にしかできないものを生み出したい」
高島で育った古川さんだからそこ提供できるお料理、時間、空間、ここでしか味わえない非日常の贅沢なひとときを、ぜひ体感されてはいかがでしょうか。

取材:来見

詳細はHPをご覧ください


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