❨100❩1971.12.10 金 晴 ソベイダとオスカ

朝、年賀状とフィルムを送る。

郵便局に富士グランドの細野、大野一同から手紙が一通届いていた。
嬉しかった。
まるで手紙に飢えていたかのように、胸が踊った。


ソベイダ、オスカ、弟と四人で、俺が通って来た道の近くのプールへ行く。

滝があり、中に魚が泳いでおり、プール(人工)が三つあった。
水が冷たく美れいで、すごくいい所だったナァー

今日一日、Sobeidaとオスカとよく話した。
道を歩きながら、食事をしながら、彼女はすごく陽気で、俺に何でも聞いて来る。
18才、テレサと同じハイスクーラーだと云った。
話し好きでおどけた表情は、やはりまだ子供っぽい。

彼女の家で夜、オスカとギターで唄った。
彼も彼女も、唄はうまかった。
俺も「圭子の夢は夜ひらく」など、7，8曲うたったかな？

彼女は小さな模型の家と、アンダーシャツ、カレンダー(マリア)をプレゼントしてくれた。
オスカーも、キーホルダー、地図をくれた。

全く人の良い連中だ。
こんな友達なら世界中にほしいものだ。

今夜は町を散歩したりして、12:00amまで起きていた。