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❨618❩1973.5.10.木.晴/ボカ・チカ(小さな口)という浜へ泳ぎに行く/サント・ドミンゴ:ドミニカ共和国

ドミニカ最後の一日。
6時半起床。軽い体操。
シャツ一枚・パンツー枚、洗った。荷を整理する。

30kmの所にあるプラヤ、「ボカ・チカ(小さな口)」という浜へ、泳ぎに行く。
遠浅の海だが、ウットリする程、水は美れいだった。
それに、300m位沖に堤が作ってあるので、波も静かだ。

水中へもぐると、スバラシイ。メガネはなくとも、あの通りだった。
かって、映画でカリブの海の美しさに強く憧れたが、今その海で泳いでいる事が、不思議な気にもなった。

この辺の村の家はレンガ造りで、サッパリと美れいだ。
子供達は、スッ裸になって浜で遊んでいる。
カメラを向けると喜んで並んだ。

補強したり泳いだり寝ころんだり、4時間半位いた。

帰りは、センターの外れで車を降ろされ、ブラブラ長い回り路をして帰った。

Santo Domingoとも遂に別れの日が来た。
1ヶ月もいれば、知らず知らずのうちに、沢山知り合いが出来た。

ビザの事さえなければ、もっと楽しい生活が 出来、俺さえその気になれば、何百人でも、もっと沢山の友達が出来ただろう。

商売連中は別として、陽気で気楽に話しが出来、すぐ友達になれる人間が多い所。
住める場所だと思う。

重苦しい様な一ヶ月だったが、やはり、自分を多少なりとも考える事が出来た。

夜、ペドロの家に行く。


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