見出し画像

東海地区(愛知・岐阜・三重)へのUターン転職の際に気をつける5つのポイント

この記事は名古屋にU/Iターンを考えている方向けの記事です。注意すべきポイントを5つ書きました。この記事を読んでも意欲が変わらければ、転職活動しても成功します。逆に躊躇した場合は、もう1度考え直しましょう。笑

U/Iターン転職でイメージされるのは、勤務地が変わる以外、意外と変わることってないのでは?と思っていらっしゃる方は意外と多いです。しかし、実際は多くのことが変わります。まずはそのデメリットから説明いたします。

1.年収は下がるケースが多い

画像13

特に東京からのUターンの方は事前に心しておいてください。具体的には、同じ仕事内容であったとしても、残念ながら10~15%はダウンします。例えば、年収500万円の方は425~450万円ほどにダウンします。これが岐阜や三重になると、名古屋の相場からさらに10%ダウンします。

そのため、年収がネックになり、Uターン転職を断念される方も意外と多いです。実際、年収の話がきっかけで、実際は転職しない方も多くいらっしゃいます。感覚的にはなりますが、この年収の実態を聞くと、半分以上の方が転職活動をあきらめてしまいます。

2.求人は少ない

画像13

これも東京との比較になりますが、求人数も圧倒的に少ないです。私の感覚値で恐縮ですが、東京の求人数と比較すると東海圏の求人数は1/10とか、1/15ほどです。

つまり、気になる求人を見つけられる求人が少ない、応募できる求人が少ないことを意味します。言い換えると、自分のやりたい仕事が東海地区ではできない可能性も高いということです。


3.面接に来るのに時間がかかる

画像13

とはいえ、まずは面接でも受けてみるか!と考えても、気軽に動きづらいのがUターン転職の難しいところです。東京⇔名古屋間の新幹線で約100分、往復で、3時間20分かかります。つまり、仕事合間を縫っての面接や、半休を取得しての面接というのは現実的には難しく、1日有給を取得しての面接になります。

毎月何度も有給を取得できる方は少ないと思いますので、計画的に選考を進めていく必要性があります。


4.面接に来るのにお金がかかる

画像4

時間と共に必要になるのが『お金』です。東京⇔名古屋間の新幹線で、1万円ちょっと、往復で2万円強になります。1社毎に面接に名古屋に来ていたのでは、交通費が簡単に10万円以上かかってしまいます。

最終面接は交通費が支給される企業も多いですが、全部の企業が最終面接交通費を支給してくれる訳ではありませんし、1次面接はほぼ自腹というケースは多いです。Skype等のWEB面接をしていただける企業ももちろんありますが、対面に拘る企業が多いのも名古屋の特徴かもしれません。

そのため、Uターン転職はお金がかかるという認識を持つことが大切です。


5.体力面とメンタル面で負荷がかかる

画像5

出張が多い方は理解いただけると思うのですが、移動は拘束時間以上に体力を消耗します。そして、在職中の転職活動は、現職の業務の忙しさに加えて転職活動の時間が乗ってきます。履歴書・職務経歴書作成、面接対策想像以上に時間がかかります。

また、選考は全てがスムーズにいく訳ではないので、『お見送り』になっててもへこたれない精神も必要になります。肉体的にも精神的にもタフさが求められます。

それでもUターン転職をする理由がある

画像6

ここまでの話を聞くと、5割くらいの方はUターン転職を断念されます。私も無理をしてまで、Uターン転職は正直進めません。しかし、それでもU/I ターン転職を選択する方の支援を今までも多数してきました。

なぜ、転職されるのでしょうか?それでも転職される方の理由について、次に述べていきます。

仕事・お金<両親

画像7

例えば、御家族が年齢を重ねてきて心配に、介護で、家を継がなくてはいけなくてというところで、その切迫感から転職される方は多いです。両親が元気なうちは良いのですが、不謹慎ですが実際に何か起こると行動に移される方が多い気がします。

仕事・お金<子供、家族

画像8

お子さんが生まれたばかりで、奥様の実家の近くで、子供のフォローを受けたくて、、、。

子供が小学校に上がる前に環境を整えたくて、、、。

奥様が東京でなじめず、、、。

地元の東海地区で落ち着いた生活をさせたくてというケースも増えて来ました。家族を1番に考えて、東海地区に転職されるケースが多いです。


地元が好き

画像13

東海地区の方は地元が好きな方が多い印象があります。そのため、30歳を機にUターンとか、結婚を機にUターンという節目で戻ってこられる方が多いです。元々必ず戻るという強い意志があり、このタイミングでという方が多いのも特徴です。


東海地区で転職するメリット

画像10

厳しいことを前段で述べていますが、もちろん、メリットも多数あります。私が考える、もしくは東海地区にUターン支援してきた皆さんからお話を伺っていてメリットだと感じるのは以下の通りです。

1.家賃が安い、駐車場代が安い

これは言わずも知れた話ですね。広さはひとりをもたらします。東京よりはマイホームにも手が届きやすくなります。

2.子育てにやさしいエリアが多い

子供の医療費無料のエリアが多かったりします。特にメーカーが多い三河地区の方がより充実しています。(税収入が安定していますからね。)子供を育てるという点でも場所にもよりますが、良いエリアが多いです。


3.人がゴミゴミしていない。ほどよく田舎

画像12

電車も東京みたいに混まない。人が多すぎる!と思うことはないです。そして、東京に比べて歩くスピードはゆっくりです。これもゆとりをもたらします。

4.道路が広い

これは最初は逆に不安にもなりますが、慣れれば、運転しやすいです。マナーの話は別にして・・・。

1.2.3.は価値観によると思いますが、私は満足しています。


まとめ

優先順位に尽きるのですが、お金や仕事内容が優先順位の高い位置にある場合は、私はU/Iターンはおススメしません。ただ、家族やゆとりなど今ないものに対するあこがれや期待があるのであれば、その望みは解決する確率が高いです。住めば都という言葉もある通り、ゆとりある時間を過ごしたいのであれば、是非ご検討くださいませ。

いただいたサポートは、次のnote作成のネタになる費用に利用させていただきます。