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「読書で格差が拡大」って、本が読めない人にとっては辛い時代かも…。『これからの会社員の課題図書』

『これからの会社員の課題図書』は、読書で成長するためのビジネス書です。
「読書:読んでいる人とそうでない人の差はすごく大きい」「人間としての覚悟は、小説・マンガで磨かれる」「読書は人の幅や器を広げる道具」など、読書の効能を示してくれます。
特に「読書のビジネスへの効果:失敗をしにくくなる」は、失敗が評価基準になっているサラリーマンにとって朗報です。
「専門家とは、特定の領域において起こりうる、すべての失敗を経験した人である」とあるように、ビジネス書や専門書を読めば、失敗事例を先に知ることができ、同じような失敗を回避することができます。
「いつも同じような失敗をしてしまう」と悩んでいるサラリーマンは、読書の習慣を身につけることから始めましょう。

「わからず屋は、自分に世の中を適合させようと頑張る」「価値を突き詰める:本質を掴む」「他人を出し抜く:他の人がやってないことをやり抜く」などを通して、自分の器を広げる道具としての本の活用方法を模索できます。
特に「テスラ:本体は同じ/ソフトウエアで変えている」は、物つくりの思想とソフトウエアの思想との違いを如実に表しています。
トヨタなどの既存の自動車会社は、エンジンなどの本体を変えることでグレードを変化させています。
しかし、テスラは、本体は同じまま、ソフトウエアで制限をかけることで、グレードの違いをつくり出しています。
日本の製造業は、ソフトウエアの思想を注入しないと生き残れないかもしれませんね。

#これからの会社員の課題図書 #田端信太郎 #SBクリエイティブ  

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