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ハードル下げてテンション上げる - EFOの肝 -

こんにちは。Webマーケターの朝山です。

EFO(エントリーフォーム最適化)をやっててわかったことをちょびちょび書いていこうと思います。

今回は「1問目を回答してもらう」ことの重要性について。

多くのユーザーは1問目を回答する前に離脱している

まず、あなたのフォームのどこでユーザーが離脱しているのかを把握することをオススメします。

GTMでフォームの各要素のクリックイベントを設定しておけば、GAで離脱ポイントを把握することができます。

無料だし、超簡単です。

参考:Googleタグマネージャーでイベントトラッキングを測定する方法~クリック測定~

この計測によって、「ほとんどのユーザーは1問も回答せずに離脱している」ということに気づけます。

ちなみに僕のサイトのフォームでは、項目ごとの平均離脱率が15%なのに対して、1問目の離脱率は70%を超えているというヤバさでした。

逆に言えば1問目さえ回答してくれれば、「せっかく記入したんだから最後までやるか」的なテンションで記入を完了させてくれる可能性が高いってことです。

1問目を回答してもらうための工夫を紹介します。

心理的ハードルを下げる

1問目回答への心理的ハードルを徹底的に下げましょう。

不安を感じさせない

ユーザーに不安や不信感を感じさせないようにします。

・1問目で個人情報は聞かない
電話番号とかクレジットカード番号などの個人情報を1問目でいきなり聞くとユーザーは身構えます。個人の特定に繋がらない項目のほうが安心して回答してくれます。

・信頼性をアピールする
あなたのサービスの信頼性を伝えられるものがあれば表示するようにしましょう。
例えばプライバシーマーク、行政からの認可番号、上場企業であることとか色々あると思います。


脳みそを使わせない

質問が難しかったり、回答に時間がかかるとユーザーはストレスを感じます。

可能な限りストレスを感じさせないUIにしましょう。

・一度に表示する項目数を減らす
特に項目が多いフォームの場合、縦長に項目がぞろぞろと並んでるとユーザーは戦意喪失します。

質問項目が多い場合は複数ステップ形式にして、一度に見せる質問項目を減らしましょう。

ファーストステップは1問のみ表示するのがオススメです。

・テキスト入力させない
特にスマホの場合、テキスト入力はユーザーにとってストレスになります。
僕のサイトで計測したところ、テキスト入力項目はラジオボタンやチェックボックスなどと比べて平均的な離脱率が6倍以上高かったです。

セレクトボックスでも良いですが、選択するまでに「セレクトボックスを開く」「選択肢を選択する」という2動作があるので、究極を言えばラジオボタンやチェックボックスのような1動作で回答を完了できる項目が超ベストです。

・選択肢を最小限に絞る
ラジオボタン、チェックボックスなどの選択肢が多すぎると、自分の回答を見つけることが難しくなります。
ユーザーが選択肢を一瞬で認識できるよう、必要最低限の選択肢に絞る必要があります。

テンションをぶち上げる

ハードルを下げると共に、ユーザーのテンションをぶち上げて入力を進めてもらいましょう。

ユーザーが得られるベネフィットを強調する

フォームを入力することでユーザーにとってどういうメリットがあるのかをファーストビューで伝えます。

例えば、漫画読み放題サービスだったら「○万冊の漫画が読み放題!」とか。
中古車販売サービスだったら「未公開車両をご紹介!」みたいなワードとか、人気のある車のスペック例を見せるのも良さげです。


改善を回し続ける

今回書いたことはEFOノウハウのほんの一部に過ぎないです。

僕もテストを回す中で毎回新しい発見があります。

完璧なフォームができたと思わず、常に改善を回し続けるのが大事なんだなって実感しています。

またなんかEFOについて書きますね。

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