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Venture Café Tokyo:イノベーションコミュニティ

先日、虎ノ門ヒルズカフェにて毎週木曜日に実施されているVenture Café Tokyoに参加しました。様々なイベントやミートアップを通じて社会に
イノベーションを生み出そうというコミュニティです。
また、アルコールを含むドリンクが3杯まで無料で飲めるというなんとも
太っ腹なイベントでした!

Venture Café Tokyoとは
公式サイトでは以下のように、紹介されています。

Venture Café Tokyoは起業家や起業を志す人、投資家、研究者等、多様なイノベーター達が集い、繋がり、これまでにないイノベーションを社会に対して生み出すコミュニティです。
Venture Caféは米国東海岸のイノベーション拠点であるCIC(Cambridge Innovation Center)の姉妹組織としてイノベーションの第1歩目を踏み出す充実した支援のために2009年にボストンで設立されました。Venture Café Tokyoはその拡大するグローバル・ネットワークの中でアジアで初めての拠点です。

日本では森ビルなどのスポンサーシップのもと運営されている非営利の組織のようです。先日は、経済産業省が支援するスタートアッププログラム
「J-Startup」のイベントも実施されました。

ミートアップ
受付にてチェックインをすると、3階のビアバーにてドリンクを注文することができます。(ドイツビール含む5種類の生ビールが3杯まで無料!ビール好きな私としてはそれだけでも来る意味があるイベントです。)

この日も200人以上の集客があったそうですが、このコミュニティの特徴として「グローバル」が挙げられます。
私が今回知り合った方々も、シリコンバレーで起業し最近日本向けの人材サービスを立ち上げた日本人の方、ボストンで日本向けコミュニティ運営をされているアメリカ人の方、六本木でコワーキングスペース運営をされている台湾人の方と多様なバックグラウンドをお持ちでした。ビジネスに直結はしないまでも、多様な視点からディスカッションができる環境は刺激的です。言語も日本語と英語が入り混じっていました。

イベント:イノベーションコミュニティマネージャー
また、この日はイノベーションコミュニティマネージャー3名によるパネルディスカッションに参加しました。Creww、ゼロワンブースター、Tech in Asiaからそれぞれコミュニティマネージャーの方がいらしてパネルを行います。

パネルの方々の会話を通じ、同じイノベーションコミュニティといえど、目的や方法論はそれぞれ異なるということを改めて認識しました。
常設なのかイベント実施なのか、スペースを保有するかしないか、具体的なKPIを設定するかしないかなどなど、目指すゴールによって適した方法も異なります。その中で優劣があるのではなく、ビジョンを実現するために最適な方法を選んでいくことが重要と感じました。

またいずれのコミュニティでも起業家同士の横のつながり、困ったことがあった時に助け合えるコミュニティを目指しているとのことでしたが、起業家が直面する課題を解決できるのは必ずしも起業家ではないようにも思います。

例えば、資金調達、マーケティング、採用、プロダクト開発など個別の課題に対しては、起業家よりもその道のプロに相談したほうが効果的です。このようにその道のプロも巻き込んだコミュニティや組織がイノベーション創出に有効なのではないかと最近考えています。
このような仕組みは海外ではスタートアップスタジオと呼ばれ、日本でも徐々に事例が生まれ始めています。この点についてはまた別の機会に書きたいと思います。

その他にもこの日にはCIC創設者のトークイベント、J-Startupの対象企業であるエクサウィザーズ社や、ブロックチェーンに関するパネルディスカッションなどがあったようです。毎週異なるテーマでプログラムを実施しており、週によって集まる人の層も違いそうですね。

イベントの情報
Venture Café Tokyoでは毎週木曜日の16:00-21:00に様々なイベントを実施しています。
http://venturecafetokyo.org/
イベントだけでなく、ネットワーキングの場としても面白く、引き続き参加しようかと思います!

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