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最初10年の金利が大きく左右する!住宅ローンの金利支払いを抑える肝とは?

今日は、「住宅ローンの金利を抑えるためどうすればいい?」というお話をしようと思います。「変動金利と固定金利、どっちがいいの?」というお話にも繋がりますので、最後までご覧下さい。

住宅ローンならではの返済方法

元利均等返済」、この言葉、聞いたことありますか? 毎月の返済額は変わらないけど元金と利息の割合が月々変わる、という返済方法のことです。なお「元金均等返済」というのもあるんですけど、選ぶ人はほとんどいませんね。1%にも満たないのでは?

では、元利均等返済の具体的な計算を見てみましょう。例えば、元本が3,000万円、35年払い、金利が0.5%(一般的な変動金利の水準です)の場合、毎月の返済額は77,876円になります。そのうち、初回の金利は12,500円。それがだんだんと減っていき、210回目では6,553円、最終回ではなんと32円にまで減ります!

この理由はとても単純で、元本を毎月返済するので残りの元本がどんどん減るからです。金利は残った元本に対して発生しますから、返済が進むと金利も少なくなるわけです。

住宅ローンは最初の10年が肝

逆に言えば、返済初期の金利負担は重いということです。では、どれぐらい重いのでしょうか? 先ほどの前提をもとに計算すると、最初10年間で支払う金利は130万円。一方、35年間での総額は270万円です。つまり、最初の10年間で支払う金利が、総額の半分(48%)も占めるのです。

このことから何が言えるでしょうか?それは、「最初の10年間の金利をいかに低く抑えるか」がポイントだということです。最初の10年間を低金利で乗り切れれば、35年間の金利総額も少なくなります。

2023年6月の時点で、一般的な住宅ローンの変動金利は0.3~0.5%、固定金利は1.7%程度です。つまり、変動金利と固定金利の選択については「金利が上昇したとしても、それが返済前半に起きなければ、変動金利を選ぶほうが有利」という見方ができます。

住宅ローンの返済の仕組みを理解すると、「どうすれば金利総額を抑えられるか?」「変動と固定どちらがいいのか?」についても、自分なりの見方を持つことが出来ます。是非、覚えておいてくださいね♬

私の意見ですか?
・高金利の固定金利を選んで、わざわざ最初からたくさん金利を払う意味が無い
・最初の10年を低金利でやり過ごすためにも変動金利の方が良い
と考えています。

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