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[挫折の乗り越え方]プロになるのを諦めようと思ったことがありました。

こんばんは。

前回の記事を見て思ったのですが、事実を述べただけの面白くない記事になっていました。
文を書くのは難しいですね。
更新頻度もなるべく上げたいと思っています。

前回の記事は前編後編に分けようと思っていたのですが、後編は封印するか、いつか書くことにします。

今回書くのは、「プロになる事を辞めようと思ったあの時、どんな思考になり、どんなアクションを起こし、どんな結果が出た」ことで実際にプロになることができたのかをお伝えします。

僕がプロになる事を諦めようと思ったそのときを、とても鮮明に覚えています。
高校2年生のとき、青森で行われたインターハイの個人戦、3回戦で敗れたときでした。

3回戦負けだとベスト32なので、自分より強い人が何十人もいるわけです。
プロになれる人間は毎年大体1〜4人。
このままじゃ到底無理じゃね?って感じですよ。ましてや世界で活躍したいなんて、考えられない結果です。

そんな結果を受けて、「あーもうプロになるなんて無理やな。普通に大学行って普通に就職して普通に生きていこ。」
という思いになりました。(普通なんてこの世にないんですけどね)

そんな風に思いながら、会場で勝ち残った選手たちがやっている試合をボーッと眺めていました。
20面以上にわたってコートが並び、みんなが試合をしている光景です。

そのときに、ふと思いました。
「この人たちみんな大学行っていいところに就職して、そこそこ働いて、そこそこいいお給料もらって生きていくんやな」
と。
その時に自分はなぜか猛烈に「嫌だ」と思いました。
目の前のみんなが歩んでいくような人生と同じではなく、みんなが進めない世界、なれない人間になりたいと強く思ったんです。
思うと昔っから人と同じということを嫌う人間だったかと思います。

そこで本当に覚悟を決めて、プロになろうと決意しました。

そのときプラスアルファでですが、母親にもプロになることを諦めようかなとチラッと話していました。
すると、簡単に「諦めれば?」と言われたんですよね。それには拍子抜けして。
けどその言葉の中には、そんなダサい生き方をする人にはなって欲しくないという思いが込められていたように感じました。

、、真意はわからないですが。少なくとも僕はそんな印象を受けました。

簡単に諦めれば?なんて言うなよとは思いましたが、ここでこの選択から逃げてしまったら、一生逃げる人間になってしまいそうだなと思いました。
プロを目指すにあたり厳しい道が待っているのはわかっていましたが、それ以外の選択肢が僕にはありませんでした。
常に二者択一の選択肢の中で、楽だからといって道を選んだことはありません。どちらがよりなりたい自分になれるかで道を選んできました。

その後はプロになる為に何が必要か、ひたすら考えて生活をしました。
練習を一生懸命やるのは当たり前で、どんな大会に出たり、どういう風に練習したり、トレーニングしたり、何を食べればいいか、何を付け加えればもっと勝てるか、目の前の試合に勝つことがどういうことか、負けるとどういうことか。
あらゆることを考えました。

自分へかけるプレッシャーやストレスも増えました。高校の監督や親にもわがままを聞いてもらいました。孤独と戦う時間も増えました。

ただ、自分に逃げずに努力をすれば、苦しいこと、辛いこと、上手くいかないことの中でも、結果が出てくるんです。
自分が目標としている結果にも近づいてきました。

その後は世界のトップ選手と戦えるようになり、グランドスラムのジュニアの部に4回出場し、勝つこともできました。

18歳の時に現世界1位のメドベデフに勝ったことは、引退した今になるといい自慢話になるのかなと。笑

そうした結果に繋げることにより、18歳で高校を卒業すると同時にプロになることができました。

またまたここからとんでもなく沢山の人にお世話になりながら、僕のプロとしてのテニス生活が始まるわけです。


、、というのが、プロになるのを諦めようと思ったときに自分が感じたことや、乗り越える為に必要だった思考法です。

こういった記事が皆様にどれだけお役立ちできるかは分かりませんが、自分の経験を記すことで誰かのお役に立つことができていたら嬉しいです。

またなるべく早く記事を更新します!
読んでいただきありがとうございます^ ^



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