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心をエグる3つの課題 〜本科出題エッセイ〜

1ヶ月半の長い戦いを終え、原稿用紙14枚分をお納めしました。
心をエグッた課題は下記の3つ。僕にとってどれも手強い相手でした。
ただ、自らを見つめ直す良い時間になりましたのでお時間ある方は作文をオススメします。

課題1. 一番情熱を持って取り組んだ仕事

これはネーミングライツ(AGF鈴鹿陸上競技場)だなとすぐに浮かんだのですが、なぜ熱中できたのか、自身の強みをどう生かしたのか、何を成し遂げたのか、なぜ?なぜ?を繰り返すと自信がなくなってきました。
ここはロジックツリーで、エピソードをグループ化して何が言いたいのかをまとめました。
やはり、自身にとってゆかりのある「土地・企業・仲間」と手がけたこと、自身の得意なことで恩返しができる機会だったことが大きいと感じています。

課題2. これまでに直面した最大の失敗/困難な経験

この課題が1番キツかったです。と言うのもアスリートにありがちだと思いますが、「困難や障壁」を成長の「糧」に変換する癖がついているので、すぐに困難が浮かびませんでした。
ただ、失敗なら明確に感じている試合があるので、それだろうなと考えていました。誰も知らないと思いますが、高校1年時の東海総体です。24人中24位、最初の高さで記録なしでした。結果を残せなかった試合はいくつもありますが、試合に対する意識が桁違いに低かった「唯一の試合」だと思っています。詳細は割愛しますが、その後の1年間は気持ちを入れ替え、1年後、全国高校総体に駒を進めることができました。以降の競技人生は、この1年の延長線上と感じています。
懐かしい記憶と原体験を思い出す時間になりました。

課題3. これから社会に対して成し遂げたいこと

これはすでに固まっていたので、枠組みはすぐに決まりました。
① 自身の競技経験を活用した人財育成
② 次世代アスリートの支援
③ スポーツチームをサポートする仕組みを作る
ただ、大学院で何を学び、どう活かしていくかまで具体化できていなかったので、深堀りが必要でした。思っていることが意外と文字にできず、文字にできても全く繋がりがなかったりと、やや心配になりました。
ただ、唯一未来を考える課題であったので、大きく振ってみたり、根本から覆してみたりと、自由度を持って考察できたかなと感じています。


文章を作成するにあたり、クリティカルシンキングのアドバイザーの方と会社の部長には、大変助けていただきました。本当にありがとうございました。
スルーしたい箇所もあり、心エグられる時間もありましたが、総じて有意義な時間を過ごすことができたと感じています。

自身の価値やスポーツのあり方を見つめ直した1年間を1つのエッセイとして残すことができ、気持ちよく2021年を迎えられるかなと感じています。

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