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鍛冶屋の仕事

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日本最古の刃物産地、兵庫県小野市。そこで鍛冶屋の後継者育成ワークショップに通う筆者の日々をつづる。
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記事一覧

鍛冶屋の仕事 Vol.6|これからの鍛冶屋が受け継ぐもの

 「ここ5年ぐらいで、たくさんの中古機械が出回るだろう」  というのは、仕事を見てもらっ…

川口貴史
2日前
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鍛冶屋の仕事 Vol.5|奥深き熱処理の世界

 ナイフのテスト焼き入れをしたときのことだった。  以前の焼き入れ方法では、一定数の焼き…

川口貴史
9日前
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鍛冶屋の仕事 Vol.4|親方のいない鍛冶工場

 ワークショップに通いはじめて1年が経過した。  ナイフの生産はずいぶん手馴れてきたもの…

川口貴史
2週間前
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鍛冶屋の仕事 Vol.3|鍛冶屋の打つ道具。日本を日本たらしめるもの

 鉄を赤めてたたく。そうして作られた道具を当たり前のように使っていたのは、ほんの数世代前…

川口貴史
1か月前
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鍛冶屋の仕事 Vol.2|地元の産業を未来へ紡ぐ。富士山ナイフ青紙リリース

 ぼくが通うワークショプが、クラウドファンディングを開始した。  2018年7月に、兵庫県小…

川口貴史
11か月前
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鍛冶屋の仕事 Vol.1|鍛冶屋(見習い)はじめました

 ワークショップの扉を開くと、ベルトハンマーを打つ大きな音が脳天を貫いた。お花ばさみ職人…

川口貴史
1年前
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