マッチングアプリ :ハイスペ男性がデートで考えていること

このNoteが目指すゴール - なぜ貴方は素敵な女性と付き合えないのか -

【ある男性Aと女性Bのマッチングシーンを想像してみてください。】
・男性Aは、明治大卒・金融機関勤務、33歳、身長は171cm。
・マッチングアプリPairsで8/3に、看護師26歳の女性Bとマッチング。女性Bは、学生時代はグラビアアイドルをしており、スタイルや外見のレベルは高く、人気会員の1人。
・LINEは毎日3往復、8/8にデートを打診。8/15に会うことになった。
・予約した店は、東京カレンダー掲載店で男性Aのお気に入り。食べログ3.35点、価格帯は6000円〜7999円、鉄板焼き店@麻布十番。
・服装は紺のスーツ、3ピース、会社から、鞄は持たず一旦外出。
・会計は、15,000円。財布の手持ちに12,000円しかなかったため、12,000円のみ男性Aがその場で支払い、その場では女性に3,000円負担してもらった。

「なぜ全力を出し切ったのに、自分のデートが次回アポに繋がらなかったのか?」

その原因を自分で特定して、「次回デートでは同じ過ちをしないこと」、ひいては「好きな異性と付き合うためのプロセスを学ぶこと」がこのNoteの目標です。

勿論、究極的には、「なぜ自分のデートが次回アポに繋がらなかったのか?」に対する回答は、「デート相手から、自分の何がダメだったのかを聞く」以外には得られませんが、フェードアウトすることを選んだ相手が、自分に本心のフィードバックをしてくれることはマレでしょう。

なぜなら、相手の女性側には、振った男に”もっといい男”になってもらうメリットがないからです。さらには、女性が親切に本心のフィードバックを男性にすることで、下手に男性側のプライドを傷つけてしまい、男性が逆上してしまうリスクがあります。

まとめ
・相手の女性から本心のフィードバックをもらうことが現実的でない以上、「自分のデートが次回アポに繋がらなかった理由」を、男性は自分で見つけ出す必要がある

ハイスペ男性がモテる理由は本当は「金」や「学歴」ではない

自分や友人を含め、東大出身で医者や弁護士、外資金融・外資コンサル・総合商社等の士業や一流企業に就職している男性は確かにモテているとは思います。感覚的に、モデルやグラビアアイドルとの合コンも少なくないし、女性に困っている男友達は正直少ないです。

では、なぜ彼らがモテているのか?

勿論、年収や学歴が、自分や友人のモテ力を支えている部分も相応にあると思います。「この職業だからこそ出会えた女性」もいたと思います。

収入や学歴がモテを支える重要な要素の一つであることは否定しませんが、「収入」や「学歴」が高い男性全員が「満足な恋愛体験」を積み重ねているというわけではないのも事実です。

なぜなら、「収入や学歴が高いことでモテる男」は「収入や学歴が高いことでモテる男同士」で競い合う必要があるからです。

例えば、東大卒総合商社の男性Qさんは、確かに通常の一般企業勤務の男性よりは、年収や就職偏差値等の表面上の”スペック”では恋愛上優位であると言えます。

しかしながら、東大卒総合商社男性Qさんが合コンを設定した場合、あえて他の職業の男性を呼ぶよりは、「総合商社の同期」で合コンに参加する、というのが一般的でしょう。結果として、「男性Qさんの恋愛におけるライバル」は、一般企業勤務の男性ではなく、同じ「東大卒総合商社勤務の男性Rさん」になるわけです。

東大卒総合商社Qさんが、東大卒総合商社Rさんよりもモテる場合、その理由が何か?

ひいては、東大卒総合商社勤務の男性が相応にいる中で、Qさんがモテる場合、なぜ(Rさんより)東大卒総合商社勤務のQさんがモテるのか?(=同じスペックの男性同士を比較して、なぜある男性だけがモテるのか?)

という理由を理解することが、「モテるために重要なこと」ということになります。

「〇〇勤務だからモテる」「イケメンだからモテる」と言った表面的な議論にとどまらず、「モテるために重要なこと」を可能な限り文章に落とし込むことがこのNoteの目的であり、その理由を、僕はこのNoteにおいて「思考の持続力」と呼びます。

勿論、その「思考の持続力」は、努力や考え方を身につけることで磨くことができ、結論から言えば、私のこのNoteでの結論は、「思考の持続力」が高い男がモテるということになります。

思考の持続力とは何か

女性を落とすために必要なことは、「相手の女性の気持ち」という「ブラックボックス」を、100%理解することは無理だとしても、「80%」、「90%」できれば「99%」理解できるように、女性と一緒にいる時間のあらゆるサインを見逃さず、頭を使い、女性が求めていることを充足させるように努めることです。これが私の考える「思考の持続力」です。

自分は、とにかく女性との会話の際には頭を使います

女性はやはり男性より人の気持ちを読み取る能力が高く、あらゆる細かなコミュニケーションを通じて、「男性が本当に女性のことを好きなのか」ひいては、「自分の彼氏としてふさわしい男なのか」ということを冷徹に判断していると思われるからです。

したがって、男性は必然的に、デートのあらゆるシーンにおいて、女性の厳しい目に晒されながら、他の男よりも素敵な男であることを示す”素敵なおもてなし”を常時提供する必要があるわけで、そのために必要となるのが「思考の持続力」です。

あえて誤解を恐れず言えば、「頭のいい男性が女性を落とすために行っていること」「頭の悪い男性が女性を落とすために行っていること」多くの場面で異なります。「頭の悪い男性は考える能力が低い」=「女性の気持ちを想像する能力も低い」と想定されます。

頭を使うことについては、やはり高学歴男性が特異な分野であることから、「思考の持続力が高い」→「高学歴男性」→「就職先も良い」→「年収も高い」→「モテる」という好サイクルになるのは事実ではあるのですが、あくまで「モテる」男性は、「高学歴だからモテる」のではなく、「就職先が良いからモテる」のではなく、「年収が高いからモテる」のでもなく、「思考の持続力が高いからモテる」ということです。

以降では、「思考の持続力」の具体的な中身、それはつまり「ハイスペ男性が、デートで女性を落とすために考えていること」を説明していきます。

想定する読者
・「自分的にはやり切ったのに、次回アポが決まらない・・・」ことが続いている男性で、逆にモテる男性がどうやって女性を口説いているのかを知りたい方
・「デート中はこれでもかと口説かれていたのに、結局ハイスペ男性の本名彼氏になれない」女性で、ハイスペ男性の思考の本音を知りたい方

非モテにありがちな「ストーカー思考」

改めて記載しますが、「女性を落とすために必要なこと」は、「相手の女性の気持ち」という「ブラックボックス」を、100%理解することは究極的に不可能であっても、80%、90%、できれば99%、と理解できるように、女性と一緒にいる時間のあらゆるサインを見逃さず、頭を使い、女性が求めていることを満足させるように努めることです。

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