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【デジタルMATSUMOTOの考察(2024/5/20)】AI事業者ガイドラインの解説ウェビナー振り返り

5/13にAI法研究会で行われたAI事業者ガイドラインの解説ウェビナーでプレゼンテーションとパネル参加してきましたので、デジタルMATSUMOTOにもリアル松本がいただいた質問と同じことを聞いてみました。

結果的に、デジタルMATSUMOTOの回答内容はうわべ的で、全くリアル松本の考えと異なっていましたので、今回は修正内容も含めてご覧いただければと思います。
(GPTをエンジンにするとAI倫理に配慮し過ぎた学習がされているのか、全く本質的なことを答えてくれないですね・・・)

ちなみに、リアル松本がウェビナーで解説に用いた資料(松本説明パートのみ)を抜粋しましたのでご参考まで

本日のお題

・AI事業者ガイドラインが出て、企業はやることがいっぱいだという悲鳴も出ているようですが、何から始めればよいのでしょうか?

リアル松本
※ウェビナーでいただいた質問です

デジタルMATSUMOTOの回答

AI事業者ガイドラインが公表され、企業にはこれを適用していくための多くの作業が待ち構えています。この状況に対して、企業が何から手をつければ良いのかという問いに対し、ポジティブな立場から考察を進めていきたいと思います。

まず、AI事業者ガイドラインの目的は、AI技術の健全な発展と社会実装を促進することにあります。この目的を達成するためには、企業がガイドラインをただ遵守するだけでなく、その精神を理解し、組織の文化として取り込むことが重要です。(✅リアル松本のコメント:ガイドラインは聖書ではないので、この解釈は誤りです。)これは、単にルールを守るという行為以上に、AI技術を用いたサービスが社会に与える影響を深く考慮し、その責任を自覚することを意味します。

企業が取り組むべき最初のステップは、ガイドラインの内容を徹底的に理解することです。(✅リアル松本のコメント:違います。ガイドラインの全てを理解する必要はなく、AI戦略やAIサービスに応じて重要なポイントにフォーカスすべきです。)内容の理解を深めることで、ガイドラインが何を目指しているのか、企業にとって守るべき重要なポイントは何かが明確になります。この過程で、経営層から現場の社員まで、全員がAIガイドラインに関する知識を共有し、意識を高めることが求められます。

次に、ガイドラインを組織の運用に落とし込むための具体的な計画を立てる必要があります。これには、AIを利用したサービスや製品開発の各段階において、倫理的な考慮をどのように組み込むか、どのようなリスクが存在し、それに対してどう対応するかを明確にする作業が含まれます。また、社内での教育や研修プログラムを整備し、AI技術の適切な使用方法や倫理観を育成することも重要です。

さらに、ガイドラインに対する取り組みは、社外に対しても透明性を持って行うべきです。AI技術を利用したサービスの利用者や社会に対して、その安全性や倫理性をどのように確保しているかを積極的に発信することで、信頼関係を築き、社会全体のAI技術への理解と受容を促進することができます。

また、AI事業者ガイドラインの適用は、企業が直面する課題だけでなく、大きなチャンスでもあります。ガイドラインに沿った取り組みを通じて、企業はAI技術の安全性や倫理性を高めることができ、これは企業の持続可能な成長に直結します。さらに、社会の信頼を獲得し、AI技術のポジティブなイメージを構築することで、新たなビジネスチャンスを生み出す可能性もあります。

結論として、AI事業者ガイドラインの適用にあたっては、企業がその目的と精神を深く理解し、組織全体で取り組むことが重要です。これは、企業にとって多くの作業を意味しますが、同時にAI技術を健全に発展させ、社会に有益な形で貢献するための大きな機会でもあります。企業がこの機会を生かし、AI技術のポテンシャルを最大限に引き出すことが、社会全体の発展につながるでしょう。

デジタルMATSUMOTO

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回答時間:0:01:24.465793
入力トークン数:22779
出力トークン数:1184

参照した知識情報

2024-05-12時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:20.723]そのルールは何のために作っていますか?
参考情報:https://note.com/takash/n/na71b56c1217c
2024-03-17時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:3.176]AI事業者ガイドラインのパブリックコメントを受けて
参考情報:https://note.com/takash/n/n30c85693cced
2024-05-03時点の知識[カテゴリ:ビジネス、類似度:1.74]AIが活躍する時代におけるコンサルタントの在り方について
参考情報:https://note.com/takash/n/nd37185bd496d
2024-03-21時点の知識[カテゴリ:AIの社会実装、類似度:1.681]エヌビディアCEOも指摘する「日本独自のAIモデル開発のすすめ」
参考情報:https://note.com/takash/n/n9338baa43b5a
2024-03-06時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:1.635][実践AIガバナンス]企業全体で変化に対応し続けるアジャイルなAIガバナンス
参考情報:https://note.com/takash/n/nd71d98c0de46
2024-04-11時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:1.478]「AIこわい・」プラットフォーマーこわい?
参考情報:https://note.com/takash/n/nc73cd61c8ed2
2024-03-29時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:1.338]【実践AIガバナンス】AIに影響するルール形成
参考情報:https://note.com/takash/n/n7abe0f7677db
2024-03-24時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:1.304]「AI時代の知的財産権検討会」の中間とりまとめ骨子
参考情報:https://note.com/takash/n/n6538fc38d0ba
2024-04-08時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:1.236]「AIこわい・」AIの社会実装が進んで大丈夫なのか?
参考情報:https://note.com/takash/n/nb23fab236d3a
2024-03-10時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:1.143][実践AIガバナンス]汎用目的AIサービスにおけるリスクマネジメント
参考情報:https://note.com/takash/n/nb3f718164908

MATSUMOTO間の比較検証

リアル松本が含めて欲しかった論点

リアル松本が含めて欲しかった論点は以下の通りでした。

①まずAIでどんなバリューを出したいかを考える
②企業内の風通しの良いコミュニケーション
③日常的にAIを使いながら、適切なガバナンスを検討する
④議論の解像度を高めて、具体的なAIサービスで検討する

リアル松本

これらの論点が考察に反映されているか、デジタルMATSUMOTOに聞いてみると・・・

①【〇】→【✕】
テキストでは、AI事業者ガイドラインの目的を理解し、その精神を組織文化として取り込むことの重要性が強調されており、これはAIでどんなバリューを出したいかを考えることに直結しています。AI技術を用いたサービスが社会に与える影響を深く考慮し、その責任を自覚することが述べられています。
(✅リアル松本のコメント:違います。ガイドラインはソフトローでありその精神を強要していません。企業はまず「AIによって実現したいパーパス(ビジネス価値や社会課題解決)」を検討することが最も重要です。)

②【〇】→【✕】
テキストでは、経営層から現場の社員まで、全員がAIガイドラインに関する知識を共有し、意識を高めることが求められている点が指摘されています。これは企業内の風通しの良いコミュニケーションを促進するアプローチと言えます。
(✅リアル松本のコメント:言いたいことと全く違います。組織全体を「ガイドライン信者」にするのはダメです。組織内でのコミュニケーションの風通しを良くして多様な視点で対話することが重要です。)

③【〇】→【✕】
テキストでは、AIを利用したサービスや製品開発の各段階において、倫理的な考慮を組み込むことやリスクへの対応が明確にされています。これは日常的にAIを使いながら、適切なガバナンスを検討することを示唆しています。
(✅リアル松本のコメント:言いたいことと違います。多くの従業員が身近なAIサービスを日常的に用いてAIを正しく理解することが、ガイドラインを読み込むことよりも重要です。)

④【✕】
テキストは、AI事業者ガイドラインの適用という一般的な枠組みについて語っており、具体的なAIサービスの例やそれに関する詳細な検討は含まれていません。したがって、議論の解像度を高めて具体的なAIサービスでの検討が反映されているとは言えないため、この点は【✕】となります。

デジタルMATSUMOTO

デジタルMATSUMOTOの回答(やり直し)

今回は全く論点を反映できていませんでしたので、以下の指摘事項を踏まえて再作成してもらいました。

・ガイドラインはソフトローでありその精神を強要していません。企業はまず「AIによって実現したいパーパス(ビジネス価値や社会課題解決)」を検討することが最も重要です。)
・組織全体を「ガイドライン信者」にするのはダメです。組織内でのコミュニケーションの風通しを良くして多様な視点で対話することが重要です。
・多くの従業員が身近なAIサービスを日常的に用いてAIを正しく理解することが、ガイドラインを読み込むことよりも重要です。
・抽象的な議論よりも、具体的なAIサービスでの検討に解像度を高めて検討することが重要です。

リアル松本

AI事業者ガイドラインに関する議論は、現代社会においてAIの適正な統合と利用に向けた重要なステップです。この導入は、企業や組織が直面する課題に対して明確な指針を提供し、AI技術の健全な発展を促進することを目的としています。私はこのプロセスに対してポジティブな立場を取りますが、その適用には柔軟性と実践的なアプローチが必要だと考えます。

まず、企業がAIによって実現したい「パーパス」を明確にすることが重要です。AI技術の導入は単に新技術を利用すること以上の意味を持ち、企業のビジネス価値や社会課題解決に貢献するための手段となり得ます。企業がAIを活用する上での具体的なパーパスを検討することは、AI技術の適切な方向性を定める上で非常に重要です。

次に、組織内でのコミュニケーションの風通しを良くして多様な視点で対話することは、AI技術の社会実装において特に重要です。AIに関する意思決定は専門家だけではなく、多様なステークホルダーの参加と理解が必要です。そのため、組織内で異なる背景を持つ人々が自由に意見を交換し、共通の理解を深める環境を整えることが、AI導入の成功において欠かせません。

また、従業員が身近なAIサービスを日常的に用いてAIを正しく理解することが、ガイドラインの理解を深めるよりも重要であるという視点は、AIの普及と教育において非常に示唆に富んでいます。AIを取り巻く環境や可能性、リスクを実践的に学ぶことで、ガイドラインの背後にある倫理的、社会的な価値を自然と理解できるようになります。これにより、AIに関連する決定を下す際に、より豊かな知識と理解に基づくことが可能です。

最後に、抽象的な議論よりも、具体的なAIサービスでの検討に解像度を高めて検討することが重要であるという指摘は、AI技術の実践的な適用において非常に重要な指針を提供します。具体的なサービスやケーススタディを通じてガイドラインを理解し適用することで、理論だけでは把握しにくい実際の課題や解決策が明らかになります。これは、ガイドラインを現実のビジネスや社会へと翻訳する上で、非常に有効なアプローチです。(✅リアル松本のコメント:ガイドラインは所詮ツールであり、バイブルではないという点を追記します)

総じて、AI事業者ガイドラインの適用に際しては、企業や組織が目指すべきパーパスの明確化、組織内の多様な対話、従業員のAIリテラシーの向上、そして具体的なサービスへの適用を通じて、ガイドラインを有効に活用することが重要です。これらのアプローチを取り入れることで、AI技術の健全な発展と社会実装を促進し、企業と社会にとっての大きな機会を最大限に生かすことが可能となるでしょう。

デジタルMATSUMOTO

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回答時間:0:00:55.772736
入力トークン数:21376
出力トークン数:1241

参照した知識情報

2024-05-12時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:20.723]そのルールは何のために作っていますか?
参考情報:https://note.com/takash/n/na71b56c1217c
2024-03-17時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:1.598]AI事業者ガイドラインのパブリックコメントを受けて
参考情報:https://note.com/takash/n/n30c85693cced
2024-03-06時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:1.33][実践AIガバナンス]企業全体で変化に対応し続けるアジャイルなAIガバナンス
参考情報:https://note.com/takash/n/nd71d98c0de46
2024-04-11時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:1.148]「AIこわい・」プラットフォーマーこわい?
参考情報:https://note.com/takash/n/nc73cd61c8ed2
2024-03-10時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:1.085][実践AIガバナンス]汎用目的AIサービスにおけるリスクマネジメント
参考情報:https://note.com/takash/n/nb3f718164908
2024-05-03時点の知識[カテゴリ:ビジネス、類似度:1.084]AIが活躍する時代におけるコンサルタントの在り方について
参考情報:https://note.com/takash/n/nd37185bd496d
2024-03-29時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:1.015]【実践AIガバナンス】AIに影響するルール形成
参考情報:https://note.com/takash/n/n7abe0f7677db
2024-04-08時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:0.968]「AIこわい・」AIの社会実装が進んで大丈夫なのか?
参考情報:https://note.com/takash/n/nb23fab236d3a
2024-03-21時点の知識[カテゴリ:AIの社会実装、類似度:0.935]エヌビディアCEOも指摘する「日本独自のAIモデル開発のすすめ」
参考情報:https://note.com/takash/n/n9338baa43b5a
2024-03-10時点の知識[カテゴリ:AIの信頼性、類似度:0.935][実践AIガバナンス]特定目的AIサービスにおけるリスクマネジメント
参考情報:https://note.com/takash/n/n93076515fb63

デジタルMATSUMOTOが追加してくれた論点

デジタルMATSUMOTOが追加してくれた論点は以下の通りです。

・従業員のAIリテラシーの向上を促進するための取り組み

デジタルMATSUMOTO

考察確定版

今回はD評価(ほぼ書き換え)になります。

AI事業者ガイドラインに関する議論は、現代社会においてAIの適正な統合と利用に向けた重要なステップです。この導入は、企業や組織が直面する課題に対して明確な指針を提供し、AI技術の健全な発展を促進することを目的としています。私はこのプロセスに対してポジティブな立場を取りますが、その適用には柔軟性と実践的なアプローチが必要だと考えます。

まず、企業がAIによって実現したい「パーパス」を明確にすることが重要です。AI技術の導入は単に新技術を利用すること以上の意味を持ち、企業のビジネス価値や社会課題解決に貢献するための手段となり得ます。企業がAIを活用する上での具体的なパーパスを検討することは、AI技術の適切な方向性を定める上で非常に重要です。

次に、組織内でのコミュニケーションの風通しを良くして多様な視点で対話することは、AI技術の社会実装において特に重要です。AIに関する意思決定は専門家だけではなく、多様なステークホルダーの参加と理解が必要です。そのため、組織内で異なる背景を持つ人々が自由に意見を交換し、共通の理解を深める環境を整えることが、AI導入の成功において欠かせません。

また、従業員が身近なAIサービスを日常的に用いてAIを正しく理解することが、ガイドラインの理解を深めるよりも重要であるという視点は、AIの普及と教育において非常に示唆に富んでいます。AIを取り巻く環境や可能性、リスクを実践的に学ぶことで、ガイドラインの背後にある倫理的、社会的な価値を自然と理解できるようになります。これにより、AIに関連する決定を下す際に、より豊かな知識と理解に基づくことが可能です。

⭐️リアル松本が修正)最後に、抽象的な議論よりも、具体的なAIサービスでの検討に解像度を高めて検討することは、AI技術の実践的な適用において非常に重要な指針を提供します。具体的なサービスやケーススタディで検討することで、理論だけでは把握しにくい実際の課題が明らかになります。これは、現実のビジネスや社会状況を踏まえて、ガイドラインの重要な論点を見出す上で、非常に有効なアプローチです。

⭐️リアル松本が追記)忘れてならないのは、ガイドラインは所詮ツールであり、重要なことはAI戦略やAIサービスが実現したいパーパスであって、その持続性を確保するツールの一つであり、バイブルのように強要するものではないということです。

総じて、AI事業者ガイドラインの適用に際しては、企業や組織が目指すべきパーパスの明確化、組織内の多様な対話、従業員のAIリテラシーの向上、そして具体的なサービスへの適用を通じて、ガイドラインを有効に活用することが重要です。これらのアプローチを取り入れることで、AI技術の健全な発展と社会実装を促進し、企業と社会にとっての大きな機会を最大限に生かすことが可能となるでしょう。

デジタルMATSUMOTO

エシカルチェック

【不適切な表現カテゴリ】
1. 差別的な表現:0
2. 暴力的または攻撃的な内容:0
3. 性的な内容:0
4. 偽情報や誤情報:0
5. 機密情報の漏洩:0
6. 違法な内容:0
7. 不適切なジョークや冗談:0
8. 極端な意見:0
9. 自傷や自殺を助長する内容:0
10. 薬物の乱用を助長する内容:0

問題点:
このテキストには不適切な表現は含まれていません。AI事業者ガイドラインの適用に関する建設的な議論が展開されており、倫理的かつ社会的な観点からAI技術の健全な発展と活用についての考察が行われています。提供された情報は、AIに関わる様々なステークホルダーが考慮すべき重要なポイントを適切に表現しています。

考察のイメージ画像

デジタルMATSUMOTOに搭載したDALLE-3のAPIで作成しました

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