Superannuation - 2021年のリターン

先日、2021年12月31日時点でのSuperannuation fundの成績が公開されました。

Balancedタイプの商品の去年1年間の運用成績のランキングがこちら。

Hostplusの19%をはじめ、上位はほぼ15%超えですね。2021年は株式市場全体がよかったためSuperにとってもいい年となりましたね。


もう少し長い目線で見た3年と5年の運用成績のランキングがこちらです。


1年、3年、5年と眺めると全てでトップ10入りしてるファンドはSuncorp、AustralianSuper、HostplusとQantasだけですね。ずっと上位にいることの難しさを示すとともに4つのファンドの凄さを思い知らされます。何もせずに毎年10%程度のリターンがあるのはありがたいですよね。

これからSuperのアカウントつくる人はとりあえずSuncorp、AustralianSuper、Hostplusあたりから選んでおけば無難そうです(Qantas SuperはCorporate Superのため、たぶん従業員とその家族しか入れません)。

ちなみに運用成績とともによく議論されるFeeを安い順に比較したものがこちら。

お気づきのとおり、運用実績トップ10のファンドはほとんどないですね(UniSuperのみ)。安かろう悪かろうではないですけど、必ずしも安ければいいってものでもなさそうですね。

ちなみにこのfeeですが、$50,000のaccount balanceを想定して1年間にかかる費用として算出されているものです。1番安いVision Superと10位のMYONESUPERで$157(0.3%)の差です。
運用成績ランキングを見て分かる通り、去年は1年間で1位のHostplusと10位のPlum Superでも4%($50,000のアカウントなら$2,000)以上の差が出ています。
これを見ると必要以上にfeeを気にしすぎて運用益が得られないのはもったいないなって思っちゃいますよね。

さらに細かく言うとfeeにはaccount balanceによらず固定の部分とaccount balanceに応じてかかるものがあります。固定の部分は口座を増やすごとに増える費用になりますが、balanceに応じてかかる部分は口座の数には関係しません。
そんな訳で個人的にはリスクヘッジのために複数のsuperの口座を持ってたりします。

費用もperformanceもファンドによって結構違ってくるので興味がある人は1度持ってる口座の費用とPerformanceを調べてみてもいいかもしれませんね。

参考
https://www.superratings.com.au/top-10-super-funds/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?