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【健康経営】4年ぶりのフルマラソンから得た事とは?

走って参りました多摩川新緑マラソン🏃
新型コロナ禍でしばしば参加を中止していましたが今年から解禁です。


マラソンを走る意味

①走るとは人の基本
走るとは、人の基本運動である「立つ」「歩く」の延長動作でもあります。マラソンでは5〜6万歩近くの歩数に達します。一歩一歩の筋肉や関節にかかる負荷は小さくとも数万回の繰り返しによる負荷はかなり大きいことが想像できると思います。基本である正しく立つ、正しく歩くが出来ていなければ大変なダメージを追います。時には怪我につながります。しかし、普段から正しく立つ事、正しく歩く事を指導しているトレーナーとして無傷で終えることが1つの重要なスキル指標(スキル証明)となります。そこで得られた知見を指導に活かすことが大切です。

②エンデュランス系トレーニングの知識とスキル向上
「あいつは体力がある」と一般的にはざっくりした言葉で語られることが多い言葉ですが体力には筋力や柔軟性などの様々な要素が含まれます。恐らく一般的に使用されている言葉の意味は「疲れない体=持久力がある」という事だと思います。「筋肉がつけば疲れにくくなる」と思われていますが逆です。筋肉がつくとその分、体は重くなります。よって疲れやすくなります。筋肉はエネルギーを大量に消費する器官ですので疲れにくい体にはつながりにくい(ただし、一定の《筋力》は必要です)。
「持久力を鍛える=エンデュランストレーニング」となります。心拍数や速度などで強度を測定し、何キロメール走るのか?何分間走るのか?など個々の体力レベルに合わせて展開していきます。

③国民医療費とフィットネス参加率改善の鍵
ご存知の通り国民医療費は年々増加しています。それに伴う税金は高齢化もともなりこれからも増加トレンドとなるでしょう。20年以上に渡り国や我々の様な民間フィットネス企業が尽力しても下がりません。そもそも、フィットネス参加率が高まらないので医療費も下がるはずがない。そこには色々な問題が複合的に存在しますがランニングは体一つで無料で行えるスポーツです。ここに正しい知識と技術が加われば改善が見込めると考えています。その為に我々トレーナーは走る必要があると考えています。


達成感が人を変える

あとはシンプルに達成感があります。42kmあれば東京〜横浜を往復できてしまいます。「人間ってこんなに動き続けられるんだ!」といった驚きと終電を逃した時や災害時に交通機関が停止した際に「いざとなったら走って帰れる!」という不思議な自信が湧いてきます。笑

さらに終わった後のビールが美味い‼️
仲間と走って、ともに乾杯したらその味は人生を変えるチカラがあります(大袈裟ではなく)。
痩せるため、健康になるために食べ物を我慢するのではなく、楽しく食べて、仲間と笑い、人生を楽しむために走ってみるのも悪くないと思います。

そんな選択肢を提示するためにも我々は走りるのです。
そしてランニング人口が増えれば国民医療費も低下してトレーナー不要の世の中に近づくはずです。

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