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『オウンドメディア進化論』発刊によせて
はじめて本を出すことになりました。『オウンドメディア進化論』というタイトルです。
本当は発売当日(1月30日)にでもnoteで報告しようと思っていましたが、なんだか色々あって今になってしまいました。
既に手にとっていただいた方、本当にありがとうございます。
毎日のようにエゴサしていますが、ありがたい感想ばかりで改めて書いてよかったと思う次第です(Amazonの口コミもお待ちしております)。
▼「はじめに」全文はこちらで読めます
▼たくさんの声をいただいております!一部紹介します
『オウンドメディア進化論』届いた!
— 小野寺美穂 | LA BOUSSOLE inc. (@derami_no) February 9, 2023
昨年行われたみずのけいすけさん主宰の #広報ゆる勉強会 でラブソルがビジュアルレポートさせていただきまして。その際ゲスト出演されていた平山さんの言葉や姿勢にすっかり魅了されてしまいました。
本というまとまったかたちで読めるのがすっごく嬉しいです。 pic.twitter.com/gR1L6xJvwx
読みました!
— 高林ゆうひで|コルク (@takataka578) February 8, 2023
オウンドメディアの役割とは?という本質的な話から、具体的にどのようにキリンのメディアを育てていったかまで、ギュッと詰め込まれています。現場の息づかいを感じる内容。思考のプロセスが見えてかなり参考になりました。
『オウンドメディア進化論』平山高敏 @t_hirayama0227 pic.twitter.com/r8y3KtLRO6
『オウンドメディア進化論』平山高敏・著 宣伝会議
— ベルソさん・装丁と読書と雑談 (@versographic) February 8, 2023
優しさに溢れた「はじめに」を読んで興味を持たれたら、あるいは自分の「好き」をTwitterで発信している方なら、この本で魅力的な発見を探してください。「企業」を「自分」に置き換えてもいいかもしれません。「思い」を伝えることを考えよう。 pic.twitter.com/Jujt6UmOLx
平山高敏さん( @t_hirayama0227 )『オウンドメディア進化論』。好きなnote企画の裏側、"特集ネーミングはインハウスで"、"社内と社会から求められつづけるのが理想"はまさしくキリンが体現してて。特に後半、血が通ってるというか読んでて熱い気持ちに…!運用経験者は振返り要素もたんまりでした!📕 pic.twitter.com/uTnJyWu6cI
— ちゃんめい (@mei_vvi) February 7, 2023
平山高敏さん『オウンドメディア進化論』読了。東京の大企業の「オウンドメディア担当者」を、地方企業の「ひとり広報」に置き換えながら読んだ。広告等では伝えきれない「商品の価値」「企業の姿勢・ビジョン」を発信し、「点ではなく線でつながる」共感者を獲得すること──。ほぼイコールに思えた。
— 佐々木貴宏 (@SasakiTakahiro) February 6, 2023
キリン平山さん(@t_hirayama0227)の『オウンドメディア進化論』読了。
— もの🌾/ ironowa LLC (@monono_16) February 5, 2023
webメディアに留まらずにSNSもオウンドメディアとして捉え、どうユーザとコミュニケーションを取るのか・目指すゴールはどうするのかに関する思考が整理された。SNS運用担当者のみんなにも読んで欲しい。 pic.twitter.com/soX2khlZPY
平山さん@t_hirayama0227 の #オウンドメディア進化論 読了。noteだけでなく、その他のメディアを含め、企業とお客さまとのコミュニケーションをどう考えていくのか。今の私に足りないものも見えて、思わずチームにシェア。そして、キリンさんのことがさらに好きになりました。 pic.twitter.com/vKf72Z0GNv
— 柴田春奈 (@harunacco126) February 6, 2023
キリン平山さんの #オウンドメディア進化論 読了!
— Miyuki.Handa/noteビジネスユニットマネージャー (@miyu0923) February 4, 2023
オウンドメディアっの効果って曖昧だし、すぐに効果が出るわけでもない
つづけるのも大変だし、社内の理解も得にくい
だけど始める企業が増えている
何よりも温かいのよ、オウンドメディア pic.twitter.com/5s4AslZeGY
平山さんの「#オウンドメディア進化論」を読んだ。広義でのメディアやコミュニティをテーマに扱うプロジェクトXのような一冊。消費されるTIPSでなく、問いが滲む文章。セメたタイトルに合う、客観性と体験に基づく「個人的な言葉」のバランスが流石でした。#キリンビールサロン の裏話は泣けた…(続く https://t.co/gOm7fkOBW8 pic.twitter.com/mvnpimNWIu
— せっちん丸 (@OKB460) February 3, 2023
#オウンドメディア進化論 , オウンドメディアとしての様々なアウトプットが生まれるまでのプロセス、試行錯誤、考え方一つひとつが前のめりかつ丁寧にまとめられていて…ととにかくおもしろくて一気に読んでしまったhttps://t.co/4dUuihmsfV
— 森園 凌成|もりぞー (@morizooo0825) February 2, 2023
お世話になりまくりな平山先生 @t_hirayama0227 の本読了🫡
— aipon79 (@haconiwa_aipon) February 10, 2023
ノウハウと学びありまくりだから、メディア関係者はまず読みなよ!って感じなんだけど、
隣で見させてもらった冒険と試行錯誤の日々が描かれてて、個人的にはなんだか冒険譚的に読めて、なんなら感動してしまった🥺 pic.twitter.com/NjPQIbfGAx
執筆期間は一昨年の12月中旬から去年の1月中旬。大体1ヶ月程度で15万字弱の原稿をあげた形になります(頑張ったね)。原稿自体は何度も推敲を重ねましたが、基本的に僕の書き起こしに近い内容です。ふだんから僕の文章に触れている方は「平山っぽいね」と思われるかもしれません。逆にはじめて目にする方からしたら「こんな()の多い文章、読みづらいわ」「ビジネス書っぽくない。結論を早く言え」とイライラさせてしまっているかもしれません。すみません。
また、内容については僕の脆弱な情報まわりで版元の宣伝会議さんに助けていただきました。特にオウンドメディア史・オウンドメディア事例周りについては補強していただいた格好です。ありがとうございました。
昨年12月に「web人大賞」を受賞させていただき、今年1月に本を出版することになって、なんとなく、ここ数年の仕事の棚卸をしているような気分でもいます。かと言って、棚卸してみたらまだまだやらなくてはいけないことが山積みであることもわかって、しばらくは追いかけたい領域であることもわかってきましたが。
とはいえ、ここから先は新たな「筋肉」が必要な気がしてきてもいます。具体的なことはまだ言語化できていないですが、今やっている場所から「半身外」に身を置く機会を増やしていくべきだと、なかば本能的に内側から訴えられている状況です。副業がOKの会社ですので、ぜひご用命あれば、私のTwitterのDMにご連絡いただければと思います(いきなり宣伝)。
▼ Twitterアカウント
https://twitter.com/t_hirayama0227
出版時、著者はどんなnoteを書くのが御作法なのか全くわかっておらず、ここまで内容のない文章をツラツラと書いてしまっているような気がします。noteで書くべきことはきっと、本の内容の裏側にある思いだったり、サイドストーリーだったりする気がするのですが、今回の書籍の後半(本当に最後の方)で、そんなことについては書いているので、ぜひ本を読んでもらえればと思います。
半身外。今回の本の中でも「転校生」という言葉を用いて、自身のいる企業をそういう立場から眺めると見える景色が変わる、といった話をしています(そこから発信する内容が見えてくる、といった内容です)。翻って(翻らなくてもいいのですが)、社会人人生を振り返ると、いつも半身外にいるような状態、つまりは「辺境」を歩いているような気がします。
◎
2005年、1社目の広告代理店の営業の頃も、当時売上の中心を占めていたリスティング広告(検索結果上位に掲載する広告)ではなく、コンテンツを中心とした読み物コンテンツ制作やメディアタイアップばかり売っていました。
その後、スマホが出てSNSが流行を迎え、キュレーションメディアがでてきて、爆発的にコンテンツが増えるようになって、広告代理店から出版社に転職しました。出版社の中でもwebの領域という辺境を歩くことになるのですが、さらには2015年くらいからファン同士をつなぐコミュニティ開発にシフトすることになります。
そしてコミュニティという言葉が当たり前になった2018年、今度はメーカーに移り、花形のマーケティング領域とは縁遠く、「オワコン」と呼ばれていたオウンドメディアを立ち上げてちょっとずつメディアを育てて今に至るわけです。
ただの天邪鬼と言えばそうなのかもしれないですが、社会人のはじめの頃から、なぜか「真ん中」を歩けない気質というか宿命のようで、ずっと「辺境」を歩いているような気がします(それでもなんとか、こうして本を書かせていただけるまでになったのは、本当にありがたいことです)。
なぜ「辺境」が気になったのか、どうして歩こうとしたのか、それは今でもよくわかっていません。ただ、しかるべきタイミングでしかるべき人と出会っていることはたしかです。転職のタイミングや、新しい取り組みを始める際には、大体「半身外」で出会った方の影響が大きいように思います。その方の言葉を自分なりに解釈して、今いる場所に置き換えて考えてみた結果が、次のアクションにつながっているように思います。
◎
こうして辺境をなんとかギリギリ歩き繋いできた身としては、その時々で声をかけてくれた方達には感謝しかありません。本当になにか変化が起こる時には、必ず声をかけてくれる人がいるんです。僕にとってはただ運が良かったと言えますが、オウンドメディアを運営してきて100人以上に取材してきた中で、やはりチャンスを手にしている人というのは一定数いるわけです。その人たちのもつ空気感には3つの共通する傾向が見えてきました。
ありがとうございます。 サポートって言葉、良いですね。応援でもあって救済でもある。いただいたサポートは、誰かを引き立てたたり護ったりすることにつながるモノ・コトに費やしていきます。そしてまたnoteでそのことについて書いていければと。