神の手の中にあるのなら ［5/2〜5/8の日記］

はじめてオンライン飲み会の「はしご」をしたもので軽い二日酔いの朝。それでは今週の週報です。

5/2(土)

どこにも行く予定のないGWが始まる。とは言えちょっとした刺激はほしい。去年は尾道に行って海を眺めていたことを思い出し、海がダメなら川を、ということでgoogle mapを開き、自宅周辺の川を探す。

東方面以外の徒歩圏内（数キロ）に小さな川が流れていることがわかったのでこのGWの予定は「小川の橋を渡る」ことに決める。

今日は西方面。往復2時間程度の散歩。さすがに足の裏やら腿やらが痛み出す。初夏のような陽気も相まって頭もぼーっとする。それでも心地いい疲れ。

帰り際家から徒歩数分圏内の場所に、おばあちゃんがひとりで切り盛りしている惣菜屋さんを見つけた。コロッケと南蛮漬けを買って帰る。これがとても美味しかった。こんな事態にならなければお店の存在にすら気づかなかったと思う。

強制的に視野を狭めることで気付くこともあるようだ。

夜は映画『イエスタデイ』を観る。内容はさておき、ビートルズの偉大さはわかる映画だったな。

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▼今日の音楽

5/3(日)

今日は北方面へ。川に辿り着いた場所が友人宅のそばだった。案外近い場所に住んでたことに笑う。

今日も暑い。歩きながらビールがほしくなる。ついでになぜだか寿司も食べたくなる。近所のチェーン店の寿司屋で寿司をテイクアウトして家で食べる。それだけで満たされてしまって、そこから家でのんびりしていた。

夜は友人たちとTwitterでライブ配信を試みる。いろんなアクシデントもあり、インターネットの初期のようなワチャワチャ感が楽しかったな。話したテーマは「捨てられないもの」。

僕は高校生の頃に通い詰めてた服屋の店主にもらった（正確には僕のG-SHOCKと交換した）サイズが小さくてほとんど履けてないレッドウィングと、ホノルルマラソンの完走Tシャツ。

友人たちが選んだものを聞いていると、捨てられない物の中にその人が大事にしていることとか、変えられない性格なんかがにじみ出てきて面白かった。

▼今日の音楽

5/4(月)

今日は南方面の川を渡りに。歩いてて気づくのは、僕は由緒ある一軒家とか昔ながらの公民館みたいな公共の建物が好きだということ。

「今風の」建売の一軒家もスッキリしてていいのだけど、数十年前に建てられたユニークな一軒家にうかがえる、なんともいえない「のんびりとした佇まい」が好きなんだと思う。「良心を感じる建物」とは言い過ぎだけど、総じていい時代だったのかもしれない。そんなことを感じる。

夜は映画『あん』を観る。樹木希林さんの演技が素晴らしくて、メッセージもすばらしくてほろほろ泣いてしまった。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01CTBMJAQ

私たちはこの世を見るために、聞くために、生まれて来た。…だとすれば、何かになれなくても、私たちには、生きる意味があるのよ。

▼今日の音楽

5/5(火)

1日雨の予報だったので散歩はお休みして「にぼし」（飼い猫）の初シャンプーを試みた。はじめてはなんでも怖いよね。ビクビクしながら（時に盛大に暴れながら）なんとかやりきった。1時間以上かかった。それだけでもう1日分の働きをした気になった。

猫の毛がこれまたサラサラのモフモフに仕上がって、一層猫愛が高まってしまう。写真撮ってたら夕方になってた。

夜は『すばらしき映画音楽たち』を観る。個人的には、（抽象的になるけど）映画音楽といわゆる大衆音楽の境目が溶け互いに寄って行ってる感触を受けた。たぶんこの現象は音楽だけではないんだろうなぁとも。それにしてもジョン・ウィリアムズすごい。

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▼今日の音楽

5/6(水)

僕が関わらせてもらっているビールサロン。最終回のセミナーがこの状況下で延期になっていて、ただ座して待つのはしのびない、というか「皆さんにお会いしたい」という現場のメンバーの想いからオンライン「補講」をすることになった。原動力が「人」になっている時、仕事をしている人は楽しそうでいい。

1時間のオンラインセミナーと1時間の飲み会であっという間のイベントだった。GW最後の日にいい区切りになった。

ハナレグミがサブスクを解禁してくれた。今このご時世に聴くと響き方が違ってくる。

▼今日の音楽

5/7(木)

GWが終わり仕事に。長期休暇のあとはやはりリズムがおかしくなるのか、あまり捗らずに終わった。明日巻き返したい。今日は特に書き記すことはないな。

▼今日の音楽

5/8(金)

GW明けて仕事がまたしっかりと忙しさを取り戻している。今月もたくさん記事を出せそうで嬉しい（頑張らないと）。

夜は会社のチームの飲み会と、僕が所属しているwaseisalonの飲み会のはしごだった。オンライン飲み会の人数は3～4人の方が話し込むにはいいかもなぁと思いつつ、zoomでみんなの顔を眺めるのも、ふだんの飲み会ではありえないことなのでこれまた一興かなと。

オンラインで会話するときの通信によるちょっとした「間」によるリアクションのズレが会話の調子を狂わせる。これは技術でなんとかならないものかしら。

そしてふだんの会話でいかに阿吽に頼っていたかがわかる。結果としてオンライン飲み会は、話が詰まり気味になってお酒に手が伸びて飲み過ぎてしまう（僕だけかもしれない）。目下一番の悩みだ。

ミュージックステーションで小沢健二が『流動体について』を歌ってくれた。朗読も良かったし、このタイミングでこの歌をセレクトしたことに「ありがとう」しか言えない。

神の手の中にあるのなら
その時々にできることは
宇宙の中で良いことを決意することくらい

▼今日の音楽