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オウンドメディアは「企業文化のアーカイブと未来との対話」を行う場所

師走ですね。
賞レースの季節です。

ありがたいことに「Web人大賞」というのを受賞することになりました。

Web人部門は、「人」にフォーカスした賞として、優れたWebサイト、Webプロモーションにとどまらず、広くデジタルを活用したマーケティング、コミュニケーション等の原動力となった人物にフォーカスをあて、その方の功績を讃えて表彰しており、前身となる「Webクリエーション・アウォード」(2002年~2012年)から数えて今年で第21回目をむかえます。

ここで毎回「仮説」を並べながら、今まさに悩みながら仕事をしている身からするとなんともなかなかに首が縮まりそうな気分です。

それはそれとして、受賞理由を読むと、少し感じるところがあったので、今年の(ここ数年の)オウンドメディア運営を振り返ってみたいと思います。

一時的なブームやマーケティング手法の一つとして受け止められがちだった「オウンドメディア」でしたが、平山氏は、キリンのオウンドメディア運用を「顧客との長く、持続的なつながり」を生み出すメディアという位置づけとして明確にしたことが、原点回帰でもあり画期的でした。そうした新しい「オウンドメディア」のあり方を平山氏は編集長としてリードされています。現在では多くの企業がキリンのアプローチを参考にしており、業界におけるオウンドメディア運用の道しるべとなる事例を作られたことが評価され、今回の受賞となりました。

顧客との長く、持続的なつながり」と言えば、たしかにnote立ち上げ当初はその狙いもありました。マス向けのコミュニケーション以外の接点で、いわゆるファンと深いコミュニケーションの場をオウンドでもつことが、ゆくゆく資産になっていくのではないか?そんな狙いはたしかにありました。

ただ、運営して3年が経ち、「持続的につながっている」のは、メディアに接していただく「顧客」だけではなく、インナー(社内)だったりします

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確たる根拠はないけれど「そうかもしれない」と思うことは、日々の生活や仕事の中で結構あると思うんです。普段は通り過ぎてしまうそういう感覚が後々顔を出してはヒントを与えてくれることも。正解やノウハウばかりが並ぶSNSでは発言することに気が引けてしまう「なんとなく」を月に2回を目処に書き残していきます。読んだ方々にとって、日常の「小さな兆し」に気づくきっかけになれれば。

仮説の手前

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