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仮説の手前 09

今の僕のポジションは、オウンドメディア運営という極めて小さな領域ではあるのですが、とは言えそれは「企業から出されるメッセージ」を伝える(時に「世の中」に合わせて拵える)ことである以上、企業文化とは何か?どう育まれるのか?どうしたらより良いインパクトをもたらすのか?もっといえばコーポレートブランドとはなんなのか?について考えることでもあると思っています。

端的に言えば「企業を人として言葉を効果的に発すること」を考えるわけです。人の集合体が企業であることもあれば、人が先頭に立った集合体が企業という捉え方もできるわけで、日々そんな風にして「言葉の出所」を探しているような仕事と言えます。

今回はここ2週間の仕事や対話を通じて感じたことを少し。

パナソニック社長のnoteが話題になりました。いよいよトップも自らの声で内外問わず伝えていくことが必要な時代なのね、というありきたりな感想はありつつ、個人的に感じたのは、企業発信を「灯台としての役割」と捉えるのか、「祭としての機能」と捉えてボトムアップ的に声を集めるのか、双方のやり方について考えるきっかけになりました。

どういうことか。先日行ったグループ会社の取材にヒントがありました。

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確たる根拠はないけれど「そうかもしれない」と思うことは、日々の生活や仕事の中で結構あると思うんです。普段は通り過ぎてしまうそういう感覚が後々顔を出してはヒントを与えてくれることも。正解やノウハウばかりが並ぶSNSでは発言することに気が引けてしまう「なんとなく」を月に2回を目処に書き残していきます。読んだ方々にとって、日常の「小さな兆し」に気づくきっかけになれれば。

仮説の手前

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ありがとうございます。 サポートって言葉、良いですね。応援でもあって救済でもある。いただいたサポートは、誰かを引き立てたたり護ったりすることにつながるモノ・コトに費やしていきます。そしてまたnoteでそのことについて書いていければと。