疲れを溜めさせるもの、疲れを取るもの[4/18~4/24の日記]
週に一度のこの日記形式のnoteも少しずつ習慣化してきていて、たとえば変わり映えのない日々の景色のちょっとした変化に、意図的に気付かせるような癖ができ始めています。
とはいえ疲れがたまってきているのも事実。人が何をもって疲れを感じるのかを最近まざまざと感じさせてもらっているような気もします。
そんなわけで今週の週報。
4/18(土)
昨日のオンライン飲み会の酒を引きずりながら起床。二日酔いの頭痛がひどいのでRadioheadのライブ映像なんかを観ながら夕方までほとんど動かずに過ごす。
先日買ったギターの弦が届いたので張り替える。それだけで今日はもう一仕事終えた気分になった。新しい弦で久々にギターを弾く。ちょっと弾いただけで指先が痛む。懐かしい痛み。しばらく楽しめそうだ。
夜はミスチルが数年前のライブ映像をライブ配信するとのことで、届いたばかりの遠野の「パドロン」をつまみながら鑑賞。
その後「コンテイジョン」という映画を観る。まるで今を観ているかのような感覚になる。面白い反面、少し怖くもある。
▼今日の音楽
4/19(日)
先日散歩中に見つけたベーカリーまでパンとスイーツを買いに。行けば10人程度の行列ができていて人気ぶりがわかる。ひとつ前に並んでいたおじさんがスマホを大音量にしてアニメを流していて、そんなことで苛立ってしまう。スイーツはとても美味しかった。
夕方少し長めのジョギング。気温が上がってきてるからか、ふだん動いている量が減っているからか、理由はわからないけどいつもより疲れたような気がする。
▼今日の音楽
4/20(月)
リモートで働くようになってからもう1ヶ月近くになる。これまで満員電車に揺られていたのが嘘みたいだ。戻れるのかな。
それにしても相変わらずオンラインの打ち合わせは慣れない。30分もすると頭が痛くなってくる。そして終わった後の疲労度が対面の打ち合わせの3倍くらいになっている。
明日のリリースを前に最後の仕込で今日は終了。
▼今日の音楽
4/21(火)
僕が今の会社に来て2年、ひとつメディアを起ち上げてから1年が経った。その1年間の振り返りの記事を出した。初動の反応としては上々で安心した。少しでも多くの人の参考になればと思う。
ただ誰かのためになりたいと思いながら書く文章は、書いている時は完全に無欲で、「伝わりやすいものを」と心掛ける程度。そういうのが結局読まれるのかも知れないな。
夕方早めに仕事を切り替えてお誘いいただいたオンライン料理教室に参加した。
前職のメディアで取材させてもらった某レストランのシェフがいつも通りの元気の良さで安心した。それでもこの状況下で大変なのは時折見せる表情からわかる。
遠く海外から参加したり、ふだん料理しないけどシェフのツイッターが好きで参加したという人もいたりして、ふだんなら絶対に会わないような人が一堂に会しててなんだか少し高揚した。
食は思いもしない人をつなげる可能性がある。レストランにおけるコミュニケーションのあり方のひとつの未来を見せてもらったような気がした。家庭料理が提供してくれる「人の温かさ」のようなものがレストランに宿るのであれば、それは誰かと誰かがつながる場所にもなりうるのかもしれない、とそんなことをオンライン上のシェフと参加者の会話を聞きながら感じた。
▼今日の音楽
4/22(水)
昨日の料理教室のおかげか、いつもより朝の目覚めがいい。それはきっと料理教室の雰囲気だけではなくて、久々に早い時間に仕事を切り上げて「切断」できたからかもしれない。
会社に通勤していた頃は、移動時間とか隣の人との雑談とかちょっとした相談事とか、そんな「隙間」がたくさんあったのだけど、リモートになってそれがなくなった。効率化という面で見ればそれはいいのだけれど、反面自分で意図的に区切りを作らないといつの間にかワーカホリックになり疲労も溜まり、結果として効率が下がるということにもなるんじゃないかと思った。
あとは、やはり対面で解決することはある。会ったこともない人からのオンラインで「指摘される」のはなかなか堪える。相手の温度感もわからないし、そこからコミュニケーションするのも時間がかかる。結果、文章だけでは伝わらないニュアンスみたいなもので感情は振り回され疲れが溜まる。対面だったら1時間で終わるのに、リモートになると1週間もかかるようなこともある。これはなかなかストレスだ。
▼今日の音楽
4/23(木)
日本テレビの「スッキリ」で森山直太朗がオンラインでゲスト出演し、こんな時だからと選曲した「太陽」を歌ったとのこと。森山直太朗の淡々としながら繊細な感じが昔から好きで、そんな彼が今を捉えて「太陽」を選んだというのもなんだか泣ける。
銀河に浮かぶこの辺鄙な惑星(ほし)の 六十億分の物語 それは終わらない約束 草木も眠るあの聖なる夜に 偶然あなたが生まれ落ちた そんな輝く奇跡 を…輝く奇跡 を…輝く奇跡 を…信じ 生きる…生きる…
夕方、一度仕事したことのある方とオンラインミーティング。前に仕事した時も明るく溌剌とした雰囲気に好感を持っていたのでとても楽しみにしていた。
いざオンラインミーティングで声だけ聞いていると、自分でもビックリするくらい元気をもらえた。
元気をもらえたのは少し遠い人だから、というのもあると思う。ずっと一緒にいて元気をもらい続けるなんてことはないわけだし。近い人からは安らぎを、少し遠い人からはエネルギーを、声にはそういう力があるし、そういう力にもっと頼りたい(オンライン飲み会したい)。
▼今日の音楽
4/24(金)
昼間近くの公園を散歩する。公園のすべての遊具が「立ち入り禁止」と書かれた黄色いテープでグルグル巻きにされていて、手を繋いだ親子がしばし遊具の前で茫然と立っていた。こういう風景は地味にダメージがくる。少し早足になって散歩を終了する。
夜は昨日届いた按田餃子をつまみに晩酌(2日連続)。ようやく1週間が終わった。「ようやく」なんて久々に思ったかもしれない。
高校生の陸上部の頃、練習を追い込んだ次の日は、「積極的休養」と称して筋肉痛を引きずりながらバスケやらサッカーやらをして筋肉をほぐしては回復を早めることをしてたけど、今その「代替」となる疲れを生みづらいことが疲れをため込んでいる大きな要素な気がする。
僕にとっての「代替」は、「外のコミュニケーション」なんだということも少しわかってきた。今週もお疲れ様でした。
▼今日の音楽
ありがとうございます。 サポートって言葉、良いですね。応援でもあって救済でもある。いただいたサポートは、誰かを引き立てたたり護ったりすることにつながるモノ・コトに費やしていきます。そしてまたnoteでそのことについて書いていければと。