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仮説の手前 05

戦後、子どもたちが「ギブミーチョコレート!」とアメリカ兵士にねだる話を聞いたことがあるかと思いますが、日本では昔からチョコレートといえば“子ども向けの甘いおやつ”というイメージがあります。一方、フランスでは幼い子どもでも苦いダークチョコレートを食べています。

そういった背景もあり、日本では「きのこの山・たけのこの里」に代表されるようなチョコレートスナック文化が先んじて親しまれていきました。

それはそれで良いことなのですが、幅広い味覚から自分の好みに合うものを選んでいくなかで、チョコレートにも少し違う楽しみ方があることを知っていただけたら…という願いが、私たちにはあります。

[中略]

それでも続けてきたのは、2006年からカカオ農家を支援する「メイジ・カカオ・サポート」という活動を展開してきたように、社内には熱心な“カカオおたく”が多いんです。

最近ではSDGsの文脈から活動への理解は当たり前のことになりつつありますが、それ以前から「カカオの生産を持続可能なものにしていくためには、まず農家を取り巻く環境を整えてから」と、社員自ら産地に足を運び活動に取り組んできました。

カカオに対する情熱から、「その面白さを伝えたい」という想いと覚悟をかたちとして表現したのが、私たちにとっての商品です。それらが年月を経て、ようやく時代のニーズとマッチしたのだと思っています。

「meiji THE Chocolate」は個人的にも、ただ甘いだけだったりやたらと健康志向だったりする商品と一線を画していて(味わいもデザインも一線を画している)とても好きなブランド。なのでこの企画を思いついてからは取材が楽しみで仕方なかったわけですが、実際にお話を伺うと想像以上に気付きの多い取材でした。

特に冒頭の引用している部分に感銘を受けました。
マスメーカーの矜恃だ、とも思いました。

で、さらに思ったんです。

マスメーカーの矜恃とは、実は「サステナブル」に行き着くのではないかと。

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確たる根拠はないけれど「そうかもしれない」と思うことは、日々の生活や仕事の中で結構あると思うんです。普段は通り過ぎてしまうそういう感覚が後々顔を出してはヒントを与えてくれることも。正解やノウハウばかりが並ぶSNSでは発言することに気が引けてしまう「なんとなく」を月に2回を目処に書き残していきます。読んだ方々にとって、日常の「小さな兆し」に気づくきっかけになれれば。

仮説の手前

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