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仮説の手前 19

オウンドメディアの大きな問題のひとつは、メディアである以上どうしても「グロース」が前提になってしまうことなのではないかと思っています。

いつか書いた気がするのですが、オウンドメディアのひとつの(重要な)役割は「インターナル」の課題解決である以上、本来的には「課題解決」の状態を明確にして、その状態に向かうことがメディア運営の主要な目的にならないといけないはずなのですが、いざメディアとして立ち上がると、そのあたりがいつの間にか忘れ去られ(もしくは頭の片隅に追いやられ)、横並びの競合などのメディアを並べては「グロース」を目指してしまいます。

もちろんCVを目的にしたオウンドメディアであれば、費用対効果はシビアに見ていけばいいと思います。それはそれとして、昨今増えている「社会主語」、つまりは、企業ブランドに寄与することを主目的に置いたオウンドメディアではその目標設計の難しさでつまづくことが多いと思っています。

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確たる根拠はないけれど「そうかもしれない」と思うことは、日々の生活や仕事の中で結構あると思うんです。普段は通り過ぎてしまうそういう感覚が後々顔を出してはヒントを与えてくれることも。正解やノウハウばかりが並ぶSNSでは発言することに気が引けてしまう「なんとなく」を月に2回を目処に書き残していきます。読んだ方々にとって、日常の「小さな兆し」に気づくきっかけになれれば。

仮説の手前

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