見出し画像

ぢの手術をした話【レポ】

※レポの為ちょと場所が場所だけに生々しい表現も入るかと思いますがお食事中の方は気を付けてください。(汗)

先週の金曜日私はぢ(コードネーム;ピョッコリーナ)の手術をしてきた。今は快方に向かっているので手術のレポなどをしたいと思う。

それは娘っこが生まれるくらいからの付き合いだったので、実に15年ほど付き合ってきたピョッコリーナ。

10年前ほどにピョッコリーナが暴走して痛くなった時は薬で治せたが、今回は薬だけではどうにもいかずピョッコリーナと別れる覚悟をし手術に臨んだ。

まず朝入院するため病院へ行く。

入院手続きをし、必要な健診と手術に必要な処置をして病室へ案内され一通り説明を受ける。

部屋着に着替えて手術開始時間まで待つも落ち着かない。スマホ片手に違う話題を見ながら気を紛らわす。深呼吸をしながらしばし待つ。

程なくして看護師さんに呼ばれる。ストレッチャーではなく一緒に歩いて手術室へ行く。同室の女性と一緒に案内されたが私が最初だった。ド緊張。

呼ばれて手術室へ行くと、うん手術室だった。人生生きてきて3度目の手術室。(え?)1度目は出産の時の帝王切開。2度目は30代の時の卵巣嚢腫の手術、そして今回のぢの手術。三者三様。

事前に麻酔が効きやすくなるクリームをおしり周りにつけられていたので手術台に上がってからはスムーズだった。

手術台にはうつ伏せになった。そして麻酔はお尻の穴の周りに5ヶ所ほど刺される。い、痛い。くらいな感覚。当然注射なので痛い。多分針が細かったので蚊ではないが蜂くらいの感覚がある。血圧計をつけられたのだが緊張のため上がる血圧。
 
そしてその後手術開始。

麻酔をしていたためもう切っているという感覚は感じなかったが、モニョモニョする感覚はあった。

「あ~左のこれですね、ん~右の方も少し出っ張ってるのでやっつけちゃいましょう~」

やっつけるて先生。

そしてもにょもにょする感じはしばらく続き程なくして

「はい、終了しました」

え??もう終わり??本当に手術室に入ってものの10分くらいで終わったので拍子抜けした。

「では病室に戻りますよ」

って言われて立ち上がり病室に戻る。
「本当に歩いて帰れるんですね」
とつい看護師さんに聞いてみると

「あぁ~手術の際に痛み止めの座薬も入っているので今は痛さを感じないのですよ」

と言われ、あの短い間にそんなことまでしているのかと納得。

病室に戻り座ってみたらとりあえず座れたが、手術したてのお尻に圧をかけるのはよくないと思いベットに横になる。

それからしばらくして同室の人も手術から帰ってきたようだ。

とりあえず次に看護師さんが来るまで寝ていようと目をつぶる・・・。

しかし30分も経たないうちに廊下での掃除のおばさまたちの会話が丸聞こえで眠れない。おばさまたちもう少し病院での会話はお静かにしてほしいと願うばかりだった。

昼は食事が出ないので、さらに寝に入りウトウトはするが熟睡とまではいかなかった・・・。うちではないので落ち着かないのかもしれない。

そして、夕方近く、医師からどんな手術をしたのか説明の為食堂に集められる本日手術をした同志の方々、おじさま、私、私と同室のちょっと若い女性。こう見ると意外と女性でもぢの悩みを抱えている人が多いのだと思った。

おじいちゃん先生(多分大先生と呼ばれる方)の説明によると、ピョッコリーナの場合、専用の器具でゴムをかけその先を電気メスで切って血管をレーザーで焼くとの事。一昔前は普通にメスで切っていたので出血量が多く入院期間が長かったというのだがこの手術により1泊2日で済むというのだから驚きだ。しかし、大きさによっては入院期間が延びたり、その病院では手術できない場合もあるので要確認との事。

医療技術は進歩したなぁ~って感心したのだが、その大先生、なぜか自分の描いた絵画を自慢してきたりおやじギャグ的な雑談が多めだからその後の説明が全く入ってこなかったというのが私の正直な感想である。

それから夕飯を食べ、処方された薬を飲み、21:00に消灯だったのだが寝られるはずもなく無駄に23時頃までテレビを見て寝た。

・・・のだったが、痛み止めの薬が朝方切れて手術をした箇所が痛くなってしまい、痛み止めをまたチャージしていたりしてやっぱり寝たのか寝てないのかわからない感じになってしまった。踏んだり蹴ったり。

そんなこんなで朝を迎え、朝食を取り、いよいよお通じと向き合う。

出した時ものすごく痛いから覚悟しろと実家の母(父の手術した時を見ているので大変だったらしい)に言われていたので戦々恐々だったのだが、いざ出してみると意外と出せた。そんなに出血もせず痛み止めを飲めば遠のく痛みだったのでこれは何とか退院してもやっていけそうだと自信を持った。

そして晴れて退院。夫が迎えに来てくれて家に帰る。1泊の入院でもこんなに大変だとは・・・お疲れ私。と労ってビールを飲みたい気分だったが、傷が治るまで飲まないと心に誓っていたので残念だが傷が完全に治ったら、浴びるようにビールを飲もうとも心に誓ったのだった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?