職員共済会公認 総勢350名の日本酒部立ち上げ 幕田秀俊さん
こんにちは。鈴木貴大です。
今日は、僕の日本酒の世界観をどんどん広げてくださっている、幕田秀俊さんをご紹介させていただきます。
普段は、まくさんとお呼びしているので、まくさんと記事の中でも呼ばせていただきますね。
日本酒部の立ち上げ
まくさんは大手保険会社に勤める会社員でありながら社内で「日本酒部」を立ち上げました。しかもなんと、会社の職員共済会公認で、実業団の野球部やラグビー部などと同じ扱いを受けることができる公認団体になっています。プロ野球選手を輩出する実業団の野球部やオリンピック選手を抱える○○部というのと同じ位置づけ出そうでです。
練習です!ということで、日本酒の飲み会の費用はさすがに出ないでそうですが。。。(笑)
とはいえ、公認はすごいですね。
いまでは全国の支社を含めると350人程の規模で活動されているそうです。
コロナ前のように、こうやって、日本酒をみんなでかわせる日が待ち遠しいですね。
話を戻しますと、部活が立ち上がった当初は、まくさんを中心に蔵見学などを組んだりしながら、一緒に日本酒を楽しむということをされていたようです。まくさん発信でしかなかなか動けなかった団体が、今では、日本全国の日本酒部員の方から「地元の蔵を紹介したい」というような声が上がってきたりと、双方向のコミュニケーションが生まれ始めているようです。
自分たちから、地元の蔵を知ってほしいという声が上がるというのは、とても素敵なことだし、部員の方それぞれが地域愛があって、とても暖かいコミュニティだなと感じて、ほっこりとした気持ちになりました。
地域ごとの部員の方々が自発的に発信しやすいような空気づくりを大事にされているまくさんが創る部活だからこその雰囲気なんでしょうね。
まくさんの考える地方創生
日本酒部の活動の中で、部員同士で日本酒を楽しむというところは一つのメインの活動ではありますが、その活動の目的として、「地方創生」という観点での目的があります。
日本酒は日本の文化そのものですが、日本の農業があるからこそ成り立っているものです。自然環境を守る、雇用を守る、地域を守る、農業を守る、すべてを守ることで、日本酒を守ることができる。そしてさらにそれを広めて、世界とのネットワークを持つ会社の本業と組み合わせることで、日本酒文化を世界に広めていく。このような価値観を大切に、コロナ禍という制約の中ではありますが、今できることを継続されています。
日本酒部を通じて、日本酒の魅力を拡げる
日本酒部を立ち上げた一つの目的に、若い方、女性に日本酒を楽しんでもらうきっかけを創りたいという想いもあったそうです。
まだどうしても「日本酒が好き」というと、「アルコール好き」「飲み会要員」「接待要員」として呼ばれて、美味しくないお酒を飲まされるというようなことが少なからずあるようです。正確には「日本酒好き」ではなく「美味しい日本酒好き」で、美味しい日本酒は好きだけど、なかなか言い出せない人たちを巻き込むことで、「楽しく、美味しく日本酒を飲む輪を広げていく」ということも活動の主眼として、大事にされています。
まくさんご自身の挑戦
酒蔵を「地方創生の核」として、どうやって売り出していくのかを今後はもっともっと考えていきたいとお話ししてくださいました。
僕が思うに、まくさんはプロの消費者ですね!
ただ消費者という目線だけではなく、保険会社にお勤めのまくさんならではの視点もあります。
以前、酒蔵の方向けにリスクマネジメントセミナーなども実施されたようです。労災、火災、自然災害など、どうやったらリスクから蔵を守ることができるのか、どうやったら蔵がもっと儲かるような仕組みにできるのか、という観点でお話をされて、まだまだ自分にもできることがあるのではと考えられています。
「まくさんのご経験×日本酒愛」で何か、新しいものが生まれそうな予感がしています!!
最後に
まくさんのお話を聞く中で、今までのまくさんのたくさんの経験を活かして、新しい取り組みをどんどんされるまくさんの姿がとてもかっこいいなと感じました。まくさんの背中を追いかけつつ、遥かかなた先を走るまくさんに少しでも近づけるように、自分も頑張ろうという気持ちです。
会社の日本酒部以外の活動でも、まくさん主催の日本酒会もあり、何度か参加させていただきました。
日本酒の世界がまた一段広がるのはもちろんなのですが、まくさんの日本酒会から広がる新たな交流の輪もとても素敵で、感謝しています。
記事を書きながら感じましたが、ぼくはまくさんのことが大好きですね!(笑)
まくさん、お忙しい中、ご協力いただき、本当にありがとうございました!
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