日本酒と出会うきっかけを創る いっぽんのお酒、
こんにちは。鈴木貴大です。
今回は人の紹介とは少し異なるのですが、僕がとある企画で関わらせてもらっていることについて、紹介をさせてください。コロナ前に内容が固まり、いよいよやっていこう!と決めた中でのコロナ大流行により、計画がストップしてしまっているのですが、再始動に向けて動き出そうとしています。
「いっぽんのお酒、」はなぜ生まれたのか?
「いっぽんのお酒、」というプロジェクトは、茨城県が主催する地域課題解決プログラム「if design project」から生まれました。様々な地域課題を目の当たりにし、どんな取り組みをしたら、「日本酒」という茨城県の誇るべき文化の一つを通じて、茨城県が盛り上げることができるのか、チームで議論を重ねていきました。
僕自身も日本酒との出会いは、良くない出会い方をしていて、「日本酒のイメージは良くなかった」というところから始まっています。
友人と話していても、日本酒との出会いが飲み放題の日本酒で、頭が痛くなるもの、次の日に残るものというイメージのまま大人になったという人がとても多いなという印象を受けます。
若者の酒離れが進んでいると言われていますが、その中でも日本酒離れは顕著で、悪いイメージをなかなか覆せないという課題もあります。
そのイメージを変えるきっかけを何か創りたい、そのきっかけを創ることで、地元の日本酒を知り、地元を知り、愛着が湧いていくということを考えました。
ひとつの銘柄を様々な角度で味わう
「いっぽんのお酒、」という名前の通り、いっぽんのお酒を様々な角度から楽しんで頂き、日本酒の面白さに触れて頂くことが、このプロジェクトで大事にしている価値観になります。
「自分の好き」が見つかるきっかけを提供したいという想いで、この「いっぽんのお酒、」と名付けたのですが、最後の「、」には意味があります。「自分の好き」を見つけて頂くことがスタートラインであり、そこから自分自身のそれぞれの物語を創っていってほしいという想いを込めて、「、」を名前にいれました。
酒器を変えたり、ペアリングのお料理を変えたり、呑む季節が違ったりすると味わいは当然変わります。
以前に実施したイベントでは、同じお酒を「温度」を変えて飲んでみて、温度によって味わいが全く異なることを体感していただきました。
ご参加いただいた方々からは「同じ銘柄を温度を変えて飲んだことがなかったから新鮮だった」「ここまで味に変化があるのは新しい発見だった」と前向きな感想をいただきました。
これからのチャレンジ
コロナが流行する前は、イベントを実施しながら、日本酒に触れるきっかけを創ろうとしていましたが、残念ながらイベントを実施することが叶いませんでした。
まだ、徐々にではありますが、最善の感染対策を実施しながら、少しずつ活動を再開していきたいと思っています。
自分たちの活動を通じて、日本酒に興味を持ってくれる人が増えることや、自分のゆかりのある地域に興味を持ってくれる人が増えたりと、世の中に与えられる影響力はまだまだ0に等しいですが、少しずつでも活動を継続していこうと思います。
僕もこのプロジェクトメンバーの一員として、力になれるように頑張ります!
日本酒のことを考えたり、学んだりすることがどんどん楽しくなってきているのが、なんだか不思議な気分です!それもこれもいろんなつながりが増えていくからだと思います。
これからも、応援よろしくお願いします!
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