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Walking Dead S11 Ep11 Closure

★引用先にはネタバレあり ここには無し

ウォーキングデッドが終わってしまった。11年間飛び飛びで楽しんでいた人生で2番目に気に入っているTVドラマ。ちなみに 1位は Homeland.

ゾンビが出てくるというだけの仮定以外はかなりリアルな人間ドラマになっているのだけれども、ソンビが出てくるというだけで毛嫌いしてしまって見ないのは人生損をしているレベルにもったいない。まぁ、蓼食う虫も好き好き なので、かなり蓼(たで)であるのは分かる。

サバイバル状況になった時に人間である人間らしい行動を そーだよね! と言いたい場面も多数。残虐性から所有欲やら生存本能やらそんなのを人間だからという観点からよく表現している。

アメリカ人だからというのも多少はあるけれども、人間であるの方を感じる事が多い。難しく考えないで単純にサスペンスを楽しんでもいいし、そんな方向で人間であるを感じてもいい。

何しろ11年間で11シーズンやったので色々な場面やら、人間もどんどん変わってゆく。3大インパクトがあったたのは、串刺し・グレン・娘・・かな。見た人はあの場面ねと思い出すに違いない。あれは思い出しても鳥肌が立つくらい衝撃的だった・・・

子供がどんどん肉体的にも精神的にも大人になってゆくのやら、悪いやつは悪くて、弱い人は弱くて、強い人はさらに強くなる。成長があるのもまた一緒に生活している感があって嬉しい場面。悪がそれがゆえに滅亡する所もあるし、悪が強くて勝つ場合もある。今の人間生活では体験できない環境がゾンビのおかげで極端な環境にシフトしてその環境を生き抜く。

大人の都合で出演者が降板しなければならない場合もあり、いい具合に死んだり行方不明になったりしながらいなくなったり、戻ってきたりもする。学生は人気があったとしても受験をしなければならないし、他のドラマにて良いオファーがあれば契約内で移動もするだろうし、長くあれをやりつづけるのがいやな人もいることでしょう。

最初から最後までいた人には思い入れも深く応援したくなる。長持ちする人に共通する事は強くないと生き残れないという設定もまたリアル。弱い人は徹底的に精神的に弱くて頼りないし裏切ったりもするが、後半どんどん強くなっていって好感が持てたりもする。

大昔、ゾンビ という日本語タイトルの映画があった(1978年イタリア作)。 突然死者が蘇って攻撃してくる。広いショッピングセンターを舞台にこじんまりしていたのだけど、快感があったのを覚えている。それは、人間を殺すのは良くない事なのだけど、ゾンビならばどんどん殺しても良いのとその方が褒められる・・というのがなんだか快感だった。あと、ショッピングセンターの品物を強奪するのが正当防衛なので、何でも取り放題が正当化されるというのが心地よかった。ゾンビという単語を知ったのはあれが初めて。

ドラマは悍ましい場面も多数登場。これでもか・・・と言われるのも確か。グロテスクなのも確か。再度書くけど人間ドラマにゾンビが登場しているだけね。

さらに、スピンオフのドラマが色々と出てくらしい。一番有名なのが Fear the walking dead. 初めはつまらないが我慢して見ていると面白くなる。・・・と本家のメンバーが流れ着いてこっちでは主演になったりしたりして、リンクしているのが新鮮ね。リックのその後の映画も出来るようだし、その後のスピンオフもあるようなので、ちょっと疲れるけれどもそっちも期待だ。

ほっこり英語 さん、この人はとてもよくドラマを表現してくれているのと、英語の勉強の為に書いてくれている。私のタイトルの最後 Closurre もこんな風に説明してくれている。宣伝しますので引用させていただきます・・・ね。 
 けじめ だって。

” *closureはendingとは少し違い、解決や結論の感覚を伴うような感じの「結末、決着」のニュアンスが強いです。”

最終話を見た人はぜひ読んでください ↓ 英語の勉強にもなります

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