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経営者の個性と企業の成長ステージのミスマッチの怖さ Voicy離れから学べること② #257

昨日はVoicy離れの現象から、信用の毀損と信頼の難しさを考えていきました。

とりわけ、謎のエログロドラマなどの方向に舵を切ってることがかなりズレてる感を生んでおり、既存の顧客とのリレーションを悪化させてることを指摘しました。

組織は生き物なので、明確な意思があってそうした方向に進んでいます。

その意思は経営者から発せられており、それらを汲み取った実行部隊により実装されています。

そこで、Voicy離れ現象を学ぶには、経営者である緒方社長の理解が不可欠です。

緒方社長の配信等の分析を通して、経営者の個性と企業の成長ステージのミスマッチが起きてることが、今回のVoicy離れの本質的な課題だと考えています。

ソフトウェアベンチャー企業で働いた経験もあるため、社員が社長の意図を忖度してどのように動いているかを想像すると、なぜ既存事業の深耕にリソースを投下せずに、謎のボイスドラマに突っ込んでいくのか、社員の合理的な行動が組織全体を不条理に陥れる構造が目に浮かんできます。

今日は有料記事ですので、少し踏み込んで緒方社長の最近の発信から、コミュニケーションスタイルや内在論理を分析し、社長のやりたいことを具体的に汲み取った社員が賢すぎるがゆえに、組織的に合理的に不条理が生じてることを掘り下げたいと思います。


緒方社長が大切にしているキーワード

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