【論文レビュー】パプアニューギニアでのキャリア・アダプタビリティ尺度:de Guzman & Choi.(2013)
Savickas & Porfeliのキャリア・アダプタビリティ尺度を用いた実証研究はパプアニューギニアでも行われています。平均年齢は20.6歳の183名の学生と卒業生を対象とした調査です。
記述統計
24の設問のスコア、および四つの下位尺度のスコアは以下の通りです。
端的に値が高すぎではないでしょうか。何が起きてしまっているのかなー、という平均スコアの高さです。天井効果が危ないというレベルではなく、危ない設問の方が少ないという感じです。すごいスコアを見させてもらいました。
モデル適合度
本研究では4つの下位尺度での24設問で確認的因子分析を行っています。モデル適合度の値としては、RMSEA=0.035、CFI=0.969、GFI=0.895といったものなので基本的には問題ないようです。
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