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イタリアで生活し始めて本当にびっくりしたこと!!!?

Buongiorno ! 平成元年からイタリアのミラノに住んでいるtakaoです。イタリア情報をブログで発信しています。

イタリアに来て5、6年もすればこちらの生活スタイルに慣れてしまうので、気にならなくなってしまうのですが、来てすぐの頃はイタリアの習慣などで結構驚くことがたくさんありました。

私はミラノの前にロンドンに1年ちょっと住んでいたのですが、まあ色々日本と違うことがありました。

しかし、ロンドンからイタリアに移ってからの生活は、日本からイギリスに行った時よりももっと驚いたことがたくさんありました。今日はイタリア(ヨーロッパ)に住み始めてびっくりしたことをいくつか紹介したいと思います。なるべくみんなさんが知らない部分を紹介したいので、観光では知ることが難しいことを中心に書くことにします。

学校
・まず初めはイギリスからになりますが、イギリスで英語の語学学校に初めて行った日、この日が海外で初めての学校だったのですが、少時間でもかなり驚きのあった1日になりました。

・先生の名前を呼び捨てにする。

・いろんな年齢の幅の生徒がいた。それこそ高校生くらいの年齢から50過ぎのおばちゃんまでいました。

・ノートにシャーペンではなくボールペンで書き始めていた。当然消せません。

・授業中先生がテーブルに座って話をしていた。

・中にはお菓子を食べている人がいた。

・ここからあとはイタリアでの話になりますが、友達の子供が学校に行っていなかったので、「どうしたの?」と聞いたら、何か学校に対して納得ができないことがあるので、今日は生徒みんなでストをしている。と言っていました…イタリアでは生徒でもストできるんだ。

掃除
・街や車はは汚いが、家の中はびっくりするくらいきれい。観光できているとイタリアの車や街は汚いな、と思う人が多いと思いますが、実際車はあくまでも移動手段として使っていることが多いので、日本人の様にきれいに使いませんし、道路に駐車しておくことが多いので、色々なところをぶつけられたりで、3年も経てば車はボコボコになります。ちなみに私は車を購入して1ヶ月でぶつけられていました。道にもタバコの吸い殻を捨てたり、ゴミをちゃんとゴミ箱に入れなかったりすることが多いです。ただ、家の中。ここは別世界で、いつ行ってもピカピカに掃除されています。イタリアでは共働きの人が多いので、結構な数の家庭では、時々家の掃除を専門の人にお願いしていることがあります。友達の家で食器洗いの手伝いをしていたて1滴水がこぼれただけで怒られました。笑

・キッチンの流しや洗面所などには水滴の跡もありません。日本と違ってイタリアの水は硬質なので、日本よりも水垢がかなりつきやすいのですが、それでも綺麗です。それにベットメーキングも綺麗なシーツで完璧です。

・ヨーロッパでは家の中は土足のところが多いのはみなさんご存知かと思いますが、日本の感覚だと日本の家の中は綺麗なのでミネラルウォーターをたくさん購入した時など、たとえば、2L入りのぺットボトル6本のセットで、ペットボトルの周りにも透明なプラスチックで6本のボトルをカバーしてまとめている時でも、イタリア人はそれを床に直接おくのを嫌います。

アイロン
イタリア人はアイロンかけが大好きです。以前にもブログで書きましたが、イタリア人はやはりエレガントで、洋服をきちんと着たい人が多いので、アイロンかけはかなり重要になってきます。どれくらい重要になるかというと、シャツだけにとどまらず、シーツや下着、ソックス、中にはジーパンにアイロンをかける人までいます。

TV
・イタリアに来て初めの頃は、とにかくイタリア語を聞いて覚えようと、テレビのクイズ番組をよくみていたのですが、そこでもかなりびっくりしたことがいくつかありました。

・クイズ番組で司会者にお願いしてヒントを聞こうとする人が結構たくさんいる。

・間違ってももう一度チャンスをもらおうとする。この辺はイタリア人らしくて、笑ってしまいました。

・イタリアのテレビではセクシーなお姉さんがたくさん出演していますが、イタリアに来てすぐの頃、何度かテレビ局に呼ばれてテレビに出たことがあるのですが、クイズ番組やバラエティー番組では若い女性はミニスカートでセクシーな格好で来てくださいと言われていました。

挨拶
TVの続きになりますが、TVに出るとみんなに挨拶をしたがる。これはイタリアの習慣なので、司会者もそれも考慮してでのことだと思いますが、クイズなどに参加して、そこで参加者がいなくなるときに司会者が、「それでは挨拶をしてください」ということが多いのですが、まあ日本だとせいぜい「じゃあ両親に」とか「うちの奥さんに」、「息子や娘に」で終わると思うのですが、家族は当然、そこから友達の名前が… 司会者に止められるまで延々と続きます。これもイタリア人らしくて可愛いです。以前のブログでイタリア人が良く挨拶をすることについて書いています。「イタリア人の良いところ – 挨拶

スーパーマーケット
・イタリアのスーパーの野菜コーナでは多くの野菜がパックされずそのまま置かれてあるので、それを自分の必要な量だけとって、それをはかって買う仕組みになっているのですが、野菜を取るときに野菜コーナーに入てすぐのところに置いてある使い捨ての手袋を使って野菜を取らないといけません。初めの頃知らずに直接取っていたら、となりにいたおじさんに怒られました。

・果物コーナーの小さな果物などの味見している人がいる。

・私の大のチョコレート好きの知り合いは、店に入るとすぐにチョコレートコーナーに行くのですが、そこに行ってチョコレートをカゴに入れるのではなく、食べてしまうんです。最終的にはその包みをレジで渡してお金は払うのですが、それでもいきなり食べ始めたのにはびっくりしました。

・お釣りの端数を四捨五入して渡す。スーパーマケットなどでも端数が出たらちょどきりの良い金額に合わせて釣りを渡されます。0.03ユーロくらいでも四捨五入することがあるのですが、それって4円くらいです。

やけに汚い言葉が多い
先日行った病院であったことなのですが、審査室に入ると、まずその外科医の先生に「日本語のParolaccio(卑語)を教えてくれ」と彼は場を和やかにしようと思って聞いてきてくれたのですが、日本語ではイタリア語ほど汚い言葉はないので、「日本語ではない」というと「そんなことはないだろう」と言われました。これはカジュアルなシチュエーションで、これから仲良くしていこうというときにイタリア人がよく聞いてくことなのですが、それくらいイタリア語では汚い言葉をよく使います。特に女性でも普通に汚い言葉を使っている人がいたのには初めびっくりしました。

時間
・仕事が18時に終わりの場合、イタリアでは18時に出る、ということらしく、17時50分ごろにはコートをき始めたり、出る支度をし始めます。

・郵便局や銀行など、いくら長い間待っていても時間がくると冷酷にもその場で受付を締められます。

ということで、今日はイタリアに来て生活スタイルの違いに驚いたことを書きました。正直なところ、来てすぐの頃はこの違いにびっくりしたことも多かったのですが、もう最近では慣れて当たり前になっているので、今回思い出すのがちょっと大変でした。

たまにイタリアで日本から来た知り合いと一緒に歩いていて、知り合いが何かを見て驚いていることがあるのですが、時々何を驚いているのかわからないことがあるくらいです。やばいかも…

もっともっと面白いことがあったのですが、今の私にはもう思い浮かびません…また思い出したら更新することにします。

Ciao !

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