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合同展示会だけに頼るな!

海外の合同展示会に初めて出展するブランドは、合同展示会に出展すると、すぐにたくさん名刺交換ができ、オーダーも入ってくるのが当たり前、と思っているところが多いようだ。
15年ほど前までならそんなこともあったが、現地に最強のエージェントがいたり、今の時代によくあっている一部のブランドを除き、残念ながら現在そう言ったことはもうほとんどないと思う。これは日本の合同展示会においても同様だと思われる。
以前、人気のあった合同展示会も集客が大変になり、出展ブランドも少なくなってきている。また、バイヤーも展示会でオーダーをしなくなってきている…
それでも中にはちゃんと合同展示会で集客をしているブランドを見かける。それらのブランドはどうやって集客しているのだろう?そう言ったブランドは、展示会で見つけられて商談になるケースもあるが、ほとんどの場合、事前にバイヤーが自分たちのブースに来る様にコンタクトを取っている。
例えば、日本ブランドが海外に販売してゆく場合、ブランドのコンセプトや価格帯にあったお店を数件探し出し、そのお店に入っているブランドを調べ(その場合、アイテムが同じでなくでも大丈夫)、そのブランドが入っているお店のリストを作り、そこにアプローチして、展示会にきてもらう様にする。できれば展示会前にそのお店に営業に行き、展示会にきてもらう様にすれば、すぐにオーダーにならないとしても、バイヤーに自分たちのことを覚えてもらえることが出来る。
その時にとても重要なのが、ブランドのイメージをきちんとバイヤーにわかってもらえる様な資料を作り、それをバイヤーに送ること。そこで先日のブログで書いた様に、好意印象を持たれる様なルックブックを作っておくのがとても重要。
展示会に頼るのではなく、自分たちで集客するつもりでバイヤーを呼び込み、展示会を営業活用する場所にするのがとても重要!
Ciao!




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