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イコラブ5周年コンサート配席問題は運営の読みの甘さのせい

本来なら実際に5周年コンサートを見てからイコラブ運営や楽天チケットを批判する内容を中心にした公演リポートのブログをあげようと思っていたが、運営が開催前夜になって急遽、解決策を発表したので、予定を変更して、今回のグッズ付きチケット問題に特化したブログを執筆することにした。

自分を含む多くのイコラブのファンがグッズ付きチケットという高額チケットを買ったのにもかかわらず、いわゆるクソ席(今回の国立代々木競技場 第一体育館で言えば2階スタンド席)をあてがわれていることに気付いたのは座席発表があった23日の昼のことだ。

洋楽アーティストのように、はっきりと高額チケット=良席確保とは明記されていないが、これまでのイコラブ公演では、グッズ付きチケットを買えば良席を与えられるというのは暗黙の了解となっていた。

2020年10月の「24girls 2020」で自分は前方ではないもののアリーナ席に着くことができた。
同年11月にTDCホールで見たWINTER TOURは会場が小さかったので、1階スタンド席(TDCの呼び方ではバルコニー席)にされてしまったが、そのお詫びのつもりなのかどうかは知らないが、2021年1月の武道館ではグッズ付きチケットの販売がないにもかかわらず、アリーナ最前、しかも、センターからちょっとだけ上手にずれた位置という良席中の良席にありつくことができた。
また、同年9月の4周年コンサートでは、前方ではないもののアリーナ席となった。しかも、花道に近い座席を与えられたので伝説の“莉沙ウォーク”を間近で見ることができた。

だから、グッズ付きチケットは最低でもアリーナ席にはありつけるものと思っていたんだよね。

でも、今回はそうではなかった。

最初は“どんだけ、グッズ付きチケットを売ったんだよ。いい加減にしろよな”くらいの気持ちだった。

ところがツイッターでファンの声を検索していると、グッズ付きチケットを買った人が軒並み、2階スタンド席に回されていたんだよね。

当然、腹を立てている様子がはっきりと分かるつぶやきばかりだった。中にはアンケート調査を行い、不当な抽選であることを証明した者もいた。

それで自分はこう思った。
女性アイドルの運営がよくやる、オーバー30の男を排除するやつかと。

FC会員であっても、グッズ付きの高額チケットを購入していても、女性や20代までの男に人気というアピールをしたいがために、それに属さない客層はクソ席に送り込む。それなりの席につきたければ、事実上のただ働きとなる(というかチケット代を払っているから実際は金を出して働かせてもらっているという意味不明な状態)広報カメラマンをやらされるカメコ席を購入しろというイコラブ運営のやり方なのかなと思った。

結局、女性と広報カメラマンがわりにただ働きさせているカメコ席の人たち以外のオタクはマスコミ取材とかライブ映像の画面に映したくないみすぼらしい存在ってことなんだろうね。

女性でも2階に回されているのがいたが、グッズ付き高額チケットを買うのはいかにもオタクみたいな風貌の人が多いとか、オッサンのオタクと同行しているのが多いから、2階に追いやってしまえってことなんだろうねと思った。

指オタからイコラブに入ってきた人には彼女の“批判するな”思想に洗脳されてメンバーどころか運営に対しても批判できない人が多いが、明らかにおかしなことははっきりとおかいしいと言った方がいいと思う。
その悪評がさしさんやメンバーに届いたとしてもそれは仕方がない。運営とメンバー、プロデューサーは一心同体なんだから。

運営を批判することは推しへの誹謗中傷につながるみたいな感じで何でもかんでも擁護する人たちってなんなんだろうか。

こんな状況でイコラブ運営や今回の配席を決めた楽天チケットを擁護している連中って、統一教会の僕だと分かっているのに自民党を支持している連中と同じだと思う。そんなに奴隷になりたいのか?

そして、この問題の被害者になったことで、今回の代々木競技場公演を最後にイコラブ現場から足を洗い、ノイミーの方をメインにしようかなという気分になってしまった。まぁ、ノイミーも運営は同じ代アニだけれど。

イコラブ→ノイミー→ニアジョイと若くなっていくほど、オタクのマナーが悪くなっているのって、結局、運営が意図的にライブやイベントの当選者を決めているから、そこから漏れた者が若い方に流れていき、そこでストレス発散しているってのが大きいんだろうねと改めて思った。

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そして、23日深夜、事態は新たな展開に発展した。

本来なら、グッズ付きチケットを購入した人はFC会員向けエリア(というのがあるらしい。ウソくさいが)からランダムで座席を配置することになっていたが、2階席からのみで配置してしまったと運営が声明文を出した。

要は自分たちは悪くない。チケットの取り扱いをした楽天チケットのせいだという言い訳だ。

メンバーや指原批判につながることはしたくないとの思いから、きっと、2階席の方か見やすいんだとか言って、運営批判を抑えていた信者もいたが、結局、運営と楽天チケットの失策だったということか。

そもそも、楽天チケットって、厳正な抽選をせず、女性優先、20代以下の男優先、グループ来場優先、30代以上の男は家族連れのみ優先みたいな抽選をしているから、今回のイコラブ運営の言い訳は信用できないんだよね。

それに、イコラブ運営の謝罪になっていないお知らせを見ると、“グッズ付きチケット購入者はこのエリアから座席を決めるように楽天に言っていた”と書いてあるからね。
これって、普段からグッズ付きチケットを販売していない時でも、属性に合わせて座席配置を決めていることでしょ。やっぱり、女性優遇とか若い男優遇をやっていたってことだよね?

しかも、その“お詫び”の対応は、グッズ代金を除いたチケット本体代金の半額のみを返金と発表したが、本当ありえない。本来なら座席配置の抽選のやり直しでしょ。

さらに、その“半額”返金(実際は4分の1以下)の手続きも客側に申請させようとしている。アプリ発券のチケットで、クレカで支払った人も多いんだから、そちらで自動的に返金手続きできるよね?

イコラブ運営と楽天は今すぐ座席配置を変更しないと、イコラブ人気は一気に下降するぞと思った。

もう、運営に対する批判はメンバーの批判につながるから抑えようという指原教信者の教義は忘れよう。
これを容認したということはメンバーも指原も共犯なんだよ。批判は大いにすべきと思うようになり、怒りの感情はどんどん高まっていった。

イコラブは2021年の春から夏にかけて、パパ活騒動、裏アカ騒動でかなり印象が悪くなり、離脱するファンを生み出してしまったが、この時は、該当メンバー単推しの離脱だけでなんとか済ませることができた。

でも、今回の失策は箱推しのファンを離脱させかねない案件だということを運営は理解しているのかな?

2021年の騒動の時は、その騒動の直後に“ウィークエンド・シトロン”という超神曲を発表してオリコンランキング上位に長くランクインする人気曲となり、この曲でMステにも初出演し、新規ファンも獲得した。
カップリング曲“夏祭り恋慕う”は裏アカ騒動の当事者をセンターに配した楽曲だったが、この曲がかなりの神曲だったことも騒動による汚名を返上する機会になったことは言うまでもない。

そして、こうした神曲のリリースからまもない4周年コンサートでは、グッズ付きチケット購入者に良席をあてがい、騒動に対してモヤモヤしたものを感じていたファンの不満を解消させた。

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しかし、今回の失策はせっかく取り戻した信用を失うほどの事態になっていると思う。

それをグッズ相当分を除いたチケット本体代金の半額のみの返金対応(しかも、客に手続きさせる)でいいのか?

今回のイコラブ座席問題でファンをなだめる方法としては“お詫びの品”を与えることだと思う。

チケット本体部分の半額のみを返金というのはありえないアメだと思う。

逆にチケット本体価格は返金しないが、グッズ代は全額返金するだったら、怒りをしずめた人も多かったのでは?

あとは、次回以降の公演で良席を確保するというのもあるが、それはどう考えても無理。仮にグッズ付きチケットを2000枚売っていたとして、その2000人全員をアリーナ10列目までに入れるなんてのは無理だからね。

今回、グッズ付きチケットを購入した人のみを招待する無料公演を開催するというのがベターだが、これだって、遠征民からすればスケジュールが合うとは限りないし、関東民だって、仕事や学校の都合で行けないかもしれない。

せめて、カメコ席に座っている者のみに撮影を許す。しかも、スマホでの撮影は不可というこれまでのレギュレーションを一時的に外し、2階席の者はカメコタイム以外の時間も含めて公演中、終始スマホでの撮影を可能とするくらいのアメを与えてもよいのでは?

一方、座席配置のやり直しとなったら、現在アリーナ席となっている人が今度は不満を全開させる。台風を理由に中止・延期するのが一番良かったのではないかと思う。

開催日である25日の東京は晴れる見込みかも知れないが、遠征民のことを考慮し、“今回は台風の接近に伴う交通への影響などを鑑みて公演を延期or中止します”ってしれっと発表すれば、もう少し炎上しないで済んだのではないかと思う。

イコラブは女性や若い男のファンも多いんだから、指原教の教えに従ってメンバーや運営の批判をしないおっさんオタだらけのHKTとは事情が違うんだよね。

女性や若い男の2万近い出費とおっさんの2万出費は同じ価値ではないことを理解した方がいい。

まだ、厳正な抽選と言い張っていた方がファンが勝手に離脱するだけだったけれど、実情を明かしたせいで、余計、怒りが収まらない部分も出てきたと思う。結局、意図的に当選者や座席配置を決めていることがバレてしまったわけだからね。しかも、運営が楽天に指示していたんだからね。

グッズ付きチケット購入者は良席にするよう楽天に指示していたということは、グッズ付きチケットを出していない時でも、ある属性の人(たとえば若い女性)は優先して良席にするよう指示していたってことをバラしたようなものだからね。

結局、イコラブや指原莉乃のファンだけでなく、他の界隈の人たちも今回の問題に関して意見を言うということは、楽天チケットの抽選が全然、厳正なるものではないと多くのアイドルやミュージシャンのファンが思っているってことだよね。

アイドル自体に対する怒りはそんなになくても、運営の対応がクソだと、そのアイドルへの興味が薄れてしまうことってあるんだよね。

NGT48をフェス以外では見ようと思わなくなったのは言うまでもなく、まほほん暴行事件で加害者側擁護とも取れる言動を運営側が取ったからだ。

最近、乃木坂46に対する興味が薄れているのは、アルノのパパ活疑惑、おかひなによる情報漏洩、日産スタジアム公演でのコール黙認、悪天候の中での神宮公演強行によるメンバー負傷と問題が相次いでいながら、運営が事態を軽く見過ぎているからだ。

一時期は毎月のようにライブに通っていた地下アイドル桜色Standardの現場に通わなくなったのは、メンバーのコロナ感染を運営が隠していたからだ。しかも、ファンとの接触イベントを行い、明らかにその場でファンにも感染させたのにメンバーの感染を発表せず、しかも、療養期間が明けないうちに感染メンバーにSHOWROOM配信をやらせていた。さらに、そんな状況なのに、声出しOKのライブへの出演を続けている。コロナになんかかかりたくないので、申し訳ないが、このグループの現場には足を運ばないことにした。

イコラブも自分的にはこういう存在になりつつある。

しかも、開催日前日の24日は台風の影響でかなりの悪天候だったのに、そんな中、事前グッズ販売を強行していた(中断はあったが)。

そして、ファンに良席を期待させるためにグッズ付きチケットを売るというのは全公演ではないものの、コロナ禍になってからのイコラブのライブでは定着していた。
いくら、TDCホールというキャパが多くはないハコで、しかも、感染症対策のため、座席が市松模様販売になっていたとはいえ、グッズ付きチケットを買ってスタンド席にされたこともあったからね。

だから、イコラブ運営が守銭奴であることは間違いないと思う。
東京スカイツリーは開業当初は4階の広場で入場無料のイベントをやっていたのに、いつの間にか、どんどん別途料金が必要な展望台で開催されるようになった。そして、その広場ではアイスリンクとかビアホールといった、これまた別途金が必要なイベントを開くようになっていた。
本当、イコラブ運営は東京スカイツリー運営の東武そっくりの守銭奴だ。勿論、どちらもクソだ。

そんなわけで、アリーナ席をあてがわれた者と指原信者を除くイコラブファンの怒りは収まることはなかった。

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だから、さすがに運営もやばいとやっと認識したのだろう。
24日の夜になって、グッズ付きチケット購入者は全額払い戻しをすると発表した。しかも、公演を実際に見ても見なくても払い戻すし、グッズも予定通り受け渡すとの方針を示した。

ある程度怒りを収められる策として考えられるのはこんなところだったと思う。

①次回以降の公演で良席を確実に提供
②再抽選でグッズ付きチケット購入者全員をアリーナ席にする
③後日、グッズ付きチケット購入者のみを無料で招待するライブやイベントを開催する

でも、どれも問題がある。

①どの公演を対象にするかにもよるがキャパによっては全員を良席にできない。また、大箱での公演だとしても来場者のスケジュールの都合もあるので特定の公演のみを限定にするのは難しい。かといって、1年後だろうと2年後だろうと会員でいる間は本人の希望する公演で最前を提供するなんて気長なことをやる余裕は運営にはない。
②再抽選だと今度はこれまでは静観していたアリーナ席を与えられた人たちが運営や楽天批判に向かう。
③限定ライブやイベントの開催は予算の都合で難しいのは明白だし、当然、来場者のスケジュールに合うとは限らない。特に遠征オタにはスケジュール調整は難しい。また、複数公演をするとなると、尚更、予算の問題が出てくる。

なので、公演を見ようが見まいが、全額返金するというのが妥当な解決策なんだと思う。

イコラブ運営の対応が遅かったのは指オタ・HKTオタから流れてきた、あるいは兼任していたファンが多かった時代の感覚が抜けていなかったからなんだと思う。

指オタはさしさんの言う“(どんなに問題があっても)メンバー批判をするな”という教義を律儀に守っていたからね。
当然、運営の批判をしても、それはメンバーの目に入り、彼女たちを悲しませることにつながるから、それもしてはいけないという風潮があった。

でも、女性や若い男が増えた今のイコラブのファンには、“指原教”の教えなんて通じないんだよね。腹が立てば、素直に運営だろうとメンバーだろうと批判する。それは当然だよ。

そうしたファン層の変化を読み取れなかったので、運営は今まで通り、ダラダラとやり過ごしていれば、どうせ、ライブ当日になれば文句を言わなくなるだろうとたかをくくっていたんだと思う。

でも、想像以上の批判を浴び、二度とイコラブには金を使わないと明言するファンも続出した。

さらに、この騒動が原因かどうかは分からないが、さしさんが体調不良を起こしてしまった。

それで、やっと、自分たちが何をしてしまったか気付いたってところなのかな。気付くのが遅過ぎるけれどね。

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