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いい加減にしろクソ大家!

現在の賃貸マンションに住んで今月で18年となる。引っ越してからそんなにも年月が経ったことに驚いている。

その間、大家は同じ一族ではあるが何度か変わっている。最初の大家は2015年に亡くなっている。その後はその妻が大家となった。
その妻は前回2022年の契約更新の手続きをしている最中に亡くなった。そして、この夫妻の子どもの3人きょうだいが権利を引き継ぎ、一応、そのうちの1人(女性)が名義人となった。

先代は自身名義の契約書に署名・捺印する前に他界してしまったので、本来なら、この新たな名義人となった女性もしくは権利を持つ3きょうだいの連名で契約書を作り直すべきなのに、その作業は行われなかった。つまり、契約書なしで住み続けるという謎の状態になっていた。

また、それまでは先代の口座に家賃を振り込む形だったが(先代が体調を崩すまでは手渡し)、現在の名義人になってからは、何故か、この女性の口座ではなく間に入っている不動産屋の口座に振り込むという形になっていた。

わざわざ、間を通せば、どちらが負担するにせよ、そのたびに振り込み手数料が発生するし、わざわざ、銀行に行くなり、ネット送金するなりという手間がかかるのに、こういう面倒なシステムにしているのは全く理解ができない。

あえて推察するとすれば、この新・大家は住人と極力関わりたくないんだと思う。
大家になって最初の頃は1ヵ月に1回くらいは来ていたようだが(先代やその夫である先々代は居住していた)、ここ半年は1回来たかどうかといった感じだ。

しかも、来ても住人に挨拶に来ることもないし、この2年間、不動産屋経由で緊急連絡先を教えて欲しいと伝えても全然、教えてくれない。

勿論、世代的には自分と近いから何でもかんでも電話でやり取りして時間を取られるのが嫌だという気持ちは分かる。だから、自宅にしろオフィスにしろ携帯にしろ電話番号は教えたくないのだろう。でも、メールアドレスくらい教えてくれたっていいだろうって思う。

水漏れとか風呂場の故障、漏電、ガス漏れのような事態がたまたま、この2年間なかったから良かったものの、そういうトラブルが発生した場合、住人が勝手に業者に修理を頼んだりしたら請求書の問題とかあってできないし、どうするんだよって感じだ。

というか、この間に隣接する公園の治安悪化で隣の部屋の窓枠が破壊され警察や区役所が調査に来る問題も発生した。また。その公園もそうしたトラブル続出で近隣住民から区役所に苦情が相次いでいたこともあってか大幅に改装工事をすることになり住民説明会も開かれた。しかし、そうした場に新・大家は現れなかった。

ここまで来ると、このマンションや住人、地元コミュニティには全く関わりたくないんだろうなとしか思えない。

こうした状態が続く中、契約満期の日が迫ってきた。ところが、不動産屋から更新のお知らせは来ない。そこで問い合わせてみると、どうやらこの不動産屋は近々、このマンションの代理人業務からは撤退するらしいが、新・大家一族でもめているため、権利関係があやふやになっていたので、当面、業務を続けることになった。そうしたゴタゴタでお知らせを出せなかったとのことだ。

どうやら、3きょうだいのうちの名義人となった者を含む女性2人は権利をこの名義人となった者の夫が経営する会社に譲り渡すことに同意したようだ。

ところが唯一の男であるもう1人のきょうだいはそれには同意せず、親族とは全く関係ない企業に権利を売り払ったようだ。

そりゃ、権利関係が複雑になるよね。

そもそも、先代の大家はこの唯一の男の子どもの息子、つまり、先代からすれば孫にあたる人物にこのマンションを譲りたかったらしい。

しかし、それをその他の2人のきょうだいやその配偶者、子どもが面白く思っていなかったのだろう。

そして、推察だが、家族会議というか密談でこの男のきょうだいやその子どもにはこのマンションに極力関わらせないという方向になったのだろう。だから、最終的には大家にしたい孫の親である唯一の男の子どもではない者が名義人になったのかな?

そして、そうした処遇に腹を立てたこの男のきょうだいはブチ切れて、権利を全く関係ない企業に売り飛ばしたのでは?

残りの2人がこのマンションを運営するにしろ売り払うにしろ円滑に進めるには、この第三者の企業から権利を買い戻さないとならなくなるからね。これは壮大な嫌がらせというか報復だと思う。まぁ、自分がこの人の立場なら同じことをすると思う。

とはいえ、住人やこれまで間に入っていた不動産屋からしたら、こんな迷惑な話はないよね。

この不動産屋だって、自分のところの抱えている物件がなくなるわけだしね。

だから、結構、裏側も話してくれた。

この問題が片付いたら多分、立ち退き要求とか、賃料値上げとか、そういうのがありそうな気がするな。

本当、面倒なことに巻き込まれてしまった…。

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