僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション
ヒロアカが米国でも人気があるというのは何となく分かるかな。個性(X-MENのミュータント能力に近いもの)を持った人間が増えた世界というのは、黒人やヒスパニック、アジア系、女性やLGBTQ、障害者などといった白人男性以外に活躍の場を与えるべきだという最近の米国のポリコレ思想が理想とする社会とも合致するしね。
特に今回の劇場版は、個性を持たない昔ながらの人間で、ネトウヨのような純血主義を主張する連中が悪役だから、尚更、最近のポリコレ至上主義の米国には受ける内容だとは思う。
それだけに作中の米国の英語表記がAmericaってなっていたのは残念だなとは思った。国際市場を意識すれば、U.S.A.(The United States of America)にすべきだよねとは思ったかな。
そして、そうしたポリコレ至上主義の連中が喜びそうなストーリーにもかかわらず、主人公をはじめとするキャラクターたちが平気で人種差別を行っているのは矛盾だらけだよねとも思った。
日本人キャラクター同士では、お互いを敬称付きで呼んでいるのに、外国人キャラクターは呼び捨てにしているのは明らかに人種差別だよね。
まぁ、本作に限らず、パヨクとかリベラル、左翼と呼ばれる連中って、そういうのが多いんだよね。
彼等は、外国人はお互いを呼び捨てで呼ぶことが多いから、外国人を呼び捨てにすることは人種差別ではないという主張をするんだよね。
おかしいでしょ!
片方だけ敬称をつけ、片方だけ呼び捨てにするのは明らかに人種差別でしょ!両方に敬称をつける。もしくは、両方とも呼び捨てなら人種差別ではないけれどね。
でも、パヨクとかリベラル、左翼って呼ばれる連中って、それを指摘すると、こっちに対して人権問題を理解していないのはお前だとか言ってくるんだよね。
全く意味不明なんだけれど。
結局、パヨクとかリベラル、左翼って、ネトウヨや右翼よりも人種差別主義者なんだよね。あれだけ、“人権ガー”とか主張している朝日新聞や東京新聞の記者ですら、記事や記者のSNSで平気で日本人のみに敬称をつけ、外国人は呼び捨てにするからね。
朝日の藤えりかという記者にそれを指摘したら、“慣習上、日本人を呼び捨てにしにくいので日本人にのみ敬称をつけたが、それは人種差別ではない”とか返答してきたしね。
本当、意味不明!
もっとも、ヒロアカというコンテンツがパヨク、リベラル、左翼によって作られたものとは全く思わないけれどね。実際、韓国人が噛みついてくるようなネトウヨっぽい要素が含まれていたこともあったしね。
結局、日本のエンタメの思想ってのは右とか左とかあまり考えられていないってことだよね。その辺が米国のエンタメからすると、ありえないことだとは思うけれどね。
ところで、本作ではゲストキャラの声を吉沢亮が担当していたが、個人的にはかなり好演していたと思う。
アニオタや声優ファンの中には、映画やドラマなどの顔出し仕事が多い俳優や、芸人、アイドルといった声優が本業でない人がアニメや吹替の仕事をすると文句を言う連中が多いが、本当、そういう考えの連中には辟易する。
それだったら、声優がCDをリリースしたり、コンサートを開催したりすることも批判しないと整合性が取れないでしょ。
主題歌や劇中歌を歌ったり、キャラクターとして歌うキャラソンはミュージカル・ナンバーの一種と考えれば問題ないけれど、それ以外の楽曲のリリースに関しては批判すべきだよね。
ましてや、アニメ声で歌っている曲なんて批判すべきなのに、アニオタや声優ファンは批判しないからね。
しかも、こういう連中って、声優が歌うのは同じ声を使う仕事だから問題ないって擁護するんだよね。それだったら、顔出し俳優が声優を務めるのだって、同じ演技なんだから問題ないはずなのにね。
結局、それって、自分の好きな人のやることは何でも絶賛し、嫌いな人のやることは何でも批判しているだけでしかないからね。
まぁ、クソ声優演技しかできない奴が多いから批判したくなるのは分かるんだけれどね。
「竜とそばかすの姫」の中村佳穂なんて、劇中曲の歌唱は良かったけれど、声優演技は酷いとしか言えないレベルだったしね。
でも、本作の吉沢亮や、「白蛇:縁起」吹替版のSnow Man佐久間みたいに素晴らしい演技を披露している人だっているんだよね。
その一方で、声オタがマンセーしているだけで、たいした演技もできない本業声優って、男女問わず、結構いるしね。
ところで、林原めぐみの演じたキャラが鳥みたいなアレだということを知り驚いている。
「シン・エヴァンゲリオン」、劇場版「名探偵コナン」、そして、本作と、今年を代表するヒット作にやたらと出ているよね。
それにしても、20代女性って、「ヒロアカ」好きが多いよね。下手すると、男のファンよりも女性ファンの方が多いのでは?
まぁ、「鬼滅の刃」も「呪術廻戦」もそうか。やっぱり、最近のジャンプって女性に媚びているんだろうね。まぁ、女性の方が金を使うしね。
世界レベルではイマイチかもしれないが、男女雇用機会均等が進んで男女の給与差は縮まったし、男の非正規も増えたからね。
それから、コロナ禍になって失業したり、収入が減っても、女性なら風俗や水商売という手があるが、男ではほとんど、そういうのは無理だしね。
そういう状況にもかかわらず、相変わらずデートの際の支払いは男なんだから、そりゃ、自由に使える金は女性の方が多いよねって感じなのかな?
だから、少年漫画も女性ファンに媚びていくんだろうね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?