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5類引き下げ論者=ノーマスク論者は無知の老害

新型コロナの扱いを5類に引き下げるということはいうまでもなくインフルエンザと同等の扱いにするということだ。
でも、検査や治療、ワクチン接種にかかる費用は高いし、インフルのように広く行き渡っている治療薬もない。

つまり、現状では引き下げるべきではないということだ。

しかも、当面はそうした費用を公費で負担するという案もあるそうだ。だとしたら、尚更、引き下げる必要はない。

また、これに伴ってどこへ行くにしても原則ノーマスクでOKにするという方針も打ち出そうとしているが、これも時期尚早だと思う。

2類の現状でも風邪やインフルの診察は、いわゆる町医者でも予約しないと診てもらえないし、中には明らかに診察拒否をしていると思われるところもある。
これが5類引き下げになり、ノーマスクでOKとなったら、さらに風邪やインフルの患者が診てもらう機会が減少するのは目に見えている。ノーマスクの患者がやって来れば、ウイルスは拡散され院内感染するしね。

じゃ、何故、意味のない引き下げをするのかといえば、それは政権批判をさせないためだと思う。

海外の事例を見ても、コロナ禍の制限解除や緩和はほぼ100%、政権批判させないためのアメでしかない。中国がゼロコロナ政策を緩和したのも、ニュージーランドの首相が辞意を表明したのも、厳しいコロナ対策の“弊害”によるサプライチェーン問題などからくる物価高など経済的な問題に対する国民の不満が背景にあるのではないだろうか。

だから、元々、ネトウヨにもパヨクにも嫌われている上に、統一教会や増税などの問題で一般層にも批判され、ツイッターで“○ね”とまで言われるようになった岸田としては、何とかして、国民にアメを与えたいという思いなのだろう。

でも、少なくとも日本に関していえば、ノーマスク論者って思想を問わず、ほぼ100%が老害なんだよね。

連中はマスクをせずに酒を飲んだり、ライブ会場やスポーツ施設で騒ぎたいだけ。

というか、ノーマスク論者のほとんどはまともな仕事をしていないのでは?

自由業とかフリーター、あるいはきちんとした仕事をしないでも親の金で生活できるとか、そういう連中が多いのではないかと思う。

インフルエンザに感染した場合ですら、ブラック企業でない限りは、発症から5日かつ解熱から2日経つまでは出社停止としているケースがほとんどだ。5類引き下げということは原則、これと同じ扱いになる。
マスクを着用していれば、完全ではないがある程度、感染拡大が抑えられるから、同時に何人もがコロナに感染するリスクは減るが、ノーマスクであれば、同時に感染する可能性が高まってしまう。
つまり、最低5日間出社停止となる従業員が続出するということだ。それじゃ、職場は回らないよ。

きちんと出社する仕事をしていないから、ノーマスク論者はこういう職場の事情を理解していないんだろうね。

屋外で運動や散歩をしている時は周囲に人が少なければいいが、屋外でもイベント会場ではマスクをすべきだし、屋内に関しては、オフィスや商業施設は今まで通り、マスク着用をデフォルトにすべきだと思う。

地方はともかく、東京23区のような大都市は人がうじゃうじゃいるし、鉄道各社が経費削減で本数を減らした上に、フィジカルな出社が戻りつつあるせいで、電車の混雑率はほぼコロナ前と同レベルになっている。

そんな状況でノーマスク、5類引き下げなんてやるべきではない。

ノーマスク論者も政治家も電車に乗らないから知らないんだろうね。

本当、無知な老害って困るよね。

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