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北九州映画実行委員会 第1回作品「めぐり逢わせの法則」

秋元系アイドルの現場って、毎回、無意味な使えないアプリCOCOAのダウンロードを義務付けしているのはなんなんだ?政府から金でも貰っているのか?

しかも、そうやって、感染症対策しているアピールをしておきながら、観客を悪天候の中、外に並ばせているのも意味不明。

しかも、仕切りが悪いから、全然、入場が進まない。ボディチェックして、COCOAをダウンロードさせて、電子と紙の両方があるチケットの確認をしてってのを整理番号順で細かく区切ってやっていくのは、わずか30分でやるのは無理だろ。

しかも、それだけ時間のかかる入場の仕方をしておきながら、男子トイレが1人分の便器しかないというのも意味不明。少なくとも、この浅草花劇場というのは約2時間のイベントをやる会場ではないのでは?

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コロナ禍で観光客がいなくなり目先の金が欲しい浅草側と、安く会場を借りたいHKT側の思惑が一致したって感じかな?

さらに、当日、ドリンク代を別途請求するのも理解できない。会場での飲食を促しておいて、何が感染症対策しているだよ!

そもそも、博多のグループが浅草でイベントをやっておいて、感染症対策と言われてもね…。

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でも、花劇場の音響、意外と良かった。ぶっちゃけ、その辺のミニシアターやシネコンの座席数の少ないスクリーンより良い!

後方から前方に移動する音とかがきちんと再生されていて感心した。

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それはさておき、今回の特別上映。3回分のチケットを買うはめになってしまった。他のイベントに参加したり、都議選の投票に行ったりというのが重なってしまったうえに、チケットを分配するような相手もいないから、結局、2回分のチケットが無駄になってしまった…。
こういうのがあるから、当日、別途にドリンク代必要ってのはやめた方がいいと思うんだよね。
最初からチケット代にそれを上乗せして、あとで小屋に分配すればいいのでは?結局、日本の芸能界って、いまだに現金即金主義だから、こういうことができないのでは?

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ちなみに、この特別上映を見ようと思ったきっかけは、HKT48の箱推しというのもあるが、最大の動機は、豊永阿紀が出ているからだ。

彼女のインスタグラムを時々チェックしているが、彼女のクリエイティビティは注目に値する。独自のセンスを持っていると思う。だから、先日公演が行われた彼女が出演しているミュージカル「From Broadway with Love~ ブロードウェイより愛を込めて~」も鑑賞した。

なので本作も彼女の演技に期待しながら見ることとなった。

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やはり、彼女の演技は素晴らしかった。
また、決してうまくはないが、ODAの演技は演じたキャラクターにあっていたと思う。
それから、出番は少ないものの、りこぴの“お姉さんキャラ”感は安定していて良かった。

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本作は北九州の地域おこし映画だが、作品自体は、良くも悪くも地域おこし映画という感じだった。カットしても話が成立する実景カットが多いしね。

あと、SEとかBGMの入り方がダサいし、過剰にも思えた。BGMもかなりの時間鳴っていたしね。
要は、地域おこし映画ってのは、企業VPみたいなものだから、SEやBGMがないとインパクトがないと発注側に言われるんだろうね。

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日本人と台湾人が交流し、日本人は台湾人を呼び捨てにするのに、台湾人は日本人をちゃん付けで呼ぶってのも、高度成長期からバブルの日本がアジアでトップだった時代の上から目線感覚が抜けていないようにも思えた。
まぁ、この台湾人はすぐに日台ハーフであることが明かされるし、誰もが“この2人って父親の異なる姉妹だろ?”って予想できるストーリー展開になり、実際、その通りの結果になっているから、最終的には人種差別とか上から目線とは関係なくなるんだけれどね。

ストーリーに関してはツッコミどころ満載だった。どう考えても、辻褄合わないしね。というか、SFとかファンタジー、サスペンスの要素が入ってくるのは唐突だよな…。

そして、どう考えても、「シックス・センス」的要素の部分の辻褄が合わない。人によって、実は死んでいる妹の姿が見えたり見えなかったりするのは何故?というか、この幽霊、飲食もしていたしね…。そして、仮の肉体を借りて、人前に現れるという設定も分かりにくい。

でも、そういうトンデモ映画一歩手前なことを許してしまえるくらい、愛着がわく作品だった。HKTメンバーの好演のおかげかな。

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ところで、上映後にはトークショーがあったが、りこぴの司会運びはうまいな。さすがはHKTの最年長。そして、かつて放送されていた冠番組「HKT48のおでかけ!」で話し方が女子アナっぽいって言われていただけのことはある。

また、ミニライブ・コーナーでは、秋吉ちゃんが本作のイメージ・ソング的楽曲「記憶 -memorize-」を、えれたんが次のHKT出演北九州映画の主題歌を歌ったが、まさか、秋吉ちゃんが歌うまアイドル的存在になるとはね…。
最初はロリキャラで、それから、お笑い担当・汚れ担当になったのに、今では歌うまだからね…。

それにしても、このイメージ・ソングもそうだし、彼女が参加しているAKBグループの歌うまメンバーによるユニット、Nona Diamondsの「はじまりの唄」にしてもそうだけれど、歌うまアイドルがバラードとかミディアム調の曲を歌うと、地味になったリトグリにしか聞こえないんだよね…。
歌はうまいんだけれどね…。楽曲のセレクションが良くないと思うな。

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そういえば、最後にメンバーによるお見送りがあって驚いた。個人的にはお見送りって苦手なんだよね…。
一応、プロのマスコミ業界人という自負を持っているので、握手会などアイドルの接触系イベントには参加しないことにしているが(魔がさして、 AV女優のイベントには参加したことはあるが)、こういうお見送りの場って、接触系イベント常連のオタクとメンバーが顔を合わせて楽しむようなものだから、参加しない自分にとっては肩身が狭いんだよね。あと、一応、マスコミ業界人だから、どこかの取材現場で見かけたことあるかもと思われるのも嫌だしね。

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≪追記≫
メンバーの浴衣姿、可愛かったな…。

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