記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

ドルオタ必見「スパゲティコード・ラブ」

本作の鑑賞動機は≠MEメンバーが出ていて、しかも、挿入歌も担当しているからというものに尽きる。
それにしても、11月下旬公開なのに、11月上旬に東京国際映画祭で上映されるまでは、ノイミーが関わっているという情報が世に出ていなかったというのも驚きだ。

しかも、ノイミーによる挿入歌(といっても、作中で登場人物たちが見ているMVとして流れるだけだが)“誰もいない森の奥で一本の木が倒れたら音はするか?”なんて、映画祭で上映された数日後のリリースだからね。
よく、そんなにギリギリまで情報が外に出ないようにシャットアウトできたものだと感心してしまう。

まぁ、予想通り、ノイミーの出番は少なかったし、きちんとした台詞があったのは本作に出演したメンバー5人のうち1人だけだったけれどね。
そして、挿入歌も予想通り、ちらっと流れただけだった。
でも、映画のエンドロールで「作詞 指原莉乃」というクレジットを初めて見ることができたのはちょっと感慨深いかなとも思った。

ネタバレになるのであまり多くは語れないが、唯一、台詞らしい台詞があるメンバーは本当においしいところを持っていったと思う。

画像2



あのラストシーンは全世界のドルオタが泣くよ!

ところで、本作っていつ撮影したんだ?
ノイミーが絡んでいる、しかも挿入歌も担当しているということを考えると、本作の撮影時期というのは最近のようにも思えるが、でも、許可を得ずに映り込んでしまった通行人と思われる人はマスクをしていないんだよね。

シネマカリテで上映するような規模の作品で、映り込みに見えるようなレベルのエキストラまで動員するなんて無理だろうから、そうなると、コロナ前の撮影ってことなのかな?

作中でマスクしている喫茶店店員が変な人扱いされている描写もあったから、その可能性はありそうだな。

ノイミーの部分も、実際に流れる楽曲だけは最近レコーディングしたけれど、撮影自体はコロナ前だったってことなのかな?確かに一瞬、誰が誰か分からなくなった箇所もあったしね。
それに、楽曲のタイトルは元々、脚本に書かれていた台詞から取っただけという気もするしね。

画像3

ところで本作はいわゆる群像劇で誰が主役というわけでもない構成になっている。

そして、何人かの主要グループが同時に同じ場所に登場するシーンもある一方で、一切、他のグループとはクロスオーバーしないキャラクターもいる。当然、最後で全ての主要キャラがクロスオーバーするという作りでもない。だから、ちょっと物足りなさは感じる。それに、人物像など説明不足のキャラも何人かいる。

でも、ストーリーらしいストーリーもないのに、飽きさせずに一気に見させるパワーはあるとは思った。

個人的にはカメラマン志望の家出?少女を演じた上大迫祐希が気になった。下着姿になるところとか可愛いかったしね。
あと、まるで、蜷川実花をdisったかのような七光り女性クリエイターを憎々しく演じた八木莉可子はキャラに対して、○意を起こさせてくれるくらいだから演技がうまいってことなんだろうなとは思った。

下着姿になる家出?少女もそうだし、不倫やパパ活をしている女性も出てくるし、元カレがどうのとかいう話も多いし、全体としてはかなりセクシャルな作品だが、よく、これにノイミーが出たよねと驚いたりもする。それだけ演技仕事にチャレンジしたいってことなんだろうね。

まぁ、ノイミーは代アニから生まれたプロジェクトなわけだから、本来なら声優業に力を入れていなくてはおかしいわけだし、その流れで映画やドラマといった演技仕事をするのが当たり前のようにも思えるので、今後も積極的に演技仕事をしていって欲しいとは思うかな。

画像1



何か“姉貴分”の=LOVEはいつの間にか演技仕事をあまりやらなくなってしまったしね…。
まぁ、プロデューサーの指原莉乃が演技仕事には興味がない人だからね…。
多分、ウソだとは思うが、かつては“映画は5本しか見たことない”なんて言っていたからね…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?