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サンダーゲート2024(初詣)

年々、1月1日の朝帯(午前6〜10時くらい)の浅草寺参拝者が増えている気がする。

ネットの世界に入り浸り、アイドルや水商売、風俗、配信関連、体育会系、ネトウヨ 、パヨクといった人たちの動向ばかり追っているといまだに、夜型の生活の人が多く、特に元日なんて昼過ぎまで寝ているのが普通に思えてしまうかも知れないが、一般人は正月に限らず朝型の生活になっているんだなというのを実感する。

つまり、酒を飲まない人が増えたから早寝早起きの生活リズムになっているということだ。



しかも、この時間帯に浅草にいる人の顔触れを見ると圧倒的に20代が多い。若い人が酒を飲まないというのは以前から指摘されているが、それが特定の集団の偏った調査ではないということを証明していると思う。

オタクみたいな人種は別だが、世間一般の20代に極端なデブもガリもノッポもチビもいないのは、飲食事情が影響しているのは間違いないと思う。

まぁ、金がないから飲食に金をつぎ込まないし、夜遊びもしないってだけで、ネットだって通信費がかかるし、動画配信サービスだって金がかかる。節約しようってなれば寝るのが一番だしね。

要は国民が朝型生活になったのは貧しくなったということの裏返しでもある。



一方、朝に浅草寺にやって来る人が増えているのに対して、この時間帯に仲見世でやっている店は年々減っているし、社務所も時間帯によっては窓口を閉めているところもある。

朝から働く人を確保できない、つまり、1月1日の朝に働く人に見合った報酬が提示されていないから労働者が集まらないってことだしね。

やっぱり、日本は貧しくなっているんだよ。

自民党政権とネトウヨのせいだね。

ふざけんな、増税メガネ!



そんな中、毎年感心するのが舟和だ。和菓子が売れないなどと愚痴を言っている和菓子店の多くは古いやり方を変えられないから、というか、時代が変わったことを理解できていないから売り上げが落ちているんだよね。



いつまでも贈答品とか手土産として和菓子を買う人が多かった時代の商売にこだわっているから客に相手にされないんだよ。

今時、贈答品や手土産なんて、アイドルや風俗嬢などへのご機嫌取り以外で買うことなんて滅多にないからね。

非正規が増えたから、訪問先企業に手土産を持っていくような任務を任される人も減ったし、少人数や独身の世帯も増えているから、尚更、和菓子の“箱買い”需要はない。

でも、和菓子店の中にはいまだにそうした“箱買い”客を想定したセット売りを重視している所が多い。

それでは売れないよ。

舟和は1〜2人で一度に食べ切れる量のセットを売ったり、和菓子を古くさいと思っている人にもアピールできる新商品を出したりして企業努力している。

1月1日だって、他の仲見世の店は朝7時台ではやってはいないところが多いのに、舟和は毎年、朝から営業している。努力していないで、時代の変化を無視していて、それで売れないのは和菓子を食べようとしない客のせいみたいな言い方をしている店は猛省すべきだと思う。



ところで、XmasをX'masと表記する人はさすがに年々減っているけれど、いまだに元日と元旦の区別がつかない人って多いよね。
中高生を学生と思っている人と同じくらい多い(本当は生徒)。

いまだにら抜き言葉は批判されるけれど、い抜き言葉は黙認されつつあるし(×してる、⚪︎している)、NHKのニュースですら、“注目を集める”という重複した言葉を使うようになっている。

そして、10〜20代を中心に、“弱”という言葉を少々プラスするだと思っている人が増えている。

誤用が主流になると、正しい使い方をしている方が常識知らずと思われるようになり、いつの間にか、誤用だった方が一般的な使い方になるのは世の常だ。

間違いを指摘した人に対して、“そういう使い方もある”と正論ぶる奴が幅をきかすようになるので、その傾向は強い。

元旦もそのうち、一日中、どの時間帯で使っても構わないとNHKニュースですら取り決めるようになるのだろうか。




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