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国民を▪️すインボイス制度始動

残念ながらインボイス制度が始動してしまった…。

50万を超える反対署名が集まったのに岸田政権側は受け取りを拒否し、強行されることとなった。

受け取らなければ反対の声はなかったことになるなんて姑息なやり方はありえない。こうした蛮行に対して批判の声が高まったことから、その後、USBでデータを受け取ったようだが、それは関係閣僚会議の初会合が開かれた後で、もう中止や延期にはできない状況なわけだから、岸田政権が聞く耳を持っていないことは明らかだ。

その関係閣僚会議だって制度施行前最後の平日になって初めて初会合を開いたのだから呆れるばかりだ。これのどこが岸田の言うところの何年にもわたって説明してきたなんだ?結局、情報を与えずにスタートさせ、もう始まってしまったんだから戻りようがないよねってしたかっただけでしょ。

それに、インボイスで増税しておきながら支援策を検討すると主張しているのも意味不明だ。だったら、インボイスを導入しなければいいだけの話だ。インボイスをやめれば経済的に困窮する人も原則出てこないから支援策を講じる必要もないんだしね。というか、子育て支援にしろ何にしろ、自民は増税前提で支援するのが多すぎる!だったら、最初から増税しなければいいんだよ。そうすれば、経済的に多少は余裕が出るんだから。しかも、増税すれば支援の対象でない人まで収入が減る。アホじゃないのか?というかアホだ!

そして、10月1日になったのに登録番号は届いていない。マイナンバーカード申請で楽々申請だったのでは?本当、マイナンバーカードというシステムはクソだ。というか、登録申請のやり方、めちゃくちゃ分かりにくかった。

増税メガネだか、増税クソメガネだか、増税レーシックだか、増税クソレーシックだか知らないが、岸田にはとっとと辞めてもらいたいし、⚪︎んで欲しいと思う。

ところで、今回のインボイス制度導入に関して、主にネトウヨ的な思想の連中が、“そもそも、民主党が政権を担っていた時代に段階的な消費増税(まずは8%に、そして、その後10%に)を主張したからだ”とか、“消費税率を10%に引き上げる際に公明党が国民負担を減らすという名目で軽減税率を導入させ、消費税の仕組みを複雑にしたからだ”などと主張しているが、何をほざいているんだという感じだ。

消費増税が決まったのは民主党政権末期かも知れないが、それから何年経っているというんだ?
それに公明とは連立与党を組んでいるかも知れないが、与党第一党は自民だ。

つまり、自民は消費増税だろうとインボイスだろうとやめようと思えばいくらでもやめる権限は持っていたということだ。それなのにやめないということは、自民がやりたいことなんでしょ!

それに、マスコミや左派政党も問題だ。

マスコミはマイナンバーカードの問題に比べると、インボイスの問題はほとんど報道してこなかったよね?

その理由は明白だ。新聞社は軽減税率の恩恵を受けているから、軽減税率導入に伴って制度導入が議論されたインボイスには触れたくないからだ。

また、民放キー局は全ての局がグループ企業に新聞社が入っている。ローカル局のTOKYO MXですら主要株主に中日新聞(東京新聞)が入っている。だから、テレビもインボイスを大っぴらに批判できない。

左派政党も左派政党だ。マイナンバーカードに関しては執拗なほど批判するのに、インボイスに関しては批判しない。結局、左翼なんて金持ちの道楽だからってことだよね。

あいつらには年収1000万円以下の人の気持ちなんて分からないんだよ。マイナンバーは貧困ビジネスで儲けられるから熱心に批判していただけでしょ?

そもそも、フリーランスや業務請負といった業態で働く人は報酬(ギャラ)から10%以上の額が源泉徴収されている。なのに、源泉徴収される前の税込額から支払う消費税額を算出するっておかしいだろ!二重取りだよ!

インボイス導入によって単純計算で手取り10%減とはならないし、経過措置期間なら80%は控除されるが、それでもかなりの手取り額が減るのは確実だ。

つまり、フリーランスや業務請負などといった形で仕事をしている人たちが自由に使える金が減るということだ。

インボイスにより経済的打撃を受ける職種の代表として声優やアニメーターがよくあげられるが、個人的にはこうした連中には全く同情できないし、彼等と同調しようとは思わない。

連中は、左翼・リベラル・パヨク・フェミなどと呼ばれる連中から、アニメやコミックのエログロ描写を批判されたり、ポリコレ描写を求められていることに対して逆ギレしてネトウヨを拗らせ自民党を支持してきた。

そして、こうしたアニメ・コミック界隈のエログロの表現の自由を野党から守れというキャッチフレーズで連中を取り込もうとしたのが山田太郎や漫画家で今は議員となった赤松健だ。

山田や赤松、さらにその支持者はことあるごとに、山田や赤松がいるから自民の暴走を止められる、抑止力になると吹聴し、ネトウヨを拗らせた連中に自民に投票するよう促していた。

でも、その結果はご覧の通りだ。山田や赤松は何の抑止力にもならなかった。そして、アニメ・コミック業界の連中やオタクは客寄せパンダの山田や赤松に騙されて自民に投票し、その結果、インボイス導入で手取りが減ることになったというわけだ。アニメ・コミック業界の連中に関しては自業自得としか思わない。

それよりも心配なのはアイドル業界だ。特に地下アイドルやライブアイドルと呼ばれる人たちやその運営だ。

こうした人たちは間違いなくこれまでなら免税の対象者だったはずだ。そして、きちんと確定申告しているのであれば、インボイス導入によって経過措置期間でも単純計算で消費税額の2割ほどは収入減となるはずだ。なのに、騒いでいるアイドルや運営って少ないんだよね?もしかすると、確定申告していないのか?それとも、自転車操業だからそういうことを考えている余裕がないだけで、年が明けて確定申告のシーズンになったら慌て出すのか?

まぁ、一部のアイドル運営の中には既にインボイス導入による負担増をチェキ料金などに転嫁すると表明しているところも出ているけれどね。

まぁ、そうだよね。

単純計算だけれど、これまでチェキ券を1000円で売っていたとしてら、そのうちの100円が消費税分となる。チェキフィルムを買った際に支払った消費税は控除されるから実際に納税する消費税額は100円ではないが、便宜上、その100円に経過措置の2割を適用すれば、これまでは納税していなかった100円のうち、20円を納めることになる。

ただでさえ、地下アイドル業界なんてギリギリの生活でやりくりしているんだから、チェキ1枚あたり20円の収入が減るというのは受け入れられないよね。

となると、当然だけれど1020円以上で売ろうってなるよね。それから、経過措置が適用されているうちは20円程度で済むが、その期間が終わり、なおかつ、簡易課税制度の届け出をしなければ100円の値上げをせざるを得なくなる。

それに所属アイドルがインボイス登録をしていなければ、その消費税分は運営が負担することになる。当然、その分はチェキ料金やグッズ代に転嫁される。

100円単位での値上げとなったら、チェキを撮る枚数を減らそうとなるのは必然だ。

となれば、アイドルや運営の収入だって減っていく。だから、インボイス問題で騒いでいないアイドル運営が多いのは意味不明なんだよね。
アイドル業界もアニメ業界同様、ネトウヨを拗らせて政権批判できないのが多いけれど、地下アイドルはアニメやコミック業界と違って消費者から直接金を受け取っているんだから、もう少し真剣にこの問題を考えた方がいいのではないかと思う。

マジで死活問題だよ!

そんなわけで自分は、少しでも節約するために欅坂46と日向坂46のモバイル会員をやめることにした。これまで、全然、良席にありつけたことはなく、会員でいるメリットも何もなかったからね。おそらく、それ以外のFC関係も順次、脱会していくことになりそうだ。

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