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AKB48 THE AUDISHOW 11日(金)18:00公演:チーム8 ゲスト:はるな愛 ソロミニライブ:宮里莉羅

本当、コロナ禍になってからのライブ系エンタメの現場の運営の仕切りの悪さには腹が立って仕方ない。

なるべく密にならないように、観客に規制入退場を呼びかけているくせに、リハーサルなどの準備がおしたりしているから、開場時間になっても観客は入場できないんだよね。規制入退場の呼びかけが何の意味もない。

まぁ、昼の部と夜の部で出演者がだいぶ変わるんだから、そりゃ、リハはおすよね。

それからトイレの便器を半分しか使えないようにしているのも意味不明。

まぁ、オッサンオタどもが、それを見て“用を足すだけで話すわけではないのに、これはやり過ぎだ”みたいなことを言い合っていたから、老害オッサン対策としては正しいのかもしれないが。自分たちが話していることを何とも思っていないんだよ、あの人たちは。

それから、飲料水持ち込み禁止と言っておきながら場内でペットボトル飲料を売っているのは意味不明。要は買わせたいだけでしょ。
しかも、持ち込んだ人は、入口で係員の見てる前で飲み干すか(当然、マスクを外す)、飲みかけのボトルをそのまま係員に渡すというのも意味不明。感染リスクを高めているだろ!

あと、前説コーナーでメンバーが、役に立たないCOCOAのダウンロードを推奨しているのも意味不明。

同じく、前説コーナーでメンバーがグッズのPRを延々としているだけでも興醒めなのに、そのグッズの一つのTシャツを会場で着て欲しいみたいなことを言っているのも意味不明。それって、会場で観客に着替えろって言っているんですが…。

本当、感染症対策する気なんて全然ないとしか言いようがないな。

そして、感染症対策には関係ないかもしれないが、本公演の公式ツイッターがメンバーに対して、“さん付け”しているのも意味不明。日替わりの外部ゲストに“さん付け”するのは分かるけれど、AKBメンバーに“さん付け”はおかしいでしょ!

だいたい、この公演自体、感染症対策する気が全くない内容のものだった。

演劇という名目で公演しておきながら、実質はコンサートだからね。

見る前は演歌歌手がやるような、演劇パートと歌唱パートの2本立てみたいなものかなと想像していたが、全然違った。

演劇パートのかなりの時間が歌唱にあてられていた。それでも、ミュージカル的に進行していればまだしも、全然そうではないからね。

要はアイドル系バラエティ番組みたいな作りになっている。
しかも、この自称・演劇パートで観客はずっと、ペンライトを振っている。
アイドル出演作品であっても、そして、それがミュージカルであっても、演劇作品では観客はペンライトを振らないのがマナーなのに、観客がペンライトを振るのが容認されているんだから、限りなく詐欺に近いと思う。はっきりとコンサートと名乗れよ!

コロナ禍では、コンサートとして届け出るよりも、演劇として届け出た方が座席販売数などで許可がおりやすいから、演劇のふりをしているだけとしか思えない。

全席販売されている=隣の観客との間の隙間がほとんどないのに、コンサートのようにずっと、観客は拍手をしたり、ペンライトを振ったりしているのだから、どこが感染症対策万全なんだかと言いたい。

公演自体も微妙だったな…。
正直な印象としては、社員旅行で行った旅館の宴会場とか、久しぶりに再会した同級生と行ったスーパー銭湯の食堂とかで見る、かつてのスターのステージって感じだった。

演技も下手だし、噛みまくりだしね。
こんなので9800円も取ってはダメだよ。

よくAKBを学芸会と揶揄する人がいるが、学芸会より酷い!

というか、元々、学芸会レベルだったものが、コロナ禍になって、さらに劣化したのでは?
同じ秋元系アイドルでも、坂道シリーズはコロナ禍でも鍛錬を続けていると感じられるが、AKBにはそれがない。

というか、ずっきーは舞台「フラガール」では見事な演技を披露していたのに、本作での演技は酷すぎる。ルックスもこんな感じだったっけ?って感じになっているし…。
というか、ずっきーを含むレギュラーキャスト7人のうち、ゅぃゅぃと岡田奈々以外は限りなくモブキャラに近い扱いだから、やる気がないのかな?

そのゅぃゅぃは元々、演技巧者ではないのに、本作では、中途半端な演劇だから、尚更、下手感が出てしまって、見ていて悲しくなってきてしまった。

そんな中、プロを感じさせてくれたのが、日替わり外部ゲストのはるな愛と、日替わりライブ担当のチーム8の一員として登場した本田仁美だった。

はるな愛のエアあややは、今見ると場末の旅館やバーで見る旬の過ぎた芸人の営業パフォーマンスっぽい感じがしないでもないが、それでも初めて生で見たエアあややは十二分に面白かった。

それから、IZ*ONEとしての活動を終え、古巣のチーム8に戻ってきたひぃちゃんは、さすが、“世界の本田”と呼べるキレのあるパフォーマンスだった。

やたらと水分補給か何かで彼女がステージ袖に向かう様子を見かけたが、本気でパフォーマンスしているのは彼女だけってことなんだろうね。

ぶっちゃけ、彼女レベルのパフォーマンス能力がある人が学芸会以下のショーに出ていていいのだろうかと思ってしまった。

ところで、タイトルの読みは正式には“ジ・オーディショー”だと思うが、何人かのメンバーは“ザ・オーディショー”と言っていたぞ。
そういうタイトルさえまともに覚えないような心構えだから、AKBはお遊びって言われるんだよ。
それはさておき、このAUDISHOWって表記、アウディ的にはOKなのか?

そういえば、AKBグループや坂道シリーズのライブでは、サプライズという名の告知映像が流れるのが当たり前のようになっているが、仮にも本作は演劇と名乗っているのだから、それはやめたらどうだ。

百歩譲って、メンバーが出演するミュージカルの告知は演劇つながりで良しとするが、チーム8のコンサート告知はダメでしょ!

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