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こころのフフフ

欅坂46が櫻坂46に改名してからしばらくは特に推しメンもいなかったし、欅坂時代に推していたメンバーも露出が減っていたので、いつの間にか興味が薄れてしまっていた。

でも、櫻坂としての2ndシングル“BAN”のカップリング曲“思ったよりも寂しくない”のMVを見た瞬間、自分の中で一気に天ちゃんに対する興味が増してしまった…。

なので、今では堂々と櫻坂の一推しは天ちゃんと言えるようになった。

そんな天ちゃんが初のドラマ出演を果たしたのが本作「こころのフフフ」だ。

ドラマといっても、1話あたり10分ちょっとのショートストーリーなので、WOWOWではオンデマンドで全9話を一挙に先行配信した後に、全話をまとめてWOWOWプライムで放送するという形が取られた。

個人的には毎週1話ずつ配信してくれれば、時間を捻出して、何とか最新話の配信に合わせて追いついていこうとできるが、一気に配信されると、なかなか全話を見る気力が起きないので(Netflixのシリーズものを滅多に見ないのはこれが理由)、WOWOWの一挙放送で見ることにした。

配信で見るか、放送(を録画したもの)で見るかの違いで一気に見ることには変わりないだろうと言われるかもしれないが、自分みたいにマニアをやっている人間は、配信だと1話ごとに見たエピソードのチェックを鑑賞録につけしてしまうから面倒なんだよね…。

なので、全話まとめて放送の場合はそれで一つのパッケージのテレビ番組として見ることができるから、いちいちエピソードごとに鑑賞録をつける必要がないのでラクだったりもする。

まぁ、マニアでない人には何を言っているか理解されない話だとは思うが。

作品自体は、一見、高校生たちの学園およびその周辺や家庭での日常を描いたショートドラマのように見えるが、毎回、不条理なSF・ファンタジーの一歩手前のような設定が加えられていて、かなり不思議な世界観の作品になっていた。

ショートドラマだけれど、キー局の深夜ドラマより画作りはしっかりしていた。WOWOWって、金も時間もあるんだなというのを実感した。

まぁ、ツッコミどころも多かったけれどね。入学初日のエピソードなのに下駄箱に上履きが入っていたりとか、明らかにおかしな描写も多かったけれどね。

そして、語らなくてはいけないのが主人公の親友役を演じていた天ちゃんの演技だが、これが結構いけていた。
彼女は身長も他のアイドルよりは高いからビジュアル的にも映えるし、今後もドラマや映画などで重宝されるんじゃないかなとは思う。

とりあえず、ショートストーリーを9話続けて見るのって疲れるよね。
全話合わせれば、映画1本分くらいの尺になっているしね。
というか、ショートストーリーとか短編映画って、1本あたりの尺は短いけれど、1本を見るにあたって使う労力って、実は長編作品を見るのと、そんなに変わらないんだよね。短編映画をあまり見たことがない人は、短編映画を長編より価値のないものと思っているかもしれないけれど、そんなことないんだよね。

なので、全話見終わった後はすごく疲れた…。

《追記》
天ちゃん演じる親友が引っ越してしまったということは、今後、2年生になった主人公たちを描いたシリーズが作られても、天ちゃんは出てこないってことなのかな?

それにしても、天ちゃんは可愛い!

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