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劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編

どうしても異世界転生モノというジャンルは好きになれない。それは根底にあるのがネトウヨ思想だからだ。 
日本やドイツが第二次世界大戦で負けなかった世界線、要は大日本帝国やナチスドイツが存続している世界とか、日本が欧米的な近代化をせず侍たちが闊歩しているような世界を理想としているものが多い。つまり、現在の日本国憲法下の日本を否定しているということは間違いなくネトウヨ思想と言っていいと思う。

なので本作もあまり期待せずに見た。
ぶっちゃけ、出だしはつまらないと思った。
でも、途中からは結構面白くなってきた。

ご都合主義だらけだったが、裏切り者がいたりと色々とスリリングな展開になっていったし、終盤の愛する者のために命を捧げあう主人と家来の関係にはうるっと来てしまった。
まぁ、富田美憂はどの役をやっても富田美憂なんだなとは思ったけれど。

ちなみに本作を見た理由はヒロイン役の声優を福本莉子が担当しているからだ。
まぁ、声豚が批判しそうな演技だったけれどね。同じ東宝シンデレラ出身でも、浜辺美波や上白石姉妹ならもっとうまくできたのではと思った。

というか、福本莉子はTOHOシネマズの幕間映像のナビゲーターをやっているから東宝一推しの新進女優というポジションなのかと思ったが、本作はバンダイナムコの配給だし、実写映画でも3作続けて東宝以外の映画会社の配給作品に出ているから、そんなに東宝がプッシュしているというわけでもないのかな?
まぁ、幕間ナビゲーターの前任者の山崎紘菜も東宝以外の作品への出演が多いけれどね(長澤まさみとか浜辺美波は圧倒的に東宝作品が多い)。
もしかすると、幕間仕事って東宝が自社作品では売れないと判断した人がやる仕事になっているとか?

とはいえ、山崎紘菜は幕間仕事を辞めた後に、朝ドラ「舞いあがれ!」に主要キャラで出演という大きな仕事が舞い込んできているから、福本莉子も今後、チャンスはあるんじゃないかな。

ただ、幕間映像の福本莉子はフラフラしすぎ!
ディレクターとかカメラマン、プロデューサー、マネージャーは何も注意しないのか?



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