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Apple Watchでどう生活が変わったか

 2年くらい前にスマートウォッチ、いわゆる活動量計を使い始めていた。最初は3,000円ぐらいの中国製ノーブランドだった。でも、すぐ無くしてしまい、また次に安い中国製のモノを買ってしばらく使っていた。
 安くても、心拍数が測定できて、ランニング中の負荷を確認するのに効果があることを実感した。また、寝ている間の睡眠の深さも測定できて、sleep cycleと比較しても遜色ない測定ができる。しかし、安いだけあって壊れやすく、1年ぐらいで動作しなくなった。
 代わりのモノを探していたところ、Apple Watch Series3が、昨年9月に新モデルSeries5の発売を受けて、2万円からに大幅に値下げされていた。昨年11月のAmazonプライムデーでついに買ってしまった。Apple Watchを使い初めて半年たって、生活がどう変わったかをまとめてみる。

Apple Watchでできること

 Apple Watch Series3はGPS内蔵なので、屋外ではiPhoneなしで移動距離が計測できる。毎日の活動をずっと計測できるのはもちろん、ランニングやウォーキングもワークアウトとすることで心拍数を通常よりも細かく記録できる。しかもトレッドミルのように室内のランニングでも正確な距離が計測できるのは驚きである。GPSの位置情報が止まっていても、腕の振りや振動で歩幅を予測して、距離を計算しているようだ。
 スポーツジムでのレッスンも、Apple Watchにはたくさんのワークアウトがあるので、どれか適切なワークアウトを選んで、心拍数と共に記録しておくことができる。安い活動量計では、ワークアウトの種類か限られているし、トレッドミルなどの室内ランニングでは距離が計測できない。
 そして、Apple Watchの特徴としては、iPhoneと同じように、アプリを追加できることである。安いスマートウォッチでも、LINEや電話の通知は受け取るこどができるが、Apple WatchはLINEアプリがインストールできるので、通知が来るのはもちろん、固定の返信だけでなく、音声認識入力により、返信もできる。実は腕時計に話しかけるのは、目立つ気がして人前では恥ずかしくてできないから、あんまり使えてはいない。
 音楽もiPhoneのミュージックから転送しておけば、Bluetoothヘッドホンて聞ける。なので、iPhoneなしでも音楽聴きながらランニングできる。

アクテビティアプリ

 Apple Watchを使ってみて、その良さを実感できるのがアクテビティアプリである。画像はApple Watchのアクテビティの様子である。赤のムーブリングは活動量、黄緑色のエクササイズリングはしっかりと運動している時間、ライトブルーのスタンドリングは立っている時間を示す。

 それぞれのリングには目標値がある。私は毎日の活動量の目標として500KCALを設定している。1日8,000歩以上歩かないと達成できないくらいの活動量になる。エクササイズとスタンドの目標は固定で、ぞれぞれ30分、12時間に設定されている。
 この目標にどれだけ近づいているか、達成できたかをApple Watchは、随時通知してくる。連続して7日間目標達成するとバッジがもらえたり、活動量200%でまた新しいバッジがもらえたりと、ゲーミフィケーションの要素もある。それにより、運動を続けようという動機付けが行われる。私もすっかりそれにハマっている。

 iPhoneのアクティビティアプリでは、さらに詳しい情報が得られる。過去の履歴を見比べてみることができるし、計測された活動量や距離、ペース、などのトレンドもApple Watch使い始めて6ヶ月目ぐらいから、変化の傾向がわかる。

 このアクティビティアプリの動機付けは、今日も運動しなくちゃいけないという強い意識となり、Aplle Watchを付けてから明らかによく運動するようになった。たとえば、仕事のある日は職場の手前の駅で降りてできるだけ歩くようになった。休みの日は、スポーツジムに行って運動するのが日課であったが、スタジオのレッスンやマシンジムもワークアウトとして記録するようにして、どれくらいの活動量が自分の体力で達成できるか、例えば200%を超えたらどうなるかなどを記録に残している。そして、座りっぱなしで仕事をしていると1時間に1回は立って歩きなさいとお知らせが来るから、ストレスをためなような行動をするようになった。
 コロナ感染症対策で在宅勤務が多くなり、運動不足解消のため、毎日のように走るようになった。今はApple Watchとアクティビティアプリを使いながら、どれくらい自分の活動量を伸ばせるかチャレンジの日々である。

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