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オススメ海外ドラマ①『ペーパー・ハウス』

GWは自宅で海外ドラマ三昧はいかが?

昨年、1回目の緊急事態宣言発出後に「Nerflix」に加入し、海外ドラマにハマってしまった。せっかくのGWだが、今年も自宅で過ごす時間が長くなりそうなので、私が実際に観て面白かった海外ドラマをご紹介しよう。
海外ドラマと言えば…アメリカやイギリスの作品を思い浮かべるが、今回はスペインの作品だ。この時点でピンと来た方も多いだろう。

ペーパー・ハウス  La casa de papel

そう!「ペーパー・ハウス」だ。
国際エミー賞、フェニックス賞では最優秀ドラマ・シリーズを受賞。
「面白い」とは聞いていたが、見始めたらもう止まらない!
「24」や「オーシャンズ11」がお好きな方は特にハマると思う。

あらすじ

スペインの造幣局に8人組の強盗が67の人質をとって立てこもった。
銀行ではなく造幣局に立てこもるというのがポイントだ。
強盗たちの目的は、ユーロ紙幣を新たに印刷して24億ユーロ・日本円にして3,125億円を持って脱出すること!
だから「ペーパー・ハウス」というタイトルがついている。
手に汗握る警察と強盗団の駆け引きが続く。
登場する強盗は、首謀者「教授」によって集められた犯罪者たち。
お互いの本名は知らず、都市の名前のコードネームで呼び合う。
「東京」「ナイロビ」「デンバー」「モスクワ」など…。
皆、それぞれに大いに問題を抱えている人物だ。
別の場所にいる教授は、警察の捜査を攪乱しながら仲間たちに指示を送る。
「誰1人傷つけない。誰の財産も奪わない。絶対に足のつかない24億ユーロを持ち出す。」という前代未聞の大作戦、果たしてどうなるのか!?というお話し。

ココが面白い!

面白いと感じるポイントはいくつもあるが、1つは警察の動きを徹底的に想定し、緻密に練り上げられた作戦。強盗団は何度も何度も警察に追い込まれ絶体絶命と思われるピンチに陥るが、ほとんどのことは想定済み。
鮮やかに、時にはギリギリのところで逆転する。危機を乗り越える度に訪れる爽快感がクセになる。

もう1つは強盗と人質の心理描写が巧みだ。
強盗1人1人の人生が徐々に明かされていく。見始めたときは「ただのならず者集団」だったのが、だんだんそう見えなくなっていくのだ。
そこに人質との関係が絡み、極限状態の人間ドラマが繰り広げられる。

現在シーズン4までネットフリックスで観ることができる。
そして、シーズン5をもって完結すると昨年発表された。日本での配信が今から待ち遠しい。


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