多摩ニュータウンの原点「永山」「多摩センター」の団地巡り

引越しを考えているんです。いや、考えているというか「する」ことは我が家では決定しているので、あとは物件次第。ずっと賃貸だったのですが、良い機会なので購入しちゃおうかと。購入となると「まぁ何となくここでいいんじゃない！」という軽い決断ができないので、少し慎重になってます。

もろもろの条件などを考慮して、東京の西の方で探しています。というわけで、今回は引越し先有力候補の街、永山を歩いてみました。

永山（京王永山）は今回で2回目の訪問。前回は内覧だけで帰りましたが、今回は街の雰囲気などを探っていこうと思っています。永山駅は京王線と小田急線の駅があるので利便性は良い。勤務地の渋谷には両線ともに乗り換え一回で行ける。

駅周辺はチェーン店を中心にそれなりに「困らない」ラインナップ。西友などのスーパーもあります。

駅から続くコンコースを歩くと「ベルブ永山」という建物が。なかなか存在感のある建物で、中には永山図書館などが入っています。

「ベルブ永山」を抜けると大きな橋があり、その先には「永山北公園」があります。駅の周りに緑が多いのは良い。

駅の西友に入っている「タカギフーズ」でお弁当を購入したので公園で食べた。「今、最高に売れている」月見焼鳥弁当と「当店の人気商品」生姜焼きと唐揚げ弁当。

永山北公園は、規模はそんなに大きくないけども、綺麗に整備されていて、子供連れの家族がたくさんいました。

ご飯も食べたし「街の雰囲気を探って」いこうと思いますが、この先、ほとんどが団地の写真になっています。永山地区は多摩ニュータウン開発の最初期に募集された地区。いわば多摩ニュータウンの原点とも言える地域。

今回、永山駅南側を多摩センター駅に向かって歩いたので、道中はほとんど団地群です。団地好きの奥さんにとっては最高のエリア。僕は、最初は団地に良い印象持って無かったのですが、結婚当初から団地の良さを聞かされ続けたので、今ではそれなりに「団地好き」になりました。

個人的な意見ですが、団地の風景って社会主義の建造物っぽくてカッコイイなって思うんですよね。社会主義時代の東欧の切手や小物を細々と収集したりしてる僕なので、このテイストは好きです。

永山北公園からすぐのところにある永山小学校。広めの校庭と味のある校舎が良い雰囲気です。

しばらく歩くと団地発見。耐震補強工事によって近代的な雰囲気に。

こっちは、形的にはスタンダードな感ありますが、薄いピンクと青緑っぽい窓柵のカラーリングがかわいい。

緑の濃い季節なので「映え」ます。

昭和感あるエリア。団地の下に商店街があるパターンも多いのですが、どの団地商店街も元気が無いのが気になるところ。活性化施策ってあると思うんだけどなー。

団地というと先ほどから紹介しているマンションっぽいのをイメージする人がほとんどだと思いますが、このような戸建っぽいタイプもあります。戸建というかテラスハウス形式。米軍ハウスっぽくてかっこいい。

大きな建造物は迫力がありますね。フレームに収まりきらない大きさ。

ニュータウンにはこういった大きな歩道橋がいくつもあります。

歩道橋の上からの眺め。真っ直ぐ伸びる道路がニュータウンっぽい。

ガンガン歩いていくと今度は「豊ヶ丘」というエリアに。丘の上の団地。

豊ヶ丘南公園の池。カモの親子が泳いでいました。野鳥を撮影するおじいさん達が長いレンズを構えて池の周りを占拠してました。電車もそうですが、こういう人たちはみんなピリピリしてて怖いんですよね...。

全体的に団地建物は綺麗だった。年月が経ってるので、もう少し汚いのかな？と思ってたけど、どれも改修工事などを経て綺麗。

めちゃめちゃ歩いて疲れてきましたが、もう少しで多摩センター駅に着きます。これは多摩センター駅手前にある白山神社。

多摩センターといえばピューロランドです。入ったことないですが、中学生カップルなんかには良いんじゃないでしょうか。

多摩センター駅のコンコース直結のベネッセ東京ビル。ちなみにベネッセの本社は岡山です。

というわけで多摩センター駅に着きました。相当歩きました。多摩センターのシンボルの一つ「パルテノン多摩」は現在大規模改修で休館中です。

ある程度の日常生活は永山駅でも十分に済ませられるし、隣の多摩センターに行けばある程度何でも揃う。多摩センターからモノレールに乗れば立川にも行ける。永山でも多摩センターでもバスで聖蹟桜ヶ丘にも行ける。普段はこれで事足りる。車がなくても何とかなりそうな感じ。これ以上西の方面に行くと、車が必須。そうなると免許を取りにいかないといけない（持ってない）。そんなわけで、複数の線を利用できる点も含めて、永山、多摩センターは良い場所だなと思いました。

（おわり）