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副業でキャリアサポーターを始めた理由~前編~

私は今年の始めからmeetcareerで「のん」という名前でキャリアサポーターをしています。本業は人材派遣会社でフルタイム勤務。
なぜ副業を始めたか。どのようなきっかけがあったか。副業が何をもたらしたか。この半年の変化について書いていきたいと思います。

きっかけと出会い

きっかけは、知人の紹介でした。
もともと派遣会社横断の草の根イベントなどを企画していた私は、一緒に事務局をしていた方から「社員全員フルリモートの会社、CASTERで働いている人がいる」とお聞きしました。それが2019年の11月。
CASTERといえばリモート派遣のさきがけ。とても興味がわきました。派遣会社横断イベントへのお招きのきっかけにもしたい。
「ぜひ会いたいです!」と頼んで丸の内で一緒にランチを。12月。それがあやさんとの初めての出会いでした。

「あ、でも1月で次の会社にうつるんですよね」
さらりと言うあやさん。(えーーーー!)
「オンラインでキャリアカウンセリング始めます。まだまだこれからサービス立ち上げですが。カウンセラー募集しています。興味あったら連絡ください!」と。

よくよく話すと、あやさん、もともと私が興味あってtwitterでフォローしていた方でした。なんとご本人にお会いできたとは(嬉)
ちょうどキャリアコンサルタント資格試験を受けていた私は、12月の結果が出たら連絡しようと思っていました。
そして合格翌日、すぐにあやさんに連絡しました。

12月中に本業の副業規定を確認し、手続きを進めつつ並行して「カジュアル面談」として代表の喜多村さんとお話をしました。
第一印象は「ときどき出る関西イントネーションが柔らかく感じられる、けど熱い思いをもって行動する人」。

いやほんと、25歳で起業ってすごい。

私の25歳なんて、職場の先輩に目がハートマーク😍でぼんやりしてましたよ笑 本当に何やってたんだか。

キャリアの選択肢は広げられる。その可能性広げるためにも伴走して、
誰かが作った枠にとらわれない」「自分だけの働き方をつくっていく」お手伝いをすること。

事業のスタンス、思いにすごく共感しました。そして、応援したい。いや、応援だけではなく自ら関わりたい、と思いました。
年内には副業許可もおり、meercareerに参画することになりました。

なぜ始めようと思ったか

私は本業では派遣会社のデジタルマーケティング部門で働いています。
もともと入社時(19年前・・・遠い目)は求職者に仕事を紹介するコーディネーターを6年ほどした後、統括部門、カスタマーサービス設計部門と異動し、現在は求職者向けデジタル接点の世界に流れ着いています。

もともとコーディネーターは天職だと思っていたし、何より「過去にマッチングした人に数年後に再会して次の仕事を紹介する」ことが好きでした。特に女性はライフイベントがあり、そのときどきで希望する仕事の条件や優先順位が変わってきます。
だからこそ、転職のその瞬間だけではなく、人生という線で寄り添える「派遣」という事業が好きだったのです。

しかし、一人の人間が対応できる人の数はどうしても限られてしまいます。
企画統括部門に入ってからは「いかに多くの人に迅速で適切なサービスを提供するか」を仕組みの面から目指すようになりました。その最前線にデジタル接点があります。
サイトやメールでいかに「あなたに合う」適切な仕事に出会ってもらうか。
タイミングや内容や見せ方を細かく調整し、反響を見ながら仮説検証してきました。

画面でグラフや数値に目をこらす日々。1%の変化が、100人の行動変化だったりします。例えば求人への応募が100件増えた。それは大きい数字の変化で嬉しい結果です。

けれど、違和感がありました。

一人ひとりを見たときに、「応募」に至るまでの期待や重さはそれぞれ違うのではないか。
何気なしに応募した人もいれば、悩みに悩んで応募した人もいる。
絶好の機会と思って応募した人もいれば、不安だけど勇気を出して応募した人もいる。

仕事を決めることは自分の価値観に照らし合わせることだから、揺らぐ瞬間があると思います。
その、一人ひとりの思いが画面から見えないことに焦燥感がありました。

もっと個人に寄り添って支援できる場がないか。
そう思っていた時に出会ったのがmeetcareerでした。

この先の話は後編で。
後編では、私自身のキャリアカウンセリングにかける思いや、副業としてキャリアサポータをする実際の姿などをお伝えできればと思います。

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