第105回全国高等学校野球選手権記念大会 7日目振り返り 8日目展望

こんばんは!
今日で、49代表校がすべて甲子園の土を踏みました!
東北勢同士の対決も見ごたえたっぷりでしたね!
では7日目の振り返りから!

6日目 振り返り

第1試合 八戸学院光星(青森) 7-0 明桜(秋田)

 八戸学院光星が、投打に力の差を見せつけ、中盤以降に突き放し、同じ東北勢の明桜を圧倒した。
 八戸学院光星は、なかなか序盤に先制点が奪えない展開の中でも、先発の洗平が要所を締めながら好投。すると5回、中沢のタイムリーなどで先制。7回には藤原の3点本塁打で、試合を決定づけた。投げては、洗平が4安打に抑えて完封。次戦に向けて岡本を温存できたことも好材料だろう。
 明桜は、4回まで2年生の松橋が試合を作り互角の戦いを見せたものの、中盤以降に打ち込まれ、エースの難波も流れを食い止めることができなかった。打線も、相手投手の伸びのある直球を最後までとらえきることができなかった。

第2試合 専大松戸(千葉) 7-5 東海大甲府(山梨)

 最後まで、流れが行ったり来たりするシーソーゲームとなった試合。専大松戸が、7回に奪ったリードを最後まで守り切った。
 プロ注目右腕・平野ではなく、左腕の渡邉翼を先発に据えた専大松戸は、その渡邉翼が6回途中まで1失点と粘りの投球。あとを投げた青野も、威力のある直球で抑え込んだ。リードを許した7回には、上迫田、宮尾のスクイズ2つでリードを奪うしたたかな攻撃が目立った。
 東海大甲府は、中盤、下位打線の連打などで一時逆転するなど、山梨大会から見せてきた強打も垣間見ることができた。一方で、エースの長崎は、粘り強い投球も、終始ストレートのコントロールに苦しみ、本来の投球とは程遠かった。

第3試合 土浦日大(茨城) 3-0 九州国際大付(福岡)

 土浦日大が3投手の無失点リレーで、九州国際大付の打線を抑え込み、甲子園で初めて1大会2勝を記録した。
 土浦日大の先発は、甲子園初登板となる小森、140キロを超えるストレートで、相手打線の空振りを誘った。打線は相手エースを打ちあぐねていた中でも、8番大井の本塁打で先手を奪い、7回には、集中打を浴びせて試合の主導権を握った。
 九州国際大付は、エース田端が持ち味の打たせて取る投球で、リズムよく投げ込んでいたが、7回に連打で捕まった。攻撃陣も、相手投手の芯を外される場面が多く、9回も4番佐倉のヒットを口火にチャンスを作ったが、反撃も及ばなかった。

第4試合 仙台育英(宮城) 8-2 聖光学院(福島)

 昨年の夏の甲子園準決勝と同じカードとなった試合は、仙台育英が終盤に、突き放し、2連覇に向けて、また強豪を撃破した。
 仙台育英は、先制点を奪う中でも、相手に追いすがれる展開。しかし、1点リードの7回、相手投手のボールが浮いてきたところを捉え、3点を奪うと、8回にも加点。投げては、2番手の湯田が1回戦から修正。最速150キロのストレートで抑え込んだ。
 聖光学院は、先発した小室が6回まで、粘りの投球を見せ、打線も杉山の本塁打などで昨年の対戦からの成長を見せたものの、所々で守備のミスも絡んだところが痛かった。

 8日目の試合です(都合で展望はなしでお願いします!)

8日目 

第1試合 高知中央(高知) - 履正社(大阪)

第2試合 智弁学園(奈良) - 徳島商(徳島)

第3試合 花巻東(岩手) - クラーク国際(北北海道)

第4試合 おかやま山陽(岡山) - 大垣日大(岐阜)


佐々木麟太郎にホームランは出るのか!?
徳島商・森君の投球にも注目です!

 

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