第75回秋季北海道高等学校野球大会 ベスト4戦力分析

みなさん、こんにちは!
秋季大会も各地で進んでいますね~!
そんな中、毎年最初に選抜出場校が確定する
北海道大会がいよいよ大詰め!
ということで、準決勝に進んだ4校の戦力を
分析していきたいと思います!

2年前の先輩の背中を見てきたエース 北海

本格派左腕・木村大成(現ソフトバンク)を擁して優勝した時以来、2年ぶりの頂点を狙う北海。そのときの夏の甲子園で1年生からベンチ入りしていたのが、現エースの熊谷である。今年のチームは彼を中心とした守備力が持ち味。札幌支部大会からすべての試合で、相手を2点差以内に抑えてきている。熊谷の持ち味は183センチ、97キロの恵まれた体格から放たれる最速146キロの重いストレートが持ち味。北海道大会に入ってからは14イニングで失点0と抜群の安定感を誇る。打っては打率6割越えと、バッティングでもチームを引っ張る。1年生宮下の調子が戻れば、打線にもさらに厚みが増すだろう。2年前の選抜甲子園、延長12回サヨナラで敗れた雪辱を晴らすために、北海道の頂に立ちたいところだ。

兄弟校の思いも胸にいざ、初の大舞台へ 函館大柏稜(はくりょう)

準々決勝で、函館大有斗との兄弟校対決を制し、秋季大会では初めての4強入りを果たした函館大柏稜。北海道大会では2点差以内の接戦を制してきた。チームの中心はエース右腕の熊倉。最速は120キロに満たないものの、カーブを交えた緩急で打たせて取るピッチングが持ち味。2試合を完投したタフネスさも兼ね備えている。打線は本塁打が0本と長打力にはやや欠けるものの、4番平田、6番大森ら1年生を中心に単打で粘り強く繋ぐ打線でここまで勝ち上がってきた。学校として初めての甲子園へ、まずは今年の夏に敗れた北海との準決勝に挑む。

この2校の対戦は実は今年の夏のみなみ北海道大会以来。
そのときは、北海が6-0で函館大柏稜を下しています。
北海が貫録を見せつけるか、函館大柏稜のリベンジか、
要注目です!

2連覇へ二刀流の大黒柱が導く クラーク国際

昨年、秋の北海道大会を制し、選抜甲子園に初めての出場を決めたクラーク国際。空知地区予選での圧倒ぶりからは一転、北海道大会では今のところ、ロースコアの接戦を制してきた。そんなチームの大黒柱は、昨年の選抜の舞台も知るエースで二刀流の新岡(にいおか)。特に北海道大会からはピッチングが安定し、2試合18イニングを完投して自責点はなんと0。準々決勝では決勝の犠牲フライを放つなど、大黒柱を中心に波に乗っている。打線が地区予選のような爆発力を見せれば、秋の北海道大会2連覇が近づく。

札幌の中堅校、ついに花開くときか 立命館慶祥

毎年上位に行きながら、なかなか甲子園に手が届くことが無かった立命館慶祥。今年、手が届く絶好のチャンスがやって来た。北海道大会2回戦では、2点差を9回に追いつく粘りを見せ、逆転勝ち。準々決勝では、甲子園経験豊富な白樺学園に控えの背番号11渡邊が完投。ここにきてエース岩渕、青山を含めた投手陣に厚みが出ているのは大きい。白樺学園戦では、1番佐藤が4出塁するなど、リードオフマンとしての力を発揮。準決勝、決勝でも先頭打者としての出塁が鍵を握りそうだ。

この試合は、クラーク国際のエース新岡の回復具合によるのではないかと。ここ最近北海道に新陳代謝を与えている高校同士の対戦は、お互いの投手力のぶつかり合いになるのではないかと見ます!

まとめ

強豪、古豪、初出場を狙う高校…
バラエティに富んだ今年の北海道大会のベスト4。
どこが、選抜甲子園を確実にするのか!?
目が離せません!!

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