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第105回全国高等学校野球選手権記念大会 4日目振り返り 5日目展望

 こんばんは!今日は4日目の振り返りから、試合ほとんど見られなかったので、結果のみの紹介ですが、1試合目をはじめ、締まったゲームが続きました!特に1試合目はしっかり見たかったな~(笑)

 では、4日目の結果です。

第1試合 鳥栖工(佐賀) 3×-2 富山商(富山)

(延長12回タイブレーク)

第2試合 日大三(西東京) 3-0 社(兵庫)

第3試合 市和歌山(和歌山) 5-4 東京学館新潟(新潟)

第4試合 神村学園(鹿児島) 10-2 立命館宇治(京都)


 それでは、5日目の展望へと参りましょう。明日の第3試合から2回戦に入ります。

第1試合 東海大熊本星翔(熊本) - 浜松開誠館(静岡)

 どちらも、甲子園初勝利を目指した戦うこととなる試合。両校とも投打ともに充実しており、投手陣の踏ん張りが最終的には試合展開を左右することになりそうだ。
 5年ぶりの出場となる東海大熊本星翔は、悲願の甲子園初勝利を目指す。強みはチャンスに力を発揮する打線。決勝では、昨夏甲子園ベスト8・九州学院のエース直江から11安打を放つなど打ち出すと止まらない。注目は1番を打つ百崎。東海大相模から転入してきたこどで話題を集めているが、準決勝では逆転3点本塁打を放つなど、パンチ力のあるリードオフマンとしてこれ以上ない働きを見せる。エースのサイドスロー右腕玉木は、球威で押しきる投球が持ち味で、熊本大会決勝では完封。玉木が踏ん張ることができれば、打線にも勢いが付く。
 春夏通じて初の甲子園出場を果たした浜松開誠館。昨年は春季東海大会で優勝するなど、静岡の高校の中でも着実に力をつけてきた。今年のチームは、投手陣が売り。中でもエース近藤は最速150キロ近い速球を投げ込む。静岡大会では加えて、松井、広崎も成長を見せ、強力な投手陣を形成する。打線も、静岡大会序盤は低調だったが、勝ち上がるごとに実力を発揮。特に1番を打つ深谷は打率5割に二塁打6本と、長打を放つことのできるリードオフマンとして塁をかき回す。静岡大会決勝で見せたような強打を、甲子園の舞台でも発揮したい。

第2試合 明豊(大分) - 北海(南北海道)

 ここ近年の高校野球界を引っ張っている両校同士の対決となった。お互いに投打が充実しており、ハイレベルな戦いが期待できる。
 大分大会史上初の3連覇を果たした明豊。例年通り、投打にバランスの取れたチームを作り上げてきた。昨年主戦だった森山との争いから、背番号1の座を取った中山。大分大会決勝では、キレのある変化球を交えて3安打完封。抜群の安定感を誇る。打線は、昨年より長打力は劣るものの、準決勝で見せた勝負強さに代表されるように、しぶとさが光る。4盗塁の高木ら、昨年の甲子園を経験しているメンバーがいることが大きな強みになるだろう。
 2年ぶり出場となった北海は、強力打線を引っ提げて甲子園の舞台に乗り込む。大黒柱は、エースで4番の熊谷。打っては南北海道大会で5本の本塁打、投げては最速147キロのスピードボールを誇る。1番片岡が出塁するスタイルを確立していけば、大量得点も十分に狙える。熊谷以外にも、岡田、長内といった控え投手陣も充実しており、投打で高いレベルの戦いぶりが期待できる。

第3試合 創成館(長崎) - 星稜(石川)

 この試合も有力校同士の対決。お互いに守備からリズムを作るスタイルであることから、投手陣の出来がカギを握る戦いになりそうだ。
 5年ぶりの出場となる創成館。昨秋は県大会で準々決勝敗退。ライバル2校が選抜出場を果たし、苦渋を飲む形となった。悔しさから這い上がった投手陣は強力。長本は背番号3ながら5試合でわずか失点3と安定感抜群。背番号1を背負う福森と共に、2枚看板で甲子園に臨む。攻撃は単打で繋いでいくスタイル。上位から下位まで切れ目がなく、川崎や藤島といった、巧打者が揃う。5年前は果たせなかった初戦突破を狙う。
 昨年の悔しさを知るメンバーが奮起し、再び甲子園に戻ってきた星稜。3年生は奥川恭伸(現ヤクルト)の姿にあこがれて入部してきたポテンシャルの高いメンバーが揃う。その一人がエースの武内。奥川そっくりの投球フォームから、角度のある直球を投げ込む。四球癖が治っているかが鍵だ。また、左腕の中山、佐宗(さそう)も台頭してきており、投手陣は充実している。打線の軸は打率5割3分の近藤。彼の前に勝者を溜めていきたいところだ。

 いよいよ、多くの高校が甲子園の土を踏む中で、様々なドラマも…
5日目も期待です!

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