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本を書いてよかったなと思ったこと

「本を書いてよかったな」とたまに思うことがある。実際に執筆にはとても時間がかかるし、どうだろう、たぶんまるまる1年くらいはかかったのではないだろうか。仕事をしながら書くと、執筆時間は平日の夜だったり土日だったりとなる。その分、自由時間が減る。ただその時間をとってさえあまりある効果があった。頭の中に無数にあった自分の考えが、それまで点在していたのに一定の塊でまとまったり、自分の仕事の軌跡が形として残るということはやはりありがたい。ある意味、世に認められた成果として名刺代わりになるという側面もあるだろう。

しかし、発刊された2019年当時小学生だった娘が、お父さんの書いた本が書店の本棚に並んでいるのをみて目を輝かせ、「小説家になりたい」と言い出しのはまったくの想定外だった...(喜んでくれたのは嬉しい反面、少しはスポーツもやってほしいなと思っていたのですけどね。野山を駆け回っていたので体は丈夫ですが、すっかりインドア派です)

それ以外にも、思いがけない効果という面で、いろんな人から「読みました!」というお知らせをもらうことがある。2年前の本なのに。そういうときはいきなり突然となるので驚くが、気持ちとしてはやはり嬉しい。(全く知らない人からメッセンジャーが来るのはどうかと思うが...ありがたいからまあいいか)

昨日、T.T彩たまの神(じん)巧也選手が「本を読みました!」ということでいくつか感想を教えてくれ、いくつか質問を受けた。神選手が読んでいたことは知っていたので、驚きはしなかったが、それでもやはり面と向かって感想を伝えてくれたり、そこで出た疑問を直接聞いてくれるというのは嬉しいものだ。本人にスポーツビジネスの知識を得たいとか、選手として成長したいとかいう気持ちがある証拠だと思う。

ご覧のように本には細かい付箋がたくさん貼ってあった。よく見ると本の下側はよれよれになりかけている。読ん込んでくれた証拠だと思うのでそれもまた嬉しかった。

 あたなの息子が地元にあるJリーグクラブのユースチームにスカウトされたとしよう。そう、U-18というやつだ。聞くと、県大会での活躍の様子を地元のJクラブのスカウトが見に来ていたらしい。息子はもちろん行きたいと大喜びである。

 中学3年生にして人生最初の選択をする時がやってきた。

(「はじめに」より)

青森県出身の神選手、私が本の最初に例示したこの状況に似た場面を実際に経験したという。「へぇ、そうなんだー」と、昨日はそんな話も面白かった。(ちなみに、この状況は自分のことだと思った、と伝えてくる人がこれまで何人もいました。そんなことってあるんですね)

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私の本には一体何が書いてあるのか?(少しでも多くの人に読んでもらいたいなと思います)

私の会社のHPで本の第1章を無料公開していますので、ご興味ある方はどうぞ。(出版社にも許可をいただいています)

許可のお礼に出版社のページも貼っておきます。こちら↓です。こちらには概要と目次があって(小見出しも載っているので目次といえど膨大です。これをみれば何が書いてあるか大体わかります)、その後購入もできます。

コロナの影響で、盛況に終わったラグビーワールドカップ2019が遠い遠い過去のように思われる今日この頃です。

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