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あまりに打てないから、可哀そうな先発投手のいるチーム


 タイトル通り、ホントに打てなくていつでも
先発投手は負け投手で可哀そうです。

 ドラゴンズは2年連続最下位ということで、
立浪監督が来季は正念場です。

 このチームは、元々バンテリンドームという
大変広い本拠地ですので投手力・守備力で
勝っていこうとするチームですね。

では、今年の戦力を見ていきましょう。


2桁敗戦カルテット

 小笠原投手、高橋宏投手、涌井投手、柳投手と
2桁負けた投手が4人も出てしまいました。


黄色マーカーなかなかの成績

 柳投手にいたっては、防御率・被打率・WHIPすべて、
一流の成績を残しているのに借金7。
ホントに貧打に泣いた1年ということが言えます。

 もし、貧打を解消できたらこの先発陣は今年の逆で
2桁勝利カルテットになるかもです。(笑)

層の厚いリリーフ陣

 リリーフ陣は、すごい充実しています。
これだけ見るとホントに最下位チームの成績じゃない

抑えのマルティネス投手は絶対的守護神、
勝野投手、藤野投手、清水投手、松山投手、齊藤投手と
素晴らしい投手がたくさんいます。

 来季以降、投手王国にふさわしい陣容といえます。
ここで、投手に転向しつつある根尾選手ですが、
とてもこの投手大国に入り込む余地がないように
感じます。
 敢えていうなら先発枠かな?という気がします。

貧打打線

 これはデータに表れていて、OPSが7割を
超えているのは細川選手だけという惨状です。


なかなか厳しい打線です。

ただ、細川選手がすごいのはあの広いバンテリンを
ホームにして24本塁打をマークしているところです。
立浪監督の方針かもしれませんが、出塁率が低い
選手が多いです。

 これは、日本一チームのタイガースと対照的です。
「見逃し三振」を悪とするから追い込まれたときに
無理に振ってしまうのでしょう。

 昨今の投稿打低の時代には、出塁率をいかに
高めるかが重要なはずで、
選球眼のいい打者が重宝されるのは明白です。
ぜひともタイガースを見習って四球を選べる
打者を育ててほしいものです。

 象徴的なのは、打率がチームでトップの
大島選手で打率2割9分程ですが、
出塁率は3割1分台と意外と振るいません。

 逆に木下選手は2割4分程度ですが出塁率は
大島選手とあまり変わらない
です。

 新戦力はどこまで入り込めるか
来季以降楽しみです。
上林選手、山本選手、板山選手、中島選手
ととりましたね。


まとめ

・投手陣は、やや先発投手にベテランが多い

・援護なく、2桁敗戦投手が4人も

リリーフ陣はかなり豪華。盤石

・貧打打線、1人気を吐く細川選手

打線の復活のカギは出塁率向上

 




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